絢爛たる醜聞 岸信介伝 (幻冬舎文庫)

著者 : 工藤美代子
  • 幻冬舎 (2014年8月5日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (587ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344422339

作品紹介

長州の政治家血族として生を享け、少壮官僚として39歳で満州経営に乗り出す。A級戦犯容疑で巣鴨プリズンに3年間拘留されたのち一気に政治の世界を上り詰めた。59歳で保守合同後初の自民党幹事長、翌年第56代首相に就任し60年安保改定を単身闘った。口癖は「金は濾過して使え」。情と合理性と強かさを備えた昭和の傑物を描くノンフィクション。

絢爛たる醜聞 岸信介伝 (幻冬舎文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 岸が官僚の道を選んだのは、体が弱かったから。
    状況はんだに狂いがない。タイミングを計るのがうまい。それが政治家の必須条件だとすれば岸は天才。
    ただの運じゃダメなんだ。悪運が強くないと政治家はダメなんだ。
    マスコミから悪口を言われている限りは、社会的影響力を持っている証拠。
    岸はまず怒らなかった。

  • 戦後A級戦犯として巣鴨プリズンに3年間拘留された後政治の世界を上り詰めた男、岸信介。
    保守合同後の初の自民党幹事長、翌年の第56代首相、そして60年安保改定、「ただの運じゃ駄目なんだ。悪運が強くないと政治家は駄目なんだ、運が七分さ」と言い周囲のものを笑わせていた岸信介。確かに巣鴨拘置所に収監されるも、不起訴になり3年後に釈放、自民党総裁選に敗れるもわずか2月後に石橋湛山の辞任によって、総裁総理の座を手に入れる。そんな「昭和の妖怪・岸信介」を作者は数多くの関連書籍を参考によくぞここまで書いたものだ。
    又、現在岸の孫、安倍晋三総理が繰り広げる改憲への繋がりも興味深い。

  • 岸信介。風圧を感じるという。
    昭和の時代を支えるために、戦犯として投獄されていても
    時代の要請で表舞台に。
    宗教家に、かならず、首相になると言われ
    安保改定をやってのける。
    晩年も、飛び回っていたようだ。

  • ちょっと読みにくいのは関係者が入り組んでいるだけなのか?
    この1冊で戦後の日本がどんな葛藤を抱えていたのかがよくわかるのでは。

  • 事を成す、リーダーの命懸けの精神は凄まじい。
    戦中、戦後、国を想い活躍した岸総理の改憲の想いは、孫に託された。

  • 2014年9月

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