- 幻冬舎 (2013年7月24日発売)
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感想 : 422件
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Amazon.co.jp ・本 (300ページ) / ISBN・EAN: 9784344420557
みんなの感想まとめ
保身をテーマにした物語は、切なさとコミカルさが絶妙に交錯し、読者を引き込む魅力を持っています。歴史を背景にしながらも、現代語で描かれるため、歴史小説が苦手な方でも楽しむことができるのが特徴です。特に、...
感想・レビュー・書評
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めちゃくちゃ面白かった!
ずっと前から読みたかった本書。
それは「清須会議」の詳細がわからず、学びたかったから。
しかしまさかの超絶現代語だとは、読み始めるまで知らなかった。
私は本来は現代語が出てくる歴史小説は嫌いだった。
40年程前に、誰の何という小説だったかは忘れたが、購入した歴史小説にカタカナ現代語がバンバン出てきて興醒めし、冒頭くらいでギブアップした経験があるからだ。
以後は極度の現代語が出てくる歴史小説は読んでいないはず。
しかし、何かをちょっと詳しく学びたい時には歴史漫画や、歴史に限らずどんな分野でも児童書などのお世話になると、とても理解しやすく、助けられてきた。
本書は「イニシアチブ」「チャンス」「バイタリティ」などのカタカナや現代語で語られているのだが、40年前の誰かの作品とは大違いで、とても読みやすかった。
登場人物一覧があるし、慣れるまでは途中で人物名の下に注釈を入れてくれているし、時系列通りだし、行動や胸の内を一人一人確立した章立てにしてくれているので、非常にわかりやすい。
そしてとにかく面白い。
秀吉が幼い三法師様を抱き上げ、文字通り三法師様を擁立することに成功した場面は、今までの大河ドラマで何度も目にしていたので知っているが、「清須会議」ってどんなだったの?ということはわかっていなくて、だからずっと知りたかったのだ。
昨日が、今年の大河ドラマ『豊臣兄弟』の「清須会議」の回だったので、それまでには本書を読了すべく読んでいたのだが、なにしろ何冊も並行して本を読んでいるので若干間に合わず、昨日ドラマを観て、今やっと読了した。
柴田勝家と丹羽長秀は特に、現在の『豊臣兄弟』の俳優さんが脳裏に浮かび、ピッタリだわぁと思いながら読んだ。
本書が原作なわけではないのに。
(本書原作の映画は観ていない。
アマプラとかで観たいけど、薬で逮捕された俳優さんが出てるから配信してないかもなぁ…)
本書において、地味に黒田官兵衛の暗躍ぶりも凄かった。
名前だけは知っているがあまり活躍している小説を読んだことが無かった前田玄以も、どういう立ち位置に居た人なのか、本書で理解できた。
他に堀秀政という人物は初めましてだが、戦国時代にあっても、やはり戦上手だけでなく、会議運営や宿舎や食事手配などの采配ができる優秀な人材は必要だし大事だっただろう。
本当に面白かったし、勉強になった。
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昔も今もお腹で考えてる事は、やっぱり保身?お家や命までかかった保身はなんだか切ない…けど必死なだけにコミカルになるのかなぁ?
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とても面白いのに歴史も知れる最後まで飽きない本です。
特に最後が鳥肌でした、映画とはまた違う場所もあるので別物としてたのしめました。 -
職場の人に薦められて、三谷さんの小説は初めて読んだ。現代語訳っていうのが歴史小説が苦手な私にはありがたい。
どの時代も表舞台は男性に光が当たりがちだけど、その後ろで女性は底知れない考えと欲に怖いくらい正直に動いてる。松の方の最後の回想を読んで思った。
でもやっぱり三谷さんの作品は文章ではなく、映像の方が豪華で面白いから私は好きだな。映画も観てみようと思う。 -
現代語で清洲会議を、多くの登場人物の独白で進める。おもしろい試みで、鎌倉殿の13人に通じるところがあった。
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脚本家が手掛ける小説はテンポが良くて飽きさせず、とても楽しくサクサクと読める。この作品も然り。
一人称が次々と変わっていくのだが、まるで映像を見ているかのようにそれぞれの情景が伝わってくる。
歴史ものは苦手だが、歴史初心者にはとても読み易い作品。ちょうど先日読んだ本と時代が重なっていて、より読み易く感じた(*^-^*)
一日で読み終わってしまった。 -
織田信長が本能寺の変で死んだのち、家臣団で会議をして織田家の跡継ぎを決めた清須会議を題材にした一冊。
「現代語訳」ですよ、と言い訳をして横文字連発のコメディータッチで描かれており、三谷節全開である。 -
久しぶりに秀吉の歴史小説を読みました。
と言っても映画公開の時に買って娘に預けたままになってた本ですがσ^_^;
やっぱり僕は秀吉が好きですね。
あの権謀術数の巧みなところは尊敬します。
本書でもあるように秀吉は元々暗い性格で無理に明るくコミュニケーションを取るというところは正に自分にも当てはまるところです。
本書を読むときはネットで配役を確認しながら読みました。
勝家と秀吉の長秀の配役は絶妙やったと思います。
またTVで放映されたとき見たいと思います。 -
読みやすくて面白かった!
