給食のおにいさん 卒業 (幻冬舎文庫)

著者 :
  • 幻冬舎
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  • Amazon.co.jp ・本 (277ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344422292

感想・レビュー・書評

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  • 20240219

  • 様々な学生や職場のチームと関わり合いながら成長する給食の美味しいを描いた物語。
    夢と向き合うことの辛さや楽しさなど改めて認識させられました。
    夢は言わなきゃ伝わらない。自分に秘めてるだけではなさだめとわかったので、しっかり準備したいと思いました。

    私は給食関係の仕事をしたことがありますが、目先の業務に捉われ、喫食者のことを深く考えられていませんでしたが、毛利先生など、子供と真剣に向き合う話を読んで、一食の先にはお客さまがいることを常に考えようと思いました。

    私も家族を幸せにできるシェフになれる様に料理がんばりたいです!
    食事は生きること。幸せの瞬間を作ること!

  • もう一回読み直したほうが内容が理解できそう…

  • 2020.10小学校編3作再読。
    やはりこの3冊はおもしろい。
    続編、なんでああなったのか…

  • ついに、ささめが給食のおにいさん卒業。最初は上手くいかない事が多かったけど、子供にも周りの人にも好かれるささめになってよかった。夢に向かって頑張る姿に自分も頑張ろうと思える。最後、毛利さんに感動でした。このシリーズもう終わりかと思ったら続きがあるみたいで次も楽しみです。

  • シリーズ最終巻。給食費未払いから、新人登場、それぞれの新しい道と今回もどうなるのかと思いながら読んだ。佐々目も言いたい事言ってるように見えて、実は言ってなかったなあ…。新人君の後が気になるけど、佐々目のみんなへのスピーチも黒チワワからの手紙もよかった!色々詰まっていて、誰かに薦めたいシリーズでした。

  • ついに、給食のお兄さんを卒業して、先にすすもうとしているささめ~。
    いいですね~。
    ラストの毛利さんからの手紙がちょっとうるっときました。

  • 給食のお兄さんⅢ

    みんなが成長して一歩踏み出す話。

  • シリーズ最終巻.人には掛け替えのない出会いと経験があるのだとまた涙腺が・・・.最初から最後までとても面白い作品でした.
    以下あらすじ(巻末より)
    「自分の店をもつ!」という夢に向かって再び歩き始めた宗は、ホテルでのアルバイトを掛け持ちし大忙し。だが、そんな彼にまたまたトラブルが。栄養士の毛利は、怪我をして病院に。さらには、空気の読めない新入職員の出現で、調理場の雰囲気は最悪に…。給食のおにいさんは、調理場の大ピンチを救うことができるのか。大人気シリーズ第三弾!

  • 現代のリアルな社会的な問題(食物アレルギー・コンビニ弁当・給食費問題など)を作品のテーマにし、問題発起するというのはとても良い事だと思う。この作品を通じて、現代の学校給食が抱えている問題というものを目の当たりにし、国で何か対策を練ってほしいとすら思った。今作品はタイトルに卒業とあり、もうそんな季節かと思って読み始めたらいろいろ仰天。結構、ドタバタ。佐々目さんの考える給食メニュー好きだったので、これからも料理作り頑張ってほしい。

著者プロフィール

東京生まれ。1996年、脚本家デビュー。1999年、テレビドラマ「入道雲は白 夏の空は青」で第16回ATP賞ドラマ部門最優秀賞を受賞。2013年、『給食のおにいさん』で小説家としてデビュー。同作はシリーズ化されている。他著に、『キッチン・ブルー』『イメコン』『バー極楽』など。

「2020年 『二人がいた食卓』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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