試着室で思い出したら本気の恋だと思う (幻冬舎文庫)

著者 :
  • 幻冬舎
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レビュー : 263
  • Amazon.co.jp ・本 (229ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344421509

感想・レビュー・書評

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  • 「私の上にある空は、何度でも晴れる」

    博報堂にお勤めのコピーライター。
    尾形真理子さんの作品。

    ルミネのキャッチコピーもそうだけど、女心をつかむのが上手。
    試着室で服を着ながら思うのは、好きな人からどう見られるか。
    自分のために、相手のために、
    試着室で悶々とする30代の女性のお話。
    ちょっとだけ背伸びして、新しい服で出かけよう。
    そんな勇気をくれる一冊。




  • フォロワーさんがおすすめしていて気になっていたのをやっと読みました。
    もう素敵!買ってよかった!
    私が特に好きなのは
    ○あなたといたい、と ひとりで平気、をいったりきたり。
    ○可愛くなりたいって思うのは、ひとりぼっちじゃないってこと。
    ○ドレスコードは、花嫁未満の、わき役以上で。

    似合うと似合い過ぎるは違う。とか
    なぜチヒロの友達はこの恋を実らないと決め付けて話を進めるのか…
    アユミの複雑な思い…
    みんな色々な思いを抱えながら、試着室に入って店員さんに勧められた服を着ると「よし!」って気持ちが切り替わるところがいいですね。
    魔法みたい!

    こんな店員さんがいるお店行ってみたいですね。
    付かず離れず、でもきちんとアドバイスしてくれる。
    大抵の店員さんは「可愛いぃ〜お似合いですぅ〜」の繰り返しだからなぁ…。

    店員さんのミステリアス具合もいいですよね。
    最後のエピソードで書かれたおばあさんとの話も素敵だし、恋人から送られてきたワンピースのタグに刺繍されていた言葉もすごく素敵。
    見た瞬間にハッとしました。

    続編があれば読みたい!とも思うけど、きっとこのお店や店員さんについての情報量はこれくらいが丁度いいんだろうなぁとも思ったり…。


    ちなみにこの本を読んだ後、ちょっと奮発して油絵のようなプリントの素敵なロングスカートを買いました(笑)

    お買い物って楽しい!

  • 5つの恋の連作物語。渋谷のセレクトショップの試着室で、恋に悩む女子が、魅力的なショップオーナーとのやりとりで様々な気づきをします。登場する全ての女子が幸せになってほしいと思いました。

  • 「Closet」というセレクトショップを訪れる女性たちを描いた短編集。女性たちはそれぞれ人生に悩みを抱えています。

    1番印象的だったのは、巻頭のネイリストの女性のお話です。
    彼女の持つコンプレックスと似たものを幼いころから私もっていて、共感しながら読めたからというのが大きな理由なのですが…。
    自分のコンプレックスを認めてくれる人と出会えたことは幸せなことで、大事にしないといけない縁なのにいつのまにか初心を忘れてしまいがちだなと思います。

    「Closet」を訪れた女性たちは皆人生をよい方向へ変えようとお店を出ていきます。
    女性を前向きにする洋服というのは確かに存在すると思います。いつか私もこれだな、という一着に出会えたりするのかな、なんて思ってみたりみなかったりしています。

  • 女をやる気があがって行動しようって思える、アラサーであんまり人生うまくいってないとハマるかも。
    アラサーのうちは、色んなやる気がなくなってるときに読み返して自分を奮い立てることができそーな本。

  • ◯何かで知って気になってたけど1年近く寝かしたかな?やっとこ買いたい読みたい気になって購入。
    タイミングってほんとに縁だなぁ
    新潟出身の35歳の話
    かわいくなりたいって思うのは、ひとりぼっちじゃなきってこと のチヒロさん、ちょうどこの連休で新潟の芸術祭が終わりなので行こうかなと思って予定空けてて、仕事入ったりで芸術祭行かないことにして、読み始めた本で新潟な芸術祭の話が出てくるとか!縁!タイミング!笑

    全体的にもう好きです。今年34歳なもので
    34歳の誕生日に後輩の結婚式に呼ばれてるアユミさんの話
    ドレスコードは、花嫁未満の、わき役以上で。
    とかも刺さりますよ!
    丁寧な言葉と恋愛と優しさが詰まっているお話だった。

  • ひとつひとつの話が、短いながらに丁寧で主人公の心情を理解しやすくて、どれもいい話。

    お気に入りの1冊になりました。

  • 面白かった ~
    この本を読むと、今すぐかわいくメイクして自分に似合うお洋服を買いに行きたくなる
    基本服はネットで買うか試着しないんだけど、
    これからは試着室で試してみようかなって思った。単純!笑
    出てくるみんないろいろな悩みを抱えているけど、
    自分に似合うお洋服に出会った瞬間、前向きになっているから 綺麗になるのは魔法と同じだなと思った

    2018.09.02

  • 夜中に突然、会いたくなること。 思い出しただけで、くすぐったくなること。 触れているだけで、満たされること。 小さな言葉に、たまらなく傷つくこと。 キスをするたびに、もっとキスしたいと思うこと。 恋をすると、自分をコントロールできなくなる。 それが怖くて、恥ずかしくて、 アユミは逃げてばかりいた(p.171)。

  • 好きな人と会う、そのたった1日のために必死になって洋服を選ぶ女性たちの気持ちがとても共感できます。

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著者プロフィール

尾形真理子(おがた まりこ)
1978年、東京都生まれのコピーライター・制作ディレクター。2001年日本大学法学部新聞学科卒業後、博報堂に入社。ルミネをはじめ、資生堂、Tiffany&Co.、キリンビール、日産自動車など多くの企業広告を手がける。朝日広告賞、TCC賞など多数受賞。
『試着室で思い出したら、本気の恋だと思う。』(幻冬舎)で小説デビュー。

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