傷口から人生。 メンヘラが就活して失敗したら生きるのが面白くなった (幻冬舎文庫)

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  • 幻冬舎 (2015年2月10日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (240ページ) / ISBN・EAN: 9784344423046

感想・レビュー・書評

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  • 極論、人は働かなくても生きていける──小野美由紀さんの「自分らしい働き方」とは | サイボウズ式(2016年3月18日)
    https://cybozushiki.cybozu.co.jp/articles/m001102.html

    読者の心の掴み方は全部Webから教わった|小野美由紀 インタビュー|monokaki―小説の書き方、小説のコツ/書きたい気持ちに火がつく。(2021年5月6日)
    https://monokaki.ink/n/n407586b64130

    小野美由紀(@miuki_none) • Instagram写真と動画
    https://www.instagram.com/miuki_none/?hl=ja

    Ai☆Madonna - 愛☆まどんな(@aimadonna.art) • Instagram写真と動画
    https://www.instagram.com/aimadonna.art/

    AI☆MADONNA's
    https://aimadonna.com/

    『傷口から人生。 メンヘラが就活して失敗したら生きるのが面白くなった』小野美由紀 | 幻冬舎
    https://www.gentosha.co.jp/book/detail/9784344423046/
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    (Marcieさん)marcie's booksの本棚から

  • なかなか壮絶な人生。ここまで自分を語れるってことはいまは昇華したんだろうとつくづく思う。
    心の内がよく表現されてる。

  • どんぴしゃりな内容だった。


    わかりやすく赤裸々で
    共感と、比較としながら読んだ。


    わたしも自傷してた。
    10年間引きずってたけど。
    作者とは理由が違って
    こんな風に思ってたのかと、
    思って、比較したり
    自分を客観的にみれた。

    就活もわたしも失敗した、
    作者みたいな学歴はなかったけど
    夢があった。けど、くだくだに砕けた。
    そこかからエントリーシート書いても書き間違いばかりして朝まで寝れなくて、
    書けなくてやめた。

    親子の喧嘩も、共感した。
    自分は父と確執あって
    なんかいも暴れた。
    親の本棚全部倒したり、
    ずっと喧嘩うってた。
    最終は仲直りできなかったけど、
    みんな違えど悩みがあって
    完璧な家族はないと読んで気付けた。

    そんな時の気持ちが似てて、
    こんな事感じてる人がいたんだと
    ありがたく思った。

    迷路の道が違えど
    同じ世代で共に生きてる作者の
    素直な内容が
    私に勇気をくれた。

    メンヘラかなと自分の事
    思ってたけど、
    ここで自分がメンヘラだった事あっさり
    認めましたー。

    生きるのが面白くなった。
    まわり道してるから、いろんなごちゃごちゃが
    面白くみえた。
    自分の人生自分だけの道。

    どんなにどす黒いても汚くても
    小さな光をみつけて
    たくましく歩きたいなと思えた。

  • 読みやすくてスラスラ読める。作者に感情移入してしまったり、自分重ねてしまう部分があり、少し読んでいて辛かった。自分の中の色々が思い出されてきて少し泣いた。

    以下特に好きな章
    ‪✩‬特別になりたい?(p28〜34)
    書いてあること全て良い。特別になりたいって誰もが少しは思ってることだと思う。他人を馬鹿にして見下して自分の自尊心を守る。

    ‪✩‬魂の速度(p35〜45)
    リタの台詞「大事なのはね」「自分の、魂の速度で生きることなのよ。」社会から振り落とされないように必死に他人と並走して、だけど疲れていつの日か振り落とされる。ずっと他人の目を気にしていたけど、この台詞のおかげで、自分の魂の速度を見直してみようと思えた。他人と並走する必要なんてない。

    ‪✩‬他人のものさしに傷つかない方法(p69〜75)
    他人が話す幸せと自分を比べて、あぁ私は幸せじゃないんだ普通じゃないんだと傷付いたことが私にはたくさんある。他人の目が気になるから他人と違う幸せが怖い。同じじゃないと不安。でも人それぞれ人生があるように、幸せの感じ方も人それぞれなんだと改めて気付いた。

    ‪✩‬a part of crew(p130〜139)
    薄っぺらい人間関係の中でSNSのいいね!だけを気にして生きる。いいね!の数=自分の価値。SNSを開けば友人がいるけどその友人に何かを相談したりできない。上辺だけで綺麗な言葉だけを並べていく。私も魂をぶつけ合う人間関係が欲しい。



    他人を馬鹿にしないとか、自分の魂の速度で生きるとか、幸せの感じ方も人それぞれとか、魂をぶつけ合う仲間を作るとか、当たり前のようだけどできない。でもこの作者のように、就活を辞めて旅に出ることができる人なんて、そんなにいないと思う。みんな本当は気付いているのに目を背けて“いい感じの私”を演じている。私もそうだ。きっとこの本を読んでもいい感じの私で社会の中で生きる。だから私からしたら、作者は特別だ。

