試着室で思い出したら本気の恋だと思う (幻冬舎文庫)

著者 :
  • 幻冬舎
3.75
  • (152)
  • (265)
  • (214)
  • (45)
  • (5)
本棚登録 : 2735
レビュー : 264
  • Amazon.co.jp ・本 (229ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344421509

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 最近本を読むときはもっぱら図書館だったけど、久々にジャケ買い的に本を買おうと思って目に留まったのがこの本でした。ルミネの広告のコピーみたいだなって思って、いつもルミネのキャッチコピーはうまいなーってつい共感するのだけど、その一文の先を知ることができないむずむず感みたいなものが残るので、同じ感覚を小説で見つけて嬉しくなったんです。

    そしたら、本当にルミネのコピーライターさんでした!笑

    大人の女性にスポットライトの恋愛短編集。
    各ストーリーに登場する主人公の女性が、様々な理由で一着の服との出会いを求めて、もある同じセレクトショップを訪れては、試着室で自分自身と向き合う。それぞれのストーリーその向き合うとの気持ちが物凄くイメージしやすかったです。

    何より、各ストーリーの最後に出てくる一文がすっごく素敵。

    さわやかで、晴れやかな気持ちになれる恋愛短編集です。

  • フォロワーさんがおすすめしていて気になっていたのをやっと読みました。
    もう素敵!買ってよかった!
    私が特に好きなのは
    ○あなたといたい、と ひとりで平気、をいったりきたり。
    ○可愛くなりたいって思うのは、ひとりぼっちじゃないってこと。
    ○ドレスコードは、花嫁未満の、わき役以上で。

    似合うと似合い過ぎるは違う。とか
    なぜチヒロの友達はこの恋を実らないと決め付けて話を進めるのか…
    アユミの複雑な思い…
    みんな色々な思いを抱えながら、試着室に入って店員さんに勧められた服を着ると「よし!」って気持ちが切り替わるところがいいですね。
    魔法みたい!

    こんな店員さんがいるお店行ってみたいですね。
    付かず離れず、でもきちんとアドバイスしてくれる。
    大抵の店員さんは「可愛いぃ〜お似合いですぅ〜」の繰り返しだからなぁ…。

    店員さんのミステリアス具合もいいですよね。
    最後のエピソードで書かれたおばあさんとの話も素敵だし、恋人から送られてきたワンピースのタグに刺繍されていた言葉もすごく素敵。
    見た瞬間にハッとしました。

    続編があれば読みたい!とも思うけど、きっとこのお店や店員さんについての情報量はこれくらいが丁度いいんだろうなぁとも思ったり…。


    ちなみにこの本を読んだ後、ちょっと奮発して油絵のようなプリントの素敵なロングスカートを買いました(笑)

    お買い物って楽しい!

  • 女をやる気があがって行動しようって思える、アラサーであんまり人生うまくいってないとハマるかも。
    アラサーのうちは、色んなやる気がなくなってるときに読み返して自分を奮い立てることができそーな本。

  • 面白かった ~
    この本を読むと、今すぐかわいくメイクして自分に似合うお洋服を買いに行きたくなる
    基本服はネットで買うか試着しないんだけど、
    これからは試着室で試してみようかなって思った。単純!笑
    出てくるみんないろいろな悩みを抱えているけど、
    自分に似合うお洋服に出会った瞬間、前向きになっているから 綺麗になるのは魔法と同じだなと思った

    2018.09.02

  • 爽やかで何回でも読みたくなる素敵な短編集だった。

    それぞれの話の最後に毎回グッとくる一文があるなあ、
    と思ってたら作者が博報堂でコピーライターをされてた方だと知った。
    なかでも「ありふれた春だけど、冬を乗り越えた春だもん。」はかわいくて強くて女性らしくて好き。

    だれも不幸にならない、ほっこりした良い話。

  • セレクトショップを訪れるお客さん5人の短編集。

    恋に悩み、それぞれの理由で店を訪れ、新しい服に袖を通すことで気持ちが前向きになっていく。


    服を試着するだけで気持ちが変わることってありますね。
    恋する女性の些細な悩みとか感情の浮き沈みとか、共感ポイントが多過ぎて。
    新しい服を買いに行きたくなりました。

  • こんなセレクトショップにいってみたい。流行ってる服よりも、自分に似合う服を見つけに行きたくなる。春に読みたくなる本。

  • てぃーぬオススメ本
    これは女子が好きな本❗で、元気になる。
    セレクトショップを訪れるさまざまな女子たちのお話。
    それぞれ別のことに思い悩んでいたりするけど、どの話も最後は前向きになれる。
    神宮前あたりの閑静な場所も想像しやすくて良いかも。
    女の子たちにおすすめしたい本。

  • 首都圏のおしゃれな女の子たちに大人気のファッションビル、「ルミネ」。
    その広告ポスターが、女の子たちの間で話題になっている。若い女性を中心に大人気の蜷川実花さんの写真とともに綴られる、胸がキュンとする言葉の数々。
    「魔法を一着、買って帰ろう。」「新しい服を買うと、違う恋が欲しくなる。」「ワンピースを着た日は、彼とケンカにならない。」などなど。
    そんな女の子たちの恋心を代弁してきた尾形真理子が、ついに小説家としてデビュー。
    「ルミネ」のキャッチコピーをモチーフに、気鋭のコピーライターが紡ぐ、恋する女の子のせつない気持ち。

  • もともとコピーライターとしてだいすきだった尾形さんの小説。短編集でサクサク読めるので、通勤時間の良いお供でした。大人の女性へのエール。
    表紙も、中身も、とても素敵です。何回も読み返したいなあ。
    2016.07.11

著者プロフィール

尾形真理子(おがた まりこ)
1978年、東京都生まれのコピーライター・制作ディレクター。2001年日本大学法学部新聞学科卒業後、博報堂に入社。ルミネをはじめ、資生堂、Tiffany&Co.、キリンビール、日産自動車など多くの企業広告を手がける。朝日広告賞、TCC賞など多数受賞。
『試着室で思い出したら、本気の恋だと思う。』(幻冬舎)で小説デビュー。

試着室で思い出したら本気の恋だと思う (幻冬舎文庫)のその他の作品

尾形真理子の作品

ツイートする