彼女のため生まれた (幻冬舎文庫)

著者 :
  • 幻冬舎
3.30
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  • (16)
  • (4)
本棚登録 : 616
感想 : 58
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  • Amazon.co.jp ・本 (498ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344420885

作品紹介・あらすじ

母親を高校の同級生・渡部に殺されたライターの銀次郎。犯行後自殺した犯人の遺書には、高校の頃、銀次郎が原因で自殺した女生徒の恨みを晴らすためと書かれていた。なぜ母は殺されたのか。母の死の真相と身に覚えのない汚名を晴らすため、奔走する彼を次々と襲う衝撃の真実。どんでん返しの連続に、一時も目が離せない傑作ミステリ!

感想・レビュー・書評

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  • 途中までは読む手が止まらなくて評価5だったがら真相に納得できなかった。

  • 早々に解決の方向へ行くと思いきや、終盤にかけての二転三転。長編ながら、テンポが良く読みやすい。

  • 文庫の後ろのあらすじで面白そうだったから読んでみたら、あらまあまあ謎が解けたら新たな謎が解けたらさらに新たな謎が…みたいになって、ほぇーすごい話だなーって感心。
    しかしどうやら「彼女」とタイトルにつくシリーズもののようで途中の本から読んじゃったー!後ろに「シリーズ○作目」とか書いといておくれよ…。
    ラストまで読んだらズーン↓↓↓ってなって、イヤミスじゃなくヘコミス?って感じ。主人公のライター銀次郎さんはシリーズ続きで浮上↑できるのかしら。

  • 後半のサクサク加減は怖いほど面白い。
    本が初心者の方でも、楽しく読めるはずです。

  • シリーズ化されている作品の中の一作。主人公が無実の罪を晴らすという珍しくはないテーマ。だが、事件の裏側を探る事で出て来る事実が、どんどん先を読ませていく飽きのこない作品。一旦解決と思いきや、事実が事実ではなく、その裏にあった恐ろしい計画に気がつくラストは息を呑む面白さだった。

  • 桑原銀次郎シリーズ2作目。
    彼女シリーズ3作目(?)

    前作に続いて銀次郎自身に大きく関わる事件発生。母親が死亡。父親が負傷。自分自身は高校時代に女子生徒を乱暴して自殺に追い込んだという濡れ衣まで。

    気味が悪い人は前作以上。
    ラストに明かされる動機はなかなかでした。

    2023/3/10読了。

  • 冤罪を晴らすために遺書の真相を探る。真相はそこかという感じでグイグイとのめり込まれた。

  • 最後の最後まで誰が黒幕で事件の動機が一切分からない。最後の最後でやっとタイトルの彼女が誰なのか検討がつく。かなり長いし内容と重いため読むのは体力が必要だった。

  • 予想外の展開で面白かった。仕掛けが巧妙すぎる。

  • 3.5

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著者プロフィール

1978年、神奈川県生まれ。1998年、『記憶の果て』で第5回メフィスト賞を受賞しデビュー。『時の鳥籠』『頭蓋骨の中の楽園』など、著書多数。2020年、急逝。

「2020年 『こわれもの 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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