  • 仕事をやめると決めて、次を決められない不安とか、やめたと決めた仕事に執着したい気持ちで、やめる前は悶々、モヤモヤして、調子よくなかった。

    そんな時に読んだ本で、いいタイミングで読んだー!と思った。次はどうするの?という言葉に焦らされる気持ちがしつつ、身体は動かない。

    逡巡する時は止まっている時のように見え、そうした時間をよしとしない人もいるし、隙のない社会がそれを許してくれないように思わされてしまう。
    逡巡する時から次の一歩は生まれてくると思えた。

    実は著者のみゆきさんは、本を読む前にうちに泊まりにきてくれて初対面。本の感想を聞かれたけど、読んでなかったからなんにも言えなかったし、いいこと言わなくては!と思ってしまい、あんまり話せなかった。(悔やまれる・・)

    タイトルの印象は、とても壊れやすく、傷口がむき出し、鋭い印象を与える。でも、実際のみゆきさんはふわりとした佇まいで存在している。

    “本”は人の一部。
    目の前にいる人からは見えない世界を持ってそこにある。
    人を立体的に見せてくれるのが本だなと思った。

    でも、本には読むべきタイミングがあるというか、いい時にこの本を読んだなと思うので、まぁいいかと思う。

  • 私はまだここまでじゃないし、っていう、安全圏からの軽蔑

    過去は生き直せる

    小さな差異が集まって人やグループを形成している

    スペイン巡礼、カミーノデサンティアゴ

    スペイン巡礼の話は面白かった。日々に疑問を持って生活できるというのは、すごく大事なことだと思う。決められたレールの上を行かない人にやはり憧れてしまう。自分のやりたいことに正直に生きていきたい。

  • いろいろ難儀なお嬢さんが就活に失敗したり母親と大喧嘩したりスペイン巡礼の旅に出たりして、なんやかんやしてなんとなかったエッセー。よくある話であるといえばよくある話なのだが、この内容が本として成立するのはひとえに著者のみずみずしい感性と言葉選びのセンス、そして構成力の賜物だと思う(構成は編集者がしたのかもしれないけど)。話の内容は重苦しいけれど、あまり重苦しくなり過ぎないバランス感覚も良好。まだ著書は少ないようだが、ちょっと期待したい著者。

  • 違う形で過去を生き直せる。

  • サンティアゴ・デ・コンポステーラについて記載されている記事で知った本。
    読中はジェットコースターに乗っているときのように目まぐるしく感じた。
    こういう人もいるんだな、というのが一番の感想。

  • タイトルは知っていたが、「私には関係ない本だ」と思っていた(「就活」をしたことがないので)。
    著者のツイッターが面白いので読んでみたら、とてもよい本だった。

    「メンヘラもの」にありがちな「著者が自分に酔っている」感じが、微塵もない。かつての「イタイ自分」を、いまの視点から冷静に客観視し、分析する明晰な文章が並ぶ。自伝的でありながら、ちゃんと「作品」になっている。
    メモしておきたいようなキラリと光る表現もちりばめられていて、読ませる。

  • 若いなぁと思った。
    荒削りだなぁと思った。
    だからといって必ずしも珠に育つかどうかは分からないけど。ね。

  • うぉぉ…作者の小野さん、めっちゃ勉強できますやん。
    TOEIC950点とか、慶應義塾大学とか……うちの親だったらそんな成績持って帰ったら泣いて喜ぶな。
    でも、それでも、小野さんの母は満足しなかったんだねえ。贅沢者だな〜。

    途中で、友人(確か)に、「お前は自分の不幸をお母さんと祖母のせいにしている」って言われてたけど、実際そうでは?
    確かに、不本意でも人生は自分で選択したことの連続ではあるけれど、小野さんの場合実際そうじゃん…と思うわ。
    子供時代に母親からの無関心ってつらいと思うぞ〜。

    でもお母さんも祖母も改心してくれて良かったよね。
    人間って普通なかなか変われないし、継続しているようですごい。

    エリートでもこんなに悩んでるんだな〜って思うと、人生が果てしなく辛く思えて救いがない。
    勉強して、いい学校入っても、辛いなら意味ないじゃん!

