あの女 (幻冬舎文庫)

著者 :
  • 幻冬舎
3.08
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本棚登録 : 695
レビュー : 80
  • Amazon.co.jp ・本 (429ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344423374

作品紹介・あらすじ

タワーマンションの最上階に暮らす売れっ子作家・珠美は人生の絶頂。一方、売れない作家桜子は安マンションで珠美を妬む日々。あの女さえいなければ-。ところが、珠美がマンションから転落。女たちの運命が逆転した…が、それは悲劇の始まりに過ぎなかった。次々現れる怪しい女、女、また女。女がいるところに平和なし。真梨ミステリの真骨頂!

感想・レビュー・書評

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  • あの女この女どの女……登場人物が増えてきた時点で嫌な予感がしたので、メモ取りながら読みました。おかげで何とか振り落とされずに最後まで読めました。複雑な人間模様が真梨作品の面白いところなんだけど、一生懸命追いかけないとすぐ誰が誰だかわからなくなってしまうのが難点。女流作家同士の嫉妬や確執…その毒が気持ちよくてまた一気読みでした。イヤミスって、中毒性ある。

  • 何層にも複雑に構成されたストーリー。
    裏のある・・・裏しかないような登場人物たち。
    タワーマンションの最上階にある部屋に係わった人々がたどる顛末。
    面白いのだけれど何かが足りない。
    圧倒的な毒があるわけでもなく、異常な緊張感があるわけでもない。
    幻想と現実の狭間をさまよう場面は面白かったけれど、逆にあの場面が読むテンポを狂わせてしまったようにも感じた。

  • 女同士ならでは?なドロドロとした感情が溢れている…んだけど、もう少しストレートにそれが伝わってきてもいいような…ミステリー要素もなんとなくぼやけてしまっていたような気がするし、、、でもどんどん読み進めたいと思える作品だったことは間違いないのですが。小説家って…なかなか大変な職業だなあとヘンなところが大いに気になりました。。

  • 三好珠美にグイグイきた。
    思い立ったら即行動。ガンガン行ってしまうところが気持ちいい。
    そんな攻めの人生でいきたいわ。

  • 話が混乱してくるがおもしろく読めた。

  • タワーマンションの心理的瑕疵物件の説明をする不動産屋。部屋のオーナーでマンションで死んだ女流作家。その作家を羨む別の女流作家。次々出てくる人物が錯綜して混乱。そしてそうきたか…というオチ。

  • そもそも不動産屋が高層マンションの4012号室の心理的瑕疵物件を説明しているお話なんですが、登場人物はそれぞれが各々から見たあの女!後日談読んだら、あの女の話たと思ったらあの女のことだったの?真理幸子は二冊目だけど、現実と妄想と夢がごっちゃな話なのね。ちょっとそれぞれの結末が濁ってて星3つ。

  • この著者の作品は初めて。

    登場人物たちがこんなところで繋がってたのかと。
    三芳を突き落とした真犯人はまさかの、、。

    あっちへ行ったりこっちへ行ったりというなと、内容的にも読むのがヘビーだった。

  • 所沢のタワーマンション最上階40階に住んでいた人気作家・三芳珠美が転落する。彼女の代わりに人気の出た根岸桜子は、敏腕編集者・西岡の助けをかり、小説を売り出す。西岡・珠美・桜子の三者に田中加代が加わり、更なる事件が発生する。小説家の作品に対する想いが伝わってくる。

  • 次々に現れる怪しい女、女…。半分くらい読んでも、夢なのか現実なのか、そもそも誰の話なのか
    イマイチ入ってきませんでしたが、それが狙いなんだと最後になってわかる。