- Amazon.co.jp ・本 (398ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344421929
作品紹介・あらすじ
ある資産家の家に家庭教師として通う聡子。彼女の前に屋敷の離れに住む青年が現れる。ときに荒々しく怒鳴りつけ、ときに馴れ馴れしくキスを迫り、ときに紳士的に振る舞う態度に困惑しながらも、聡子は彼に惹かれていく。しかしある時、彼は衝撃の告白をする。「僕は、実際には存在しない男なんです」。感涙必至の、かつてない長編恋愛サスペンス。
感想・レビュー・書評
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最後のシーンは切なくて温かくて泣けちゃう
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多重人格の話
百田尚樹さんの主人公が女性は初めてですが、
主人公に違和感がありました。
それもあり、感情移入が出来なかったです。 -
モンスターよりずっと良かったなぁ。
今まで読んだどの恋愛小説より面白かった。
平野さんのドーンを読んだ後だったから、余計に感じた部分もあったかもしれない。
永遠の0や、海賊と呼ばれた男とは全く違うジャンルだけど、この人の本は読み物として本当に面白いなぁと思う。
色々な感想があるけれど、私はこの本大好き(*´▽`*) -
強い光もプリズムで分散され、各々の色に散る。
(以下抜粋)
○でも、不妊治療は私にとっても辛いことだった。治療や検査の痛みは耐えられる。でも治療のたびに、自分が女性として欠陥があると認識させらるのが何よりいやだった。(P.63)
○現代の精神医学では、ヒステリーという言葉は使いません。梅田さんは古い本を読まれたのですね(P.145) -
好きになってはいけない相手を好きになりそうになる自分を必死に抑えようとする聡子の気持ちが分かるような気がしてなんとも言えない気持ちになりました。会いたいけど会うと自分の気持ちが膨れ上がるのを恐れているところとか…
そう言えば、最初に本の話をしたのも百田尚樹の『永遠の0』だったのを思い出して懐かしくなりました。 -
前半は、お屋敷の描写や登場人物が気になってわくわくしながら読めたが、個人的には後半はあんまり好きな展開でなく少し残念だった。
著者プロフィール
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