まさかジープで来るとは (幻冬舎文庫)

  • 幻冬舎
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本棚登録 : 443
レビュー : 32
  • Amazon.co.jp ・本 (417ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344421820

作品紹介・あらすじ

「後追い自殺かと思われたら困る」(せきしろ)、「耳を澄ませて後悔する」(又吉直樹)など、妄想文学の鬼才せきしろと、お笑い界の奇才「ピース」又吉が編む五百以上の句と散文。著者撮影の写真付き。五七五の形式を破り自由な韻律で詠む自由律俳句の世界を世に広めた話題作『カキフライが無いなら来なかった』の第二弾。文庫用書き下ろしも収載。

感想・レビュー・書評

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  • 失笑する既視感

  • 文筆家のせきしろさんと、お笑い芸人で小説家の又吉直樹さんの自由律俳句集です。
    二人が織りなす哀愁とユーモアが共存する世界観。ほっと一息つきたいときにおすすめの一冊です。

  • どうやら「自由律俳句」と呼ぶらしいこのジャンルの文芸は、なかなか素敵である。
    「あるある」な情景が思い出されてきたりするちょっとまったりとした雰囲気のフレーズは、才能なしには作れないのだろうなと最初は思ったが、その気になれば雰囲気だけは醸し出せそうなところまではいけたかも。でも、やっぱりもっと極限まで削らないと駄目か。

  • 二名の作品からなる自由律俳句集。

    とにかくじわじわ来る面白さ。
    日常の「あるある」ネタや
    シュールなシチュエーションネタを
    切り取ってきてクスリと笑わせてくる。

    本当に少ない文字数なのに
    自分が見聞きしたシチュエーションと
    オーバーラップして、思わず解説文を
    作りたくなってくる。

  • 初めは距離を感じていたせきしろさんだが、二冊読むにつれて徐々に似たものを共有していることがわかった。自転車のベルのくだり、非常によくわかる。時には自意識過剰と揶揄されるような不安や気遣いに挟まれて生きているんだ。

  • 作家せきしろさんとピース又吉による、自由律俳句とエッセイ時々写真な本。

    この自由律俳句というのがとても面白いのです。5・7・5にとらわれず、季語もない。誰にでもかけそうで、絶妙な哀愁を放つ。風景がふっと浮かび心が緩む...そんな感じ。

    やっぱ又吉さんの言葉の使い方、好きだなーって思いました。

    ブログにて詳しいレビューしています。
    http://egaodekurasu.jugem.jp/?eid=762

  • せきしろ、又吉の自由律俳句集第2弾。
    前作ほどのインパクトはなかったが、ニヤニヤできるフレーズは多くあって楽しめた。

    俵万智の解説が秀逸。
    この本のなんかよくわからん楽しさをズバッと言いあてている。

  • カキフライからの連投。前作の方が個人的にはツボだったけど、気負わず読めていい

  •  前作「カキフライがないなら来なかった」では又吉の方が良かったが、この本ではかきしろの方が好みの句が多かった。
     この本、編集者のお二人の力があってこそ、だね。

  • 「すごくへんじゃないけどなんかへんな状態」を絶妙なセンスで言い表している。自分の現在の状態とぴったり合致する句がこの本のどこかにある。すごい。

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著者プロフィール

1970年北海道生まれ。
主な著書に、映像化された『去年ルノアールで』や、『不戦勝』(共にマガジンハウス)『逡巡』(新潮社)『海辺の週刊大衆』(双葉社)などがある。
また、又吉直樹氏との共著『カキフライが無いなら来なかった』『まさかジープで来るとは』(幻冬舎)、西加奈子氏との共著『ダイオウイカは知らないでしょう』(マガジンハウス)では、それぞれ自由律俳句と短歌に挑んでいる。

「2016年 『たとえる技術』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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