    改めて、人生って「何をするか」よりも、「何を考えるか」で楽しさや辛さが変わるものなんだなと思った。
    辛いけど、私も与えられた今の自分の人生の中で「幸せ」だと思いながら生きるしかないんだな。
    人生は辛いな。

  • 少し寂しくなる。
    だがとてもスッキリする。
    変な感じだ。
    こんな感覚は今までにない。
    と言うことは、良書ではないかと考える。
    読む前と読み終わった後の自分の世界観が変わった。
    俯瞰的にものを見ないとなどと良く言いますが、今まで見てた世の中の完全に外側の話だなと。
    自らの考え方の枠の小ささを痛感する。

    生憎私は両親や祖父母がいる中で育った。
    両親の愛を感じれなかった時は祖父母が愛をくれた。
    だから心のバランスが取れていて、ここまで来れたんだと思う。当時の僕はそれは当たり前だと思っていた。
    普通だと思っていた。
    でも今思えば、片親の友達もいたし名字が変わる子もいた。
    不登校の子もいたし、不良もいた。
    自分の家には愛があったから、そう言う人たちもいていいんだと認めれたし交友関係を続けることが出来ていたんだ。
    でもだ。
    それは自分の小さな世界観の一方通行な見方だったんだ。
    当の本人たちはもっと違ったんだろう。
    いや、違ったはずなんだ。
    それを37歳の今、感じることが出来たことはとても良かった。
    自分では当たり前だと感じていた世界を、そうでもない世界もあると分かってるつもりだったけどなー。
    さらにそのむこう側があったんだなー。

    TOEIC950点、留学、最高峰の大学、インターン。
    最強の履歴を引っさげ大企業に面接。
    パニック障害、リストカットに、タンポンを売って小遣いを稼ぐことも僕には分からない世界。
    だけどもだ。
    負であったことを文字にし伝えるパワー。
    色んな人が存在しているんだと今一度感じることが出来たことが、また僕の豊さへ繋がります。
    また1人僕の中に生まれました。

  •  切なかったことは分かったけれど、どのくらい辛かったかというのは、分からない。ケータイ小説にも似た、読み手が感情移入しないと分からない本であるなぁと思った。私のように距離感を持って読むタイプの人間だと「大変そうだなぁ」という保健室登校のクラスメイトを見守る気持ちになる。
     共有できる、共感できる、感動できる、というのは一つの癒やしの手段であり、彼女はそれをスペイン巡礼の旅で得たのだろうと思う。

     日常生活において、ささやかな幸せを感じることができて、それをともに喜ぶ人が居て、またそれが嬉しい。そういうことが出来れば、きっと楽なんだろうなぁと思った。

  • こういう自伝的な話はどこまでがリアルかっていうのを疑ってかかってしまうのだけど、
    私自身ともリンクするような自意識過剰で捻くれててどうしようもない部分もあって
    なんだかんだと普通に楽しんで読んでしまってた。
    自分自身の痛々しいところを書き出す作業、想像するだけで心臓がぎゅっとなる。

  • 寺子屋塾の文庫なので、購読。

    著者の文章を、等身大の言葉でつづっている。
    POPな表紙と裏腹に、読んでいく中で深く考えさせられる所が何か所かあるはず。

    読んでいて気分が悪くなって今う人もいるかもしれないけれど、
    著者がそのままさらけ出しているからこそ。
    きっと誰もが多かれ少なかれ、こうした問題を抱えながら生きているのだと感じた。

    ここまで直球のエッセイはあまり読んだことがなかった。
    現代の諸々の事象に興味がある方、
    その糸口がこの中で見つかるかも?

  • 激病みしていたところ、
    たまたまネットで見つけた本

    作者の壮絶な体験と共に
    いろんな言葉が紡がれている
    それらにたくさんの元気をもらえた

    『受け入れ方』や『向き合い方』を
    教えてくれる本だと思う

  • 2022/11/17

  • パニック障害により就活レースから離脱した主人公が、スペイン巡礼や卒業後の放浪を通して、自分の根底にある精神的弱さに向き合い、自分や周りの人を受け入れて前に進もうとする話。

    主人公の家族関係と自分のそれが近く、愛情を渇望している点や、自我を膨張させて見栄をはる点など、主人公と自分が重なり心揺さぶられた。

  • 感想を書くのが難しい。でも、読めてよかったと思った。傷つきながらも自分に向き合っていく様を読み進めるたび、自分自身はどうだろうかと自問させられる。

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著者プロフィール

●小野美由紀(おの みゆき)
 文筆家。1985年生まれ。創作文章ワークショップ「身体を使って書くクリエイティブ・ライティング講座」主宰。著書に『路地裏のウォンビン』(U-NEXT)、『傷口から人生。〜メンヘラが就活して失敗したら生きるのがおもしろくなった』(幻冬舎)、『人生に疲れたらスペイン巡礼~飲み、食べ、歩く800キロの旅~』(光文社)、『ひかりのりゅう』(絵本塾出版)、『メゾン刻の湯』(ポプラ社)、『ピュア』(早川書房)ほか。

「2021年 『雨は五分後にやんで 異人と同人Ⅱ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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