鎌倉殿から歴史に興味持ち出して、どうする家康で戦国時代が面白く思えてきて、信長秀吉家康のこともっと知りたいから手に取った本。
映画では秀吉が大泉洋やけど、どうする家康での秀吉がムロツヨシやから、ずっとムロツヨシで想像しながら読んだ。お市の方も北川景子で想像した! -
すらすら読了。
信長の死ぬ直前のモノローグで吹き出したのと、イノシシはめちゃくちゃ笑ってしまった。
秀吉の底知れなさに恐怖を覚えたが、他の登場人物の人間らしさには共感できる部分もあり、笑えるところも多かった。
信雄、あいつはやばいね。 -
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少し前に映画も見た(GYAO! で)。
映画の脚本、監督も三谷さんだが、一部エピソードが変わっている。どちらも面白い。
戦国時代なのに一見地味な会議(評定)を題材にする三谷さんのセンスがすごい。
秀吉の凄さとともに信長の影響力の大きさがよく分かる。 -
三谷幸喜著書を読んだこともなければ、実は映画もきちんと観たことがありません。とてもフラットな状態で読んだのですが、面白かった。
まず、構成が面白かったです。「これは楽しい。」読み始めて率直にこう思いました。本当にこうだったかどうかなんてどうでもいいと思う程、人と人のやりとりが面白い。
新しい読み物を発見した気分でした。
映画も観ると面白いのかな?と、思わせられました。 -
(No.13-55) 本でなく映画のレビューです。 映画館で鑑賞。
信長が本能寺の変で倒れ、以後どうするのかを家臣たちが相談した清須会議。その5日間のドラマです。
私は三谷幸喜監督の映画をほとんど見てません。大評判になってても、あまりそそられなかったので。
これは観たいと思ったけど、コメディーが過ぎたら嫌だなとちょっと心配でした。
でも、すごくまともな時代劇でした。コメディーは過ぎてません。
戦国の誰でも知ってる有名人がたくさん出てくるのですが、キャラがしっかりしていて分かりやすかったです。
何より大泉洋の秀吉が素晴らしい!もう秀吉は彼以外考えられなくなりそうです。
プロローグとエピローグも上手い。
プロローグは絵地図が登場して、フォーカスしていくとそこが動き出し実写場面に移っていくという、ファンタジー映画でお馴染みの方法をとってました。このやり方のおかげで、本能寺の変とその後のことをあっという間に分かりやすく観客に説明。
武将は大勢出てきますが、主要な女性は3人。
お市様、寧(ねい、ねねのこと)、松姫(信長の長男の妻・三法師の母)。
お市様と松姫がバッチリお化粧して、描き眉してるのに対し、寧はすっぴんに見える程の簡単化粧、これはとても良かったです。
不満もいくつかありました。
最後のほうの忍びの刺客がものすごく中途半端。あのあたりはストーリーに無理やり感が漂っていた感じ。
いろいろなことをほとんど全部会話で説明。やたらに皆さんおしゃべりで・・・。
お市様が勝家と結婚する理由を秀吉に言う。それは秀吉に言うことに意味があるともいえるので、まあいいかなと思うけど。
松姫が河原にいた理由を寧に言う。それはないでしょう。観客が松姫の真意を知るのは、物語に深みがでると思う。でもそこは、侍女に言う、頑是無い三法師に語りかける、父にもらった形見の品(何でもいい)に語りかける、など寧や秀吉が知らないところで松姫の気持ちをあらわにして欲しかった。とても残念です。
エピローグを音だけで表現したのは素晴らしい。だって、この後どうなるのか観客は皆知っていて、歴史は変わらないのだから。
大変面白く観ました。 -
現代語訳に笑いました!!
一気に読めます。
映画のキャストを思い浮かべながら読み進め 想像したらおかしくて
秀吉やら勝家やら
歴史に疎い私でも楽しく読めました -
一つの会議の場に渦巻く人間模様、心理戦を巧みにえがいている。この先の小牧・長久手の戦いの理解にも役立つ。
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この小説は登場人物それぞれの回想シーンで物語が進みます。様々な登場人物の視点で物語を読み進めることができます。戦国時代といえば“戦”が注目されることが多いですが、この小説では一見、地味な″会議”というものに焦点を当てて戦国時代を描いていて、戦国時代の戦だけではない、別の一面を味わうことができます。ちなみに作者の三谷幸喜さんは普段は脚本家として活躍している方です。三谷さん自身が歴史好きで、『新撰組!』や『真田丸』、『鎌倉殿の13人』といった大河ドラマの脚本も手掛けています。『清須会議』も映画化されていて、興味があったら、ぜひ見てください。
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歴史小説というより最早エンターテイメント小説だった!
おかげで今まで歴史を避けて生きてきた私でも楽しんで読み終わることができた。
他の人が書いた清洲会議はどんなものか知りたいし、映画も是非観てみたい。
最後の松姫のところがゾクゾクときた。
女性も自分の強み(?)をいかして戦っているのだと思った。 -
清洲会議を三谷幸喜が書くとこうなるのか!映画の配役も絶妙なので、映画を観て、もう一度読むとさらに面白いです。
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三谷幸喜の作品
