ヒートアップ (幻冬舎文庫)

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 1163
感想 : 114
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  • Amazon.co.jp ・本 (397ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344422353

感想・レビュー・書評

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  • テンポよく読めました。途中の犯罪シーンで見事に騙されました。

  • 面白かった
    ドンパチエンターテイメントストーリ
    「魔女は蘇る」の続編(といっても公式ではないらしい)。
    前回はカラス、今回は野犬、そしてアメリカからの爆弾(笑)

    ストーリとしては、
    麻薬取締官の七尾。麻薬に耐性がある特異体質の持ち主。
    七尾が「ヒート」の元締めを追います。しかし、途中、その元締めを殺害した容疑で警察から追われることに。
    誰が七尾をはめたのか?
    また、七尾とコンビを組むのは、ヤクザの山崎。この山崎がいい味出しています。
    「逃亡刑事」でも登場しましたが、なんとも憎めない(笑)
    七尾と山崎のコンビが互いの腹を探り合いながらも、事件の真相に迫っていきます。

    後半は、前作同様、いや、前作以上のバトルシーン。
    いやいや、そんなこと、ありえないでしょ!っと思いながらも、楽しめました。

    エンターテイメントと割り切って楽しみましょう。
    「魔女は蘇る」から読むことをお勧めします。

  • 中山七里さんの本を読んでみたくて買った本。

    失敗したのはこの本が続編?というか、前作があったみたい。
    この本だけでも楽しめたが、前作から読めばもっと楽しめたと思う。

    後半はハラハラの展開で、自分の頭では助からない想像しかできなかった。

    前作も読んでみたくなった小説でした。

  • 魔女は甦るの続編です。
    前作同様、ラストの緊迫感はかなり迫力がありますね。そして犯人は、やはりあの人だったと思ったら!
    先入観って怖いです。

  • 麻薬取締官が麻薬よりもたちが悪いヒートという薬物を追っていく
    警察ものだけどあまりグロさはなかったのはよかったかな

  • 1.同盟 / 2.急襲 / 3.混戦 / 4.潜入 / 5.戦場
    の5編。

    続編とは知らずに読了。
    亡くなったと思われていた先輩が登場した時は驚きました。
    そして犯人はなんとなく内部の人かなと思ったらそうだったので嬉しかったです。
    あと最後に御子柴先生の名前が出てました!

    前作が気になるので順番が逆になってしまいましたが「魔女は甦る」読もうと思います!

  • 西部警察を彷彿とさせる⁉︎

  • ミステリー度、ホラー度は、『魔女は甦る』の方が強く、インパクトがありました。

  • 『魔女は甦る』の続編。前作の設定を背景に、交流のあった今回の主人公が意志を継ぐ。

  • 七尾究一郎は、おとり捜査も許されている厚生労働省所属の優秀な麻薬取締官。製薬会社が兵士用に開発した特殊薬物“ヒート”が闇市場に流出し、それが原因で起こった抗争の捜査を進めていた。だがある日、殺人事件に使われた鉄パイプから、七尾の指紋が検出される…。誰が七尾を嵌めたのか!?誰も犯人を見抜けない、興奮必至の麻取ミステリ!

    後半、ま、まさかの活劇となるとは。

著者プロフィール

1961年岐阜県生まれ。『さよならドビュッシー』で第8回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞し、2010年にデビュー。2011年刊行の『贖罪の奏鳴曲(ルビ:ソナタ)』が各誌紙で話題になる。本作は『贖罪の奏鳴曲(ソナタ)』『追憶の夜想曲(ノクターン)』『恩讐の鎮魂曲(レクイエム)』『悪徳の輪舞曲(ロンド)』から続く「御子柴弁護士」シリーズの第5作目。本シリーズは「悪魔の弁護人・御子柴礼司~贖罪の奏鳴曲~(ソナタ)」としてドラマ化。他著に『銀齢探偵社 静おばあちゃんと要介護探偵2』『能面検事の奮迅』『鑑定人 氏家京太郎』『人面島』『棘の家』『ヒポクラテスの悔恨』『嗤う淑女二人』『作家刑事毒島の嘲笑』『護られなかった者たちへ』など多数ある。


「2023年 『復讐の協奏曲』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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