大名やくざ (幻冬舎時代小説文庫)

著者 :
  • 幻冬舎
3.59
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本棚登録 : 98
レビュー : 13
  • Amazon.co.jp ・本 (276ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344422094

作品紹介・あらすじ

虎之助は大身旗本・有馬家の次期当主。ところが屋敷を一歩出れば着流しを大きくはだけて目つき鋭く、「若親分!」と方々から声が飛ぶ。じつはこの虎之助、侠客の大親分を祖父に持つ根っからのやくざだった-。敵との縄張り争い、主筋の藩の跡目騒動、次々と舞い込む難題に稀代の暴れん坊がはったりと剣戟で対峙する!痛快シリーズ第一弾。

感想・レビュー・書評

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  • お母さんが任侠で、お父さんはどこかの旗本。
    妾というかなんというか、昔の日本て鷹揚だなぁ。
    そんなワケで、旗本の五男坊という出自でありつつ、母親が仁義に生きている人だったため、育ちは芝の駕籠かきを営むやくざ一家。

    旗本の冷や飯食いが有馬家に入り婿しているところから物語は始まるのですが、
    あまり込み入った話は苦手なんで、ぼんやり読み進みました(笑)

    エンターテイメント時代小説ですね。
    勢いがあり、痛快です。しかし、簡単に人が死んじゃう。そこが☆-1です。

    さりとて、知恵と腕力(!)でひとまず大名になってしまった虎之助。
    武士の世界へ喧嘩を売るのでしょうか。
    今後が楽しみです。

  • 江戸で有名なやくざの孫が大名に。
    虎之助の威勢の良さがスカッとする。
    続きが早く読みたくなった。

  • 2016.9.18

  • きっかけ:風野さんの耳袋シリーズが好きだから
    感想:耳袋よりは軽い感じ
    耳袋の方が思い感じで好きだと感じたが、まだ1巻目なので読み続けていくと違うのかもしれない。
    主人公はやくざの一家で育っていて、カツアゲなどの悪いこともしていたが、頭もよく、強く、人間味のある魅力的な人物に描かれている。養子縁組で上り詰めていくが、大胆な計画と実行力がすばらしい。
    2巻目以降を楽しみに読み進めたい。

  • シリーズ第一弾
    旗本から大身旗本、そして有馬藩藩主
    元はやくざ、祖父を殺されやくざ間の対立の中
    赤穂浪士の秘密を武器に伸し上がっていく?

  • 面白い‼
    電車の中で読んでいて、辰の二つ名を決めるシーンには思わず笑ってしまいました。

  • やくざの親分の娘がお武家さまとの間に設けた息子さんが旗本に養子→本家本元の大名家に跡継ぎがいなくて、なんとアラフォーになってから大名に!

    やくざのお家で純粋培養されていたので裏家業にも強くって、これは幕府の闇を痛快に暴いちゃうんじゃないの?…ってお話の第1巻でした。

    つかみはOK!
    文字も大きくて気軽に読める大衆本。
    つづきが気になる(笑)

  • 旗本の息子である虎之助。
    でも母方の祖父がやくざの親分で、そちらの世界での方が名が知られてるほど。
    ちょこっと乱暴な面もあるが、何となくうまくまとめあげていく。
    処世術に長けているとも言えるが、おべっかを使ってというものではなく、痛快な物語。

  • 彫り物をした大名なんて。

  • やくざが大名に!!というツカミはばっちりな設定(笑)
    やくざに育てれられたが武士でもあるという変わり種の主人公が、やくざの世と武士の世を渡り歩いていくのだが、周囲との軋轢もなんのその、我が道を貫いていくのが爽快だった。
    喧嘩っ早くて乱暴者の面もあるが、情に厚いのが主人公の魅力。周囲の人物たちも個性的な面々で、中でも一押しなのは主人公のお母さんである(笑)

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著者プロフィール

かぜの・まちお
1951年生まれ。’93年「黒牛と妖怪」で第17回歴史文学賞を受賞してデビュー。主な著書には『味見方同心』『わるじい秘剣帖』『姫は、三十一』『大名やくざ』『占い同心 鬼堂民斎』などの文庫書下ろしシリーズのほか、単行本に『卜伝飄々』などがある。『妻は、くノ一』は市川染五郎の主演でテレビドラマ化され人気を博した。2015年、『耳袋秘帳』シリーズで第4回歴史時代作家クラブシリーズ賞を、『沙羅沙羅越え』で第21回中山義秀文学賞を受賞した。「この時代小説がすごい! 2016年版」では文庫書下ろし部門作家別ランキング1位。本作は著者渾身の現代ミステリーシリーズ第1弾!

「2018年 『昭和探偵』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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