居酒屋お夏 ((幻冬舎時代小説文庫))

著者 :
  • 幻冬舎
3.40
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本棚登録 : 220
感想 : 16
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  • Amazon.co.jp ・本 (317ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344422070

作品紹介・あらすじ

目黒不動で居酒屋を営むお夏。化粧っ気はなく毒舌で、くそ婆ァと煙たがられているが、懐かしい味のする料理は評判だ。ある日、客の一人だった遊女が殺され、お夏は静かな怒りに駆られる。実は彼女には、妖艶な美女に変貌し、夜の街に情けの花を咲かすもう一つの顔があった-。孤独を抱えた人々とお夏との交流が胸に響く人情小説シリーズ第一弾。

感想・レビュー・書評

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  • 居酒屋お夏シリーズの1作目。
    2014.06発行。文字の大きさは…中。

    皆様のレビューを見て予約する。
    4話からなっていて、3話目が特に面白い。
    お夏とお春、龍五郎の掛け合いがいい、読みながらよく笑っている。これだけ笑っているのも珍しい。
    けちな飯、お粥、団子汁が美味しいそうだ。

    次作が楽しみである。

    • まことさん
      やまさん♪こんばんは。先ほどの追伸です。

      もし、私のレビューで気になる本がおありでしたら、字の大きさはお気軽にお尋ねくださいね(*^^...
      やまさん♪こんばんは。先ほどの追伸です。

      もし、私のレビューで気になる本がおありでしたら、字の大きさはお気軽にお尋ねくださいね(*^^*)
      ただし、私も図書館で借りていることが多いので、返却済みの本はちょっとわからないので、できればお早めにどうぞお尋ねくださいね!
      2019/11/03
    • seiyan36さん
      こんばんは。
      「居酒屋お夏」、やまさんの本棚を見て、図書館で借りてきました。
      こんばんは。
      「居酒屋お夏」、やまさんの本棚を見て、図書館で借りてきました。
      2019/12/05
  • 以前「すずらん本屋堂」で紹介されていて気になっていた本です。
    本編にはないネタバレが裏表紙にしっかりと書かれていて「それは言わないお約束」と胸にしまって楽しく読みました。
    さすが脚本家さんらしく皆キャラが立っています。
    ドラマにするとしたら誰がいいかな、と考えてしまいます。若村麻由美さんなら婆ぁに化けてくれるかも・・・。  
    私としては「おちゃけ」は声に出して言ってみたい日本語のかなり上位に位置します。どちらの意味にも使えていい言葉です。

  • 目黒不動の近く、「酒・飯」の幟(のぼり)」の居酒屋が! 大したものがなくても、店に酒と飯があれば客はいつでもほっとするもの(笑){白い飯と鰯の目刺しを炙ったものに香の物と豆腐の味噌汁 十二文}(朝粥、団子汁など・・・}因業婆ァと陰口をたたかれてもびくともしない女将のお夏、そして同じく腹の据わった料理人の清次。偉そうな客は死ぬほど嫌いなくせに遠慮すると咎める・・・そんなお夏の複雑な情。
    あるときは居酒屋の女将、またあるときは御高祖頭巾を被った年増女、そして仕置き人・・・。第2弾が待ち遠しいです!(笑)

  • イマイチ消化不良気味。
    もうちょっと歯切れがいいと気持ちいいんだけど。

  • 江戸人情ものやっぱりいい。
    お夏の活躍が楽しみ。
    「深夜食堂」的なお店なんだな

    お夏、脳内だとお登勢(銀魂)のビジュアルなので
    妖艶バージョンがまだ脳内映像化できてない。

  • 口の悪くれくそ婆ァと呼ばれる居酒屋のおかみは仮の姿で、正体は妖艶な凄腕の仕事人。かつ表の顔の時も実は人情味があるお夏さんはなかなかよく出来たキャラクターです。
    清次の正体やお夏との関係にまだ謎があるので、この先に期待しよう。

  • 2020.02.03

  • 目黒不動で居酒屋を営むお夏が活躍する、人情小説シリーズの最初の作品。
    読後に爽快感がある。

    目黒不動は、江戸五色不動(目黒不動、目白不動、目赤不動、目青不動、目黄不動)の一つ。

    • やまさん
      seiyan36さん♪こんにちは。
      コメント♪有難う御座います。

      「居酒屋お夏」は、どうでしたか。
      感想に「目黒不動で居酒屋を営む...
      seiyan36さん♪こんにちは。
      コメント♪有難う御座います。

      「居酒屋お夏」は、どうでしたか。
      感想に「目黒不動で居酒屋を営むお夏が活躍する、人情小説シリーズの最初の作品。読後に爽快感がある。」と有りますが……。
      この本は、1冊目、2冊目までは、人情物語ですが3冊目から敵討ちが入って面白くなってきたのですが。私としては、途中から敵討ちより人情ものが良くなってきていた時に完結してしまいました。
      続編が待たれます。
      続けて読まれませんか、お勧めですよ。

      やま
      2020/05/05
  • 人情話なんだけど、女将と清次の正体は?

  • 内容(「BOOK」データベースより)

    目黒不動で居酒屋を営むお夏。化粧っ気はなく毒舌で、くそ婆ァと煙たがられているが、懐かしい味のする料理は評判だ。ある日、客の一人だった遊女が殺され、お夏は静かな怒りに駆られる。実は彼女には、妖艶な美女に変貌し、夜の街に情けの花を咲かすもう一つの顔があった―。孤独を抱えた人々とお夏との交流が胸に響く人情小説シリーズ第一弾。

    平成29年5月14日~17日

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著者プロフィール

一九六一年、大阪市生まれ。立命館大学卒業後、松竹入社。松竹株式会社九十周年記念新作歌舞伎脚本懸賞に「浪華騒擾記」が入選。その後フリーとなり、「水戸黄門」「必殺仕事人」などのテレビ時代劇の脚本を手がける。二〇一〇年、『取次屋栄三』で小説家デビュー。他に「若鷹武芸帖」「八丁堀強妻物語」「仕立屋お竜」などのシリーズがある。

「2023年 『明日の夕餉 居酒屋お夏 春夏秋冬』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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