ドリームダスト・モンスターズ 白い河、夜の船 (幻冬舎文庫)

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 225
感想 : 28
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  • Amazon.co.jp ・本 (323ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344422766

作品紹介・あらすじ

他人の夢に潜る「夢見」能力をもつ高校生の壱。事故で母親を失い、悪夢に悩まされていた同級生の晶水も彼に助けられた一人。壱の祖母・千代が営む"ゆめみ屋"を、今日も夢に悩むお客が訪れる。夢の中で見知らぬ女性に恋する大学生、人を殺すよう命じられる高校生、犯罪現場を目撃する少女…。壱と晶水は、厄介な夢を解けるのか。青春ミステリー。

感想・レビュー・書評

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  • 夢に関わるミステリーという感じのシリーズ。人の深層心理を探るという意味では面白い設定。
    いまさらユングでもないのでしょうが、心理学は学生時代好きだったので、そのあたりでも面白い。

    今回は「てのひらの卵」と「白い河、夜の船」が秀逸!

  • 夢の中に入って問題解決をするシリーズ第2弾。幼い頃の封印したトラウマを掘り起こす形になる夢が恐ろしかったが、微かに持つ自分の中の違和感をそれで解消できたのは良かったのか。

  • 面白かった!!
    胸きゅんとの事で手にした作品だが結構なホラーに感じた。
    晶水と壱のやり取りは甘酸っぱくこんな青春したかったと思わされたがメインである夢や事件には甘酸っさ、ほっこりさ0のホラーミステリー(笑)
    最後の話には想像しただけでもぞっとしました、現実にも有り得そうなお話がまた恐怖を感じ夜眠れなかった…
    だが、3巻も是非とも読んでみたい。

  • 今回も面白かった!
    壱に心を開いてきてる晶水が可愛い。

  • シリーズ2作目。主人公2人の位置付けがはっきりしてきて、より読み易くなった。ちょっと事件がえげつないけど・・・

  • ミステリーというかファンタジーというか。
    ドリームダスト・モンスターズの続編。
    晶水と壱の関係が好きだ。
    心の不思議、夢の不思議を思う。

  • (収録作品)モザイクかけら破片/水に朱いろ/てのひらの卵/白い河、夜の船

  • ドリームダスト・モンスターズシリーズ第2弾。
    悪夢に悩まされている人の夢の中に入り、悪夢の原因を突止めていく話。
    主人公は高校1年生の男女。
    軽いタッチだが、内容はなかなか重い。
    主人公の男女2人のキャラがはっきりしてきて、前作よりおもしろかった。
    (図書館)

  • 恋敵(と晶水ちゃんが思ってるだけだろうけど)が出てきたよ!
    ラブコメ定番!

    それはさておき、夢の謎解きは相変わらず濃ゆいよ。

  • 時折、表現がグロテスクだなぁと思ってしまうのは私だけ?

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著者プロフィール

1972年新潟県生まれ。2012年『ホーンテッド・キャンパス』で第19回日本ホラー小説大賞・読者賞を受賞。同年、「赤と白」で第25回小説すばる新人賞を受賞し、二冠を達成。著作には「ホーンテッド・キャンパス」シリーズ、『侵蝕 壊される家族の記録』、『瑕死物件 209号室のアオイ』(角川ホラー文庫)、『虎を追う』(光文社文庫)、『死刑にいたる病』(ハヤカワ文庫JA)、『鵜頭川村事件』(文春文庫)、『虜囚の犬』(KADOKAWA)、『灰いろの鴉 捜査一課強行犯係・鳥越恭一郎』(ハルキ文庫)など多数。

「2023年 『ホーンテッド・キャンパス 黒い影が揺れる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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