- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344423152
感想・レビュー・書評
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めちゃくちゃ面白かった!
タイトルからして面白い予感はしていたが。
光浦さんが読者からの悩み相談に答える形で、
読みながら光浦さんの顔が浮かぶ浮かぶ。
毒付いてる姿が浮かんでニヤニヤしてしまう。
毒付く姿は自分と被って嬉しいやら悲しいやら…
結構ハッとさせられる答えもあったり。
光浦さんは好きな芸人さんで、
毒付く中にも芯が強く、頭の回転が早く、
手先も器用でとても尊敬していますが、
ますます好きになりました。
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毎日新聞の相談コーナーで好きになった光浦さん。文庫本では、さらに毒舌&屈折した超濃厚光浦節炸裂でした。いやこれ私やん?!と共感したり、恥ずかしながら納得したり、ピュアハートがぐさぐさ刺されて出血したり、着眼点や観察眼にほ〜〜 となったり。とかくこの世は生きづらい。けれど、こんな本、こんな友達が傍にいてくれたら、なんとかかんとか生きていこうと思える。かな。思いたい。かなあ。
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#読了 2022.4.16
雑誌TV Bros.で2010年1月〜2013年9月連載、読者からの相談の回答をまとめたもの。
いやぁ天才!面白すぎる。最近光浦靖子さんのエッセイにハマって立て続けに読んでいるのだけど、これまで読んでたのは自信なさげでありながらそれと矛盾するくらいの頑固さと心の紆余曲折をセキララに語る、等身大で愛嬌のあるかんじだったのだけど、本書はお笑いの才能爆発。読者からの相談に応える形式なのだけど、これが本当におもしろい。もちろん光浦さんの経験談や敏感な感受性を感じる部分も他のエッセイ同様たくさんあるのだが、共感しつつも辛辣!けど胸にグッとくる。まず共感の精度めちゃめちゃ高くて深いから、それを分かっててくれてのその厳しい言葉。だからこそ胸に来るんだろうなぁ。「私も分かっちゃいるのよ…!」っていう自分への戒めもあったり、アナタ本当はこう思ってるんじゃない?っていう鋭い分析があったり。人に言えない悩みに真摯に応えたり。はたまた、気持ち悪りぃこと言ってんじゃねーよ!ってぶった斬ったり。でも最後はどの相談にもちゃんと光浦さんなりの回答をしてる優しさがある。
絶妙なニュアンスをこんなにおもしろく伝える文章力は圧巻。
光浦さんがお笑い界で評価を受け続ける理由がここに集約されてるのではないかと感じた。
◆内容紹介◆
母の格好がヒョウ柄化していきます」「30歳過ぎの未婚女性が怖いです」「タトゥーを入れようか悩みます」「幸せになっていいのでしょうか?」──。小さなことがつい気になってしまうのが人生。日常に影を落とすお悩みには、皮肉と自虐たっぷりのアドバイスが効果的。辛辣なのに不思議と気持ちがラクになる、笑えて役に立つお悩み相談エッセイ。 -
光浦さんは自虐にもセンスがあるし、文章も私の方が云々と仰りながらも優しさがあるし、素敵な人だなと改めて思いました。
「私の方がもっといかん。なので、こんな人もいるんだと思って自信持ってよ」って仰ってるみたい。優しいなぁ。
そしてそんな光浦さんの良さをわかってらっしゃる巻末の方々も素敵でした。
特に西加奈子さん…すごくあたたかくて良かったです。 -
面白い。
文章のテンポがいい。
毒舌なようでフォローもしてて
賢くて優しい人なんやなと思いました。
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お前より私のほうが繊細だぞ!。光浦靖子先生の著書。さまざまなお悩みに対して光浦靖子先生がユーモアたっぷりのアドバイスをするとても楽しい一冊。光浦靖子先生は明るく楽しいタレントというイメージがあるけれど、東京外国語大学を卒業された高学歴女子で大変な才媛。知的で高学歴な光浦靖子先生だからこそこういった素敵なアドバイスが出来るのかも。
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約10年前に書かれたエッセイ。
文章は読みやすく、するすると読めた。内容は辛口なユーモアと軽い下ネタ。
人の容姿についてだとか、男だとか女だとか、女芸人の扱いとか要所要所に読んでいて、そういう時代もあったなぁと懐かしく感じた。多分、連載当時に読んでいたら、共感する部分やもっと刺さるものがあったんだろうな。そう考えると今当たり前だと思っている社会や世間の風潮は常に変わっていて、10年も経つと世の中の価値観は全く変わってしまうものなのだなぁと思った。 -
まんま三浦さんで再生された。笑
時々やさしくて時々毒で時々あきらめ。 -
期待して読んだけど、、個人的にはスッキリできない毒舌で気持ちがどんより。途中で挫折。
著者プロフィール
光浦靖子の作品





