- Amazon.co.jp ・本 (243ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344420625
作品紹介・あらすじ
学歴もなければ、金もなく、恋人もいない三十五歳の晴夫。一流マジシャンを目指したはずが、十七年間場末のマジックバーから抜け出すことができない。そんなある日、テレビ番組のオーディションではじめて将来への希望を抱く。だが、警察からの思いもかけない電話で、晴夫の運命が、突如、大きく舵を切る-。人生の奇跡を瑞々しく描く長編小説。
感想・レビュー・書評
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映画が面白そうだったので、購入。思っていたよりボリュームが少なくサクサクッと読み終えちゃいます。内容はいろんなお話の寄せ集めな感じもしなくはないですが…。最後はちょっとだけ泣きました。純粋にいいお話だと思います。
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かなりホロリとさせられる話です。劇団さんだからちょっと舐めてました。結構良い話でした。
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言葉一つ一つが優しい
芸人という立場であるから、所々に笑いがあった
望まない子なんていないよな -
読みやすくて一気読み。
劇団ひとりらしさが、なんとなく出てる気がする。
いいキャラしてるわ! -
人生にあきらめている三十五歳のマジシャン轟晴夫。
ひょんなことからタイムスリップした過去には若かりし、自分の父親が。
なんで生まれてきたのかと悩む晴夫が知る出生の秘密。
予備知識もなく、読み始めて面白かった。家族の大切さを知った。親孝行をしようと思った。 -
義母が貸してくれた一冊。
劇団ひとりの小説はこれで二冊目。
読んでいる途中、あぁあの劇団ひとりが書いているのか、と想像して何だか無性に可笑しくなり
電車の中でニヤニヤしてしまった。
物凄く読み易く、一時間ほどで読み終わりました。
伏線の張り方や回収の仕方が、陰日向に咲くにどことなく似ているなぁと。
私の個人的な感想ですが、多分この人あまり明るい人ではないのだろうなと言う印象を受けました。なんとなく。
主人公の今後をフルで応援したくなりました。 -
育児の合間に少しずつ…でもすぐに読めちゃいました。
文体が凝ってない分アッサリしていて読みやすかった。
内容はしっかりしていて、最後はホッとする感じ。素直に良かったなと思える。映画は観てないけど、大泉さんのイメージそのままで読めました。口下手な大泉洋(笑)