アウトサイダー 組織犯罪対策課 八神瑛子III (幻冬舎文庫)

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 549
レビュー : 75
  • Amazon.co.jp ・本 (266ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344420441

作品紹介・あらすじ

自殺とされた夫の死の真相に迫る警視庁上野署の八神。警察による証拠改ざんの疑いが増す中、執念で掴んだ手がかりは、新宿署の五條の存在だった。権威と暴力で闇社会を支配する五條に、八神は命を賭した闘いを仕掛ける。硝煙の彼方に追い求めた真実は見えるのか?美しくも危険すぎる女刑事が疾走する警察小説シリーズ、壮絶なクライマックスへ。

感想・レビュー・書評

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  • うっうっうー。なんと壮絶なクライマックス。富永署長^_^最後に男気見せましたねぇ。次も楽しみですが、八神さんここまで行き着いてこの先どうなるのかなぁ。

  • 富永と八神の関係が面白い。

    現実の警察がこんなハチャメチャだったらどうしよう!
    お話の中だから流せるけど・・・
    現実の方がもっと凄い事抱えていたりして!
    怖いです。

    次の「インジョーカー」も早く読みたいです。

  • 八神瑛子シリーズ第三弾完結編。

    誰も自殺を疑わないたライター夫の死の真相を明かしていく最終回。
    1,2巻に伏線のようなものもなかったためか
    最終回なのにあっさりとしてそうくるだろうよと
    想像してた展開だったのは残念ではあったが、
    敵の五條はよかった。

    味方につけていた中国老板の劉、署長の富永、プロレスラーの里美、今回の五條、能代などまわりのサブキャラをとても魅力的描かれているのでもう少し展開があったら最高なのかも。

    • hs19501112さん
      続編出たみたいですよ。
      今年の刊行らしいので、文庫化はまだかもしれませんが。
      続編出たみたいですよ。
      今年の刊行らしいので、文庫化はまだかもしれませんが。
      2018/10/13
  • 読み終わった直後は全身鳥肌が立ってしまった。これだけの警察の汚らしい部分を見せつけられながらも、このスッキリとした読後感はなんだ。

    この章を持って、八神の夫が亡くなった真相がわかります。やはりと言うか、なんとなくそうくるだろうなと思っていた通りの展開。
    前作で戦った圧倒的な破壊力を持った敵ではないが、今回はゾクゾクとさせるような敵が相手となる。これはこれで怖かった。

    それにしても最後は爽快。あれだけいがみ合っていた富永との関係も微笑ましい。
    続編を期待したい。

  • 「八神瑛子」シリーズがついに完結した。
    ジャーナリストである夫が追っていたネタとは何か?
    何故夫は殺されなければならなかったのか?
    瑛子は自身が持つ人脈と情報網を駆使し、事件の真相に迫っていく。
    主人公である瑛子が真実を追い求めるクールなキャラクターであるのに対し、瑛子の言動を警察官として危惧する富永はやけに人間臭く描かれている。
    瑛子の大切なボディガードである里美もまた魅力的だ。
    何も考えていないように感じられる里美は、瑛子に対して絶大な信頼を寄せている。
    思えば瑛子の周囲に人が仲間とも協力者とも呼べる人たちが集まるのは、やはり瑛子自身に他人を惹き付ける何かがあるからなのだろう。
    満身創痍でも、真相を明らかにするまでは瑛子はけっして止まらない。
    その熱さが、強さが、八神瑛子シリーズの最大の魅力だったように思う。

  • シリーズ完結?

    途中若干(ほんの若干)唐突な展開があったけれど、全体的には十二分に楽しんで読めたエンタテイメント作。

    まんまと逃げおおせた“真の巨悪”は・・・、との思いもあるが、ここで締めくくるのが「フィクションの中でのリアル」であろう。

    ★4つ、9ポイント。
    2014.03.03.了。

  • 自殺と見做された夫の死の真相を暴くべく決死の戦いを続ける刑事八神瑛子。
    女ダイ・ハードの異名もかくやの活躍で、いよいよクライマックス。
    6年前に読んだⅠの再読に続けて、今回はⅡ、Ⅲと通読することによって、その疾走感ぶりを味わった。
    このシリーズ、第4弾も出ている模様。夫の復習を果たし終えた彼女が、果たしてこれまでのモチベーションを維持し、同様な活躍ができるのだろうか。
    読んでみたいような、読んでみたくないような。

  •  「女性版『新宿鮫』」ともいうべき、型破りな女刑事をヒロインとした警察小説シリーズの第3弾。

     カバーの紹介文に「壮絶なクライマックスへ」との一節があるので完結編かと思いきや、ラストには「第三話了」とある。夫の死の真相が明らかになり、瑛子が復讐を果たす(おっとネタバレ)ので、一つの終幕ではあるのだが、シリーズはまだつづくらしい。

     相変わらずバツグンのリーダビリティで、値段分はきっちり楽しませるノンストップ・エンタテインメント。
     重厚感や緻密さはないものの、主要登場人物のキャラの立て方といい、スピード感あふれる文体や展開といい、手慣れたうまさ。ホメ言葉として「読むジャンクフード」と呼びたい。

     今回は前2作以上にアクション小説としての色合いが濃く、格闘シーンにかなり紙数が割かれている。それを「安っぽくなった」と感じる向きもあろうが、読者に「痛み」を感じさせるリアルなアクション描写はなかなかのものだ。

     亡き夫と瑛子が言葉をかわしたりする湿っぽい回想シーンはあえて入れず、乾いたタッチで押し切ったところも好ましい。だからこそ、夫と瑛子が撮った写真が用いられるラストシーンが深い余韻を残すのだ。


  • アウトシリーズ三作目、完結。
    自殺されたとされる夫の真相に迫る。警察庁の殿上人の証拠改竄の嫌疑濃厚。一課、二課、三課、全てを巻込み、権威と暴力の渦巻く闇。
    正義。あまりにも空虚なその言葉が胸を突く。
    終わってしまうにはもったいない。
    最後の最後まで、失速することなく駆け抜ける警察小説。久しぶりにシリーズもので、だれない作品でした。

  • 八神瑛子の旦那が追っていた事件の真相が明らかとなるシリーズ完結編。
    最終巻にしてはちょっと盛り上がりに欠ける展開でしたが、本当に怖いのは、躊躇なく人を壊せる人というのを地で行く五條が敵役として魅力的だった。
    叶うなら、もうひとつ別の事件を絡ませて、もっと瑛子と五條がバチバチにやりあうところを見たかったです。

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著者プロフィール

1975年山形県生まれ。2004年、『果てしなき渇き』で第3回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞してデビュー。2011年『アウトバーン 組織犯罪対策課 八神瑛子』が累計40万部を超え大ブレイク。2014年には『果てしなき渇き』が映画化され話題を呼ぶ。他の著書に『猫に知られるなかれ』『ショットガン・ロード』『PO警視庁組対三課・片桐美波』『ドッグ・メーカー』『地獄の犬たち』『死は望むところ』など。

「2018年 『卑怯者の流儀』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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