ドS刑事 三つ子の魂百まで殺人事件 (幻冬舎文庫)

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 597
感想 : 32
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  • Amazon.co.jp ・本 (353ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344422360

作品紹介・あらすじ

東京・立川で「スイーツ食べ過ぎ殺人事件」が発生。死体は無数のケーキに囲まれていた。捜査一課第三係の"姫様"こと黒井マヤはこの事件と同じくらい「殺人現場がエレガント」という理由で、浜松のある事件を洗い直す。すると徐々にマヤの心の奥底に眠っていた少女時代の記憶が甦り-。「ドS」の意外なルーツが明かされる、大人気シリーズ最新作!

感想・レビュー・書評

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  • プロローグの段階から生首大量殺人事件と、それをあっという間に解決したドSの黒井マヤ。
    本編では猟奇的な死体に傾倒する黒井が、その性癖に至ったルーツの中学時代の事件が並行して描かれて行く。今回の殺人事件は、食べ過ぎ殺人、電気椅子殺人、まぶた切除殺人。バラバラの迷宮入りした事件が複雑に絡み合い、一つに収斂して行く。どれも残酷で奇抜な殺人事件で、中学時代の事件とも繋がって行く。意外な犯人と結末となるが、完全に解決せずに中途半端で終わってしまう。読む方もスッキリしないし、殺し方がグロ過ぎるかも知れない。この先も読むかどうか悩ましい。

  • 今までとは違う構成で、過去と現在を行ったり来たりする。
    それが飽きに繋がったのは事実。
    腑に落ちないそれぞれの事件の締め方だったし、今までの2作よりは正直面白味が少なかったかな。
    終盤の代官山の頑張りがカッコよかったです。
    あと浜田くんが邪魔(こら)

  • エンタメ

  • 学生(らいすた)ミニコメント
    東京の立川で無数のケーキに囲まれた死体が発見される。この事件発生から徐々に黒井マヤのドSのルーツが明かされていく。ドS刑事シリーズ第3弾。

    桃山学院大学附属図書館蔵書検索OPACへ↓
    https://indus.andrew.ac.jp/opac/book/654792

  • 黒井と代官山の関係がいい。キャッチーな2人に比べて起きてる殺人が残酷すぎる笑

  • 今回も楽しく読ませていただきました。今回は黒井マヤに関連する事件で 今回も題名に因んだ事件になってました。相変わらず主人公には不快を覚えますが事件内容は大変面白かったです。只今回は犯人がわかりやすかったです。次作も楽しみです。

  • 作者は歯医者になにかこだわりがあるのだろうか?

  • 前半は少し物足りないけど、真相がどんどん明かされていく後半は一気読みだった。姫様のキャラもしっかりたってきて、先が楽しみなシリーズになってきた。浜田さんのキャラと扱いがどうにも受け入れにくいけど

  • ドS刑事3
    マヤが中学生だった頃の事件と、現在が交互に書かれる。
    スナッフフィルム。
    食べ過ぎ殺人、電気椅子殺人、まぶた切除殺人。
    中学生の同級生キリコとの友情、現在の趣味への目覚め、女優になりたかったキリコ。
    そして、マヤのお父さん登場。

  • あいかわらず読みやすく、面白い。
    殺人の内容は結構ヘビーだけどキャラクターがクスットさせてくれるのもあり、不快感はないです。

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著者プロフィール

1969年、静岡県生まれ。第8回『このミステリーがすごい! 』大賞・隠し玉として『死亡フラグが立ちました! 』(宝島社)で2010年デビュー。
他の著書に「ドS刑事」シリーズ(幻冬舎)、「山手線探偵」シリーズ(ポプラ社)、「バリ3探偵 圏内ちゃん」シリーズ(新潮社)など多数。

「2023年 『全裸刑事チャーリー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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