アウトサイダー 組織犯罪対策課 八神瑛子III (幻冬舎文庫)

著者 :
  • 幻冬舎
3.61
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本棚登録 : 478
レビュー : 61
  • Amazon.co.jp ・本 (266ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344420441

作品紹介・あらすじ

自殺とされた夫の死の真相に迫る警視庁上野署の八神。警察による証拠改ざんの疑いが増す中、執念で掴んだ手がかりは、新宿署の五條の存在だった。権威と暴力で闇社会を支配する五條に、八神は命を賭した闘いを仕掛ける。硝煙の彼方に追い求めた真実は見えるのか?美しくも危険すぎる女刑事が疾走する警察小説シリーズ、壮絶なクライマックスへ。

感想・レビュー・書評

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  • 読み終わった直後は全身鳥肌が立ってしまった。これだけの警察の汚らしい部分を見せつけられながらも、このスッキリとした読後感はなんだ。

    この章を持って、八神の夫が亡くなった真相がわかります。やはりと言うか、なんとなくそうくるだろうなと思っていた通りの展開。
    前作で戦った圧倒的な破壊力を持った敵ではないが、今回はゾクゾクとさせるような敵が相手となる。これはこれで怖かった。

    それにしても最後は爽快。あれだけいがみ合っていた富永との関係も微笑ましい。
    続編を期待したい。

  • おもしろかったでーす!!

    大好き このシリーズ!!

    クライマックスです!!
    シリーズのキーワードとなってきた夫の死の真相に決着!!
    破天荒な女性刑事で思い浮かぶのは『ストロベリーナイト』の姫川玲子ですが、ストイックさで言うならばその上をいく八神瑛子
    守るべきものを無くした悲劇・・・・・
    夫の死の真相を知ったか彼女はどうするのでしょう

    グロさが影を潜めた替わりに、バトルは、興奮物です
    (シリーズの中では、一番あっさり目かもしれないけど)

    敵なのか、味方なのか、微妙な関係であった上司との関係も、今回は、頼りになったかな?ならなかったのかな?
    まー この関係は永遠でしょうね

    物語の最後に訪れるのは・・・・・・

    第三話 了・・・・・完結だよね? 

    絶えがたい苦痛も、頭が割れそうな憤怒も、張り裂けそうな不安も、すべて心の奥底に封じこめて生きてきた。すべては目的のために・・・・・・

  • 八神瑛子の旦那が追っていた事件の真相が明らかとなるシリーズ完結編。
    最終巻にしてはちょっと盛り上がりに欠ける展開でしたが、本当に怖いのは、躊躇なく人を壊せる人というのを地で行く五條が敵役として魅力的だった。
    もうひとつ別の事件を絡ませて、もっと瑛子と五條がバチバチにやりあうところを見たかった。

  • 八神瑛子シリーズ三作目にして最終巻。
    不審な死をとげた夫の無念を晴らすため、走り続けた彼女が見つけた真実とは…。
    ようやく彼女の姿を見ることができたように思う。クールと言えば聞こえはいいが
    あまりに冷静過ぎて、同じ女性として胸に訴えかけてくるものがない。
    それは彼女自身が甘ったるい感傷も、女の武器も、美しい見た目も、何一つ利用しない潔さの持ち主だから。
    おだてたり甘えたり、そんなの八神瑛子じゃない。惚れたはれたも必要ない。最後まで男前。

  • シリーズ完結編。
    前作で夫の自殺が他殺だと確信した瑛子がさらに事件の核心に迫っていく。
    完結編だけに初回からガンガン飛ばしているイメージ。暴力シーンもさらにパワーアップ。
    黒幕が今作で明らかになるが、そんなにびっくりするような人物でもなく、ちょっと残念。
    またいつか戻って来て欲しい主人公だった。

  • 評価は4.

    内容(BOOKデーターベース)
    自殺とされた夫の死の真相に迫る警視庁上野署の八神。警察による証拠改ざんの疑いが増す中、執念で掴んだ手がかりは、新宿署の五條の存在だった。権威と暴力で闇社会を支配する五條に、八神は命を賭した闘いを仕掛ける。硝煙の彼方に追い求めた真実は見えるのか?美しくも危険すぎる女刑事が疾走する警察小説シリーズ、壮絶なクライマックスへ。

  • 「八神瑛子」シリーズがついに完結した。
    ジャーナリストである夫が追っていたネタとは何か?
    何故夫は殺されなければならなかったのか?
    瑛子は自身が持つ人脈と情報網を駆使し、事件の真相に迫っていく。
    主人公である瑛子が真実を追い求めるクールなキャラクターであるのに対し、瑛子の言動を警察官として危惧する富永はやけに人間臭く描かれている。
    瑛子の大切なボディガードである里美もまた魅力的だ。
    何も考えていないように感じられる里美は、瑛子に対して絶大な信頼を寄せている。
    思えば瑛子の周囲に人が仲間とも協力者とも呼べる人たちが集まるのは、やはり瑛子自身に他人を惹き付ける何かがあるからなのだろう。
    満身創痍でも、真相を明らかにするまでは瑛子はけっして止まらない。
    その熱さが、強さが、八神瑛子シリーズの最大の魅力だったように思う。

  • 深町さんの「八神瑛子シリーズ」読了。なのか??

    終わってしまった・・・。と言うのが正直な感想。もっと読みたかったですね。

    最近の女性刑事ものでは、誉田さんの「姫川玲子シリーズ」がありますね。(ストロベリーナイト)
    私的には、この八神瑛子も負けてないと思います。
    姫川シリーズより、警察側の描写がリアル。と言うか悪い警察多い!

    最終的な黒幕が、想像出来ているにも関わらず、グイグイ読ませてくれます。
    読んだら終わるので、読みたくないケド読みたい。
    終始そんな感じの「アウトサイダー」でした。

    これは、ハッピーエンドのようでもありますが、始まりですね。
    もっと続いて欲しいです。

    1冊目「アウトバーン」のレビューはここ
    http://booklog.jp/users/kickarm/archives/1/4344417062

    2冊目「アウトクラッシュ」のレビューはこちら
    http://booklog.jp/users/kickarm/archives/1/4344418344

  • 瑛子の夫の死の真相がやっと明らかになりスッキリしたけれど、結局ラスボスは警察関係者という展開で、最近他の警察小説でもかなり多いので少しうんざりしました。しかし、相変わらずスピード感ある展開と激しいアクションシーンが満載だったので、一気に一日で読めました。瑛子は目的を果たしたので、このシリーズは終了かと思いましたが・・・・終わり方からして、また続編がありそうな予感。まだまだ彼女が活躍する話を読みたいので、是非続編を期待しています。

  • やっと報われましたね。少し呆気なさもありますが、瑛子のまっすぐな気持ちは充分伝わりました。エピソード1が終了ということで、ぜひとも新たなエピソード2の瑛子の姿を見たいです。

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プロフィール

1975年山形県生まれ。2004年、『果てしなき渇き』で第3回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞してデビュー。2011年『アウトバーン 組織犯罪対策課 八神瑛子』が累計40万部を超え大ブレイク。2014年には『果てしなき渇き』が映画化され話題を呼ぶ。他の著書に『猫に知られるなかれ』『ショットガン・ロード』『PO警視庁組対三課・片桐美波』『ドッグ・メーカー』『地獄の犬たち』『死は望むところ』など。

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