プリズム (幻冬舎文庫)

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 4767
レビュー : 438
  • Amazon.co.jp ・本 (398ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344421929

作品紹介・あらすじ

ある資産家の家に家庭教師として通う聡子。彼女の前に屋敷の離れに住む青年が現れる。ときに荒々しく怒鳴りつけ、ときに馴れ馴れしくキスを迫り、ときに紳士的に振る舞う態度に困惑しながらも、聡子は彼に惹かれていく。しかしある時、彼は衝撃の告白をする。「僕は、実際には存在しない男なんです」。感涙必至の、かつてない長編恋愛サスペンス。

感想・レビュー・書評

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  • 最後のシーンは切なくて温かくて泣けちゃう

  • モンスターよりずっと良かったなぁ。
    今まで読んだどの恋愛小説より面白かった。

    平野さんのドーンを読んだ後だったから、余計に感じた部分もあったかもしれない。

    永遠の0や、海賊と呼ばれた男とは全く違うジャンルだけど、この人の本は読み物として本当に面白いなぁと思う。

    色々な感想があるけれど、私はこの本大好き(*´▽`*)

  • 好きになってはいけない相手を好きになりそうになる自分を必死に抑えようとする聡子の気持ちが分かるような気がしてなんとも言えない気持ちになりました。会いたいけど会うと自分の気持ちが膨れ上がるのを恐れているところとか…
    そう言えば、最初に本の話をしたのも百田尚樹の『永遠の0』だったのを思い出して懐かしくなりました。

  • 多重人格がテーマのサスペンス…?ドラマ?
    話が動くまでが長い。ヒロインが家庭教師になって、そこで多重人格者と出会うのだけど、でもそこまでがそもそも長い。何か伏線でもあるのかと思えばそのまま。

    多重人格について色々説明があり、学術的に面白いが、サスペンスとしては冗長。今や”多重人格者”という設定は散々映画や小説でも描かれていて、こんな説明が無くても読者に抵抗はない。
    一方でヒロインがその人格の一人に惹かれていくというのはあまりにも安易で説得力がない。

    ”人”というのが何によって定義されるかというテーマもあるかもしれないが、退屈なストーリー展開でただの三流のメロドラマで終わった。
    また、同じ作者の女性主人公のサスペンスでも「モンスター」の方が面白かった。

  • こういう多重人格の人が現実に生きていたら想像を絶する生きにくさでしょうね。
    主人公である女性が最初は坦々と職務をこなそうとし、わりとドライに周りを見ているところは好感が持てました。
    女性はどのように彼にはまっていくのか…そして彼は多重人格を乗り越えられるのか、乗り越えるとしたらどのように乗り越えるのか…結構な厚さがありますがぐいぐいと読まされて行きます。

    出版されてからかなり経ちます。出始めの頃に読みたかったな。作者を今ほど知らなかったらもっと楽しめたのになとちょっと思いました。でも面白いです。

    文庫版、精神科医の春日武彦氏の解説がまたいいです。

  • ぐいと引き込む何かがある。

  • 多重人格の1つの人格に恋をしてしまうという現実離れしたお話、だとは思うけど、普遍的で切ないラブストーリーのような感覚で読んでた、最後の方はノンストップで読み進めてしまった、すごく好きな話でした

  • 強い光もプリズムで分散され、各々の色に散る。

    (以下抜粋)
    ○でも、不妊治療は私にとっても辛いことだった。治療や検査の痛みは耐えられる。でも治療のたびに、自分が女性として欠陥があると認識させらるのが何よりいやだった。(P.63)
    ○現代の精神医学では、ヒステリーという言葉は使いません。梅田さんは古い本を読まれたのですね(P.145)

  • 一時期読み漁っていたことが題材になっていて、引き込まれて読んだ

    人間の脳はまだまだ未知だ

  • 多重人格を題材にした恋愛小説。聡子が多重人格のヒロシの中のたくさんの人格と接しながら話が進んでいく。人格の1人であるタクヤに恋していた聡子だったが、その後結ばれるのかなぁ
    小説の内容もよかったが個人的に解説が好き

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著者プロフィール

1956年、大阪市生まれ。同志社大学中退。放送作家として「探偵! ナイトスクープ」などのテレビ番組で活躍後、2006年に『永遠の0』で作家デビュー。2013年に『海賊とよばれた男』で第10回本屋大賞を受賞。

「2020年 『野良犬の値段』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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