魔女は甦る (幻冬舎文庫)

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 1665
感想 : 171
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  • Amazon.co.jp ・本 (397ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344420700

感想・レビュー・書評

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  • もう、すごい恐怖だった。
    怖かった。
    まさかのラスト。。。
    えっ、そうなの?!!って。
    大どんでん返しっていうより、えー???!!!って。
    そして、今はカラスが恐怖です。
    七里さんの小説は色々と読んでいるんだけど、後書きで知ったけどこれがスタートなの?
    デビュー作より前にこれが書かれていたんだ。
    もっと早くに読んでいれば良かった。

  • 著者の初期の作品。
    とても読み応えがありました。

  • 人間VS、、、、

    衝撃的な殺人現場から始まる物語

    後悔、憎悪、復讐、愛情、、、
    ミステリーに欲しい要素が全て詰まった作品だと思います。

  • これを読んだあとしばらくカラスに警戒してしまう自分がいる。前半の殺人事件のテンポと後半の事件解決に向けての疾走感ががらりと変わり、読んでいて楽しかった。これを映像化するのはすごく大変そうだけど、映像作品として観てみたい気もする。

  • 冒頭から意味不明の惨殺死体で、その謎がいろいろな努力と推理で解ってくるわけですが、謎に肉薄してからはもう怒濤の展開。どうなるの? どうなるの? とどんどんページをめくりたくなる本でした。

  • なかなかの恐怖でした

  • 日中からひと通りのない沼地近くで見つかった、人の遺体とも形容しがたい、ばらばらに散らばった肉片。陰鬱というか、どんより曇った負の雰囲気が貫く作品でした。まさに、現代に蘇った魔女の物語。
    魔女が生み出した薬品とその呪いは、埼玉県警の捜査官槇畑と被害者の元恋人毬村美里によって、究明に向かうが…。

    登場人物のそれぞれの生い立ち、背負う過去を巧みに描写しつつ、展開していく。

    閉鎖されたスタンバーグ研究所跡地。恐ろしすぎる。最後は目が離せない。暗澹たる気持ちもわくけど、最高評価!

  • こわいこわい。
    でも続きが気になりすぎて読んでしまう。

  • 最近、中山さんがお気に入りなので過去の著作ということで、内容を知らずに読み始める。先に「ヒートアップ」を読んでたので「おおっ!これはっっ!!」と、のめり込んで読むw
    まず、起こった事件が悲惨。そして、グロい~!怖い~!いやいや、日本国内でそんなこと無いから・・・無い?本当に?・・・うーん、やっぱり怖い。。。
    そして、エンタメな読み物として、もちろん面白い!
    中山作品、楽しみですっっ!

  • 刑事物のミステリと思って読み始めたら、
    何というホラー! サスペンス! パニック!
    いや怖いというかおぞましいと言うか(> <;

    「ドビュッシー」を期待して読んだら
    「カエル男」の系譜だったという...(^ ^;
    心の準備ができてなかった分、ショック大(^ ^;

    本作は、デビュー前の投稿作品をベースに
    書き直して出版したそうだが...

    ストーリーや「おぞまし描写」は素晴らしい。
    が、「思わせぶりな登場人物」が
    結局最後まで再登場しなかったりする辺り、
    やや整理が足りないか...とも思った。

    あと、作中に「カラスに襲われる」シーンがあるが、
    どうも「いきなり空中から突っついてくる」
    というように読める部分があるのが気になる。

    鳥類は、飛んでる状態から嘴での攻撃はあり得ません。
    必ず対象物を脚で掴んで「支点を確保して」から
    初めて嘴での攻撃が可能になります(- -

    ...てなことが、「とりぱん」に描いてあったような(^ ^;

著者プロフィール

1961年岐阜県生まれ。『さよならドビュッシー』で第8回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞し、2010年にデビュー。2011年刊行の『贖罪の奏鳴曲(ルビ:ソナタ)』が各誌紙で話題になる。本作は『贖罪の奏鳴曲(ソナタ)』『追憶の夜想曲(ノクターン)』『恩讐の鎮魂曲(レクイエム)』『悪徳の輪舞曲(ロンド)』から続く「御子柴弁護士」シリーズの第5作目。本シリーズは「悪魔の弁護人・御子柴礼司~贖罪の奏鳴曲~(ソナタ)」としてドラマ化。他著に『銀齢探偵社 静おばあちゃんと要介護探偵2』『能面検事の奮迅』『鑑定人 氏家京太郎』『人面島』『棘の家』『ヒポクラテスの悔恨』『嗤う淑女二人』『作家刑事毒島の嘲笑』『護られなかった者たちへ』など多数ある。


「2023年 『復讐の協奏曲』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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