青天の霹靂 (幻冬舎文庫)

著者 :
  • 幻冬舎
3.48
  • (48)
  • (186)
  • (182)
  • (28)
  • (17)
本棚登録 : 1510
感想 : 170
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (243ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344420625

作品紹介・あらすじ

学歴もなければ、金もなく、恋人もいない三十五歳の晴夫。一流マジシャンを目指したはずが、十七年間場末のマジックバーから抜け出すことができない。そんなある日、テレビ番組のオーディションではじめて将来への希望を抱く。だが、警察からの思いもかけない電話で、晴夫の運命が、突如、大きく舵を切る-。人生の奇跡を瑞々しく描く長編小説。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 読みやすくて数時間で読んでしまいました。


    224頁

    馬鹿だった。何が「どうして俺は生まれたんだ」だ。

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

    そのとき、・・・・・。

    234頁
    ・・・・・。

    劇団ひとりさん、反則です。
    判っていても涙腺崩壊しました。

    映画も観ようと思います。

  • 映画が面白そうだったので、購入。思っていたよりボリュームが少なくサクサクッと読み終えちゃいます。内容はいろんなお話の寄せ集めな感じもしなくはないですが…。最後はちょっとだけ泣きました。純粋にいいお話だと思います。

  • かなりホロリとさせられる話です。劇団さんだからちょっと舐めてました。結構良い話でした。

  • 言葉一つ一つが優しい
    芸人という立場であるから、所々に笑いがあった

    望まない子なんていないよな

  • 友人の本棚にあったので、何の気なしに読んでみた。
    すごく読みやすい!
    そしてさすが芸人さん、ちょくちょくクスッと笑える場面がある。
    ミステリー小説みたいに、少しずつ謎が解けていくというか、こことここが繋がるのか、というスッキリ感がある。
    ハッピーエンドで良かった。
    正太郎さんも悦子さんも素敵な人。
    終盤のペーパーフラワーのシーンは泣けてしまった。
    晴夫も、これからはお父さんのこと大切にできるかな。
    定期的に読み返したい作品。
    他の著書も読んでみたくなった。

  • 数年前に映画を観て本を買った。映画も良かったが本も良かった。爽やか。タイムトリップで見たことのない母親に会い、ラストは全く力まない感じの父親との再会。いい構成だなぁ。文庫本の帯が高く、(カバーより5ミリほど低いだけ)その段差がマジシャンのタキシードを連想させる。お洒落。

  • 読みやすくて一気読み。

    劇団ひとりらしさが、なんとなく出てる気がする。
    いいキャラしてるわ!

  • 人生にあきらめている三十五歳のマジシャン轟晴夫。
    ひょんなことからタイムスリップした過去には若かりし、自分の父親が。
    なんで生まれてきたのかと悩む晴夫が知る出生の秘密。
    予備知識もなく、読み始めて面白かった。家族の大切さを知った。親孝行をしようと思った。

  • 義母が貸してくれた一冊。
    劇団ひとりの小説はこれで二冊目。

    読んでいる途中、あぁあの劇団ひとりが書いているのか、と想像して何だか無性に可笑しくなり
    電車の中でニヤニヤしてしまった。

    物凄く読み易く、一時間ほどで読み終わりました。

    伏線の張り方や回収の仕方が、陰日向に咲くにどことなく似ているなぁと。

    私の個人的な感想ですが、多分この人あまり明るい人ではないのだろうなと言う印象を受けました。なんとなく。

    主人公の今後をフルで応援したくなりました。

  • 育児の合間に少しずつ…でもすぐに読めちゃいました。
    文体が凝ってない分アッサリしていて読みやすかった。
    内容はしっかりしていて、最後はホッとする感じ。素直に良かったなと思える。映画は観てないけど、大泉さんのイメージそのままで読めました。口下手な大泉洋(笑)

全170件中 1 - 10件を表示

劇団ひとりの作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
伊坂 幸太郎
三浦 しをん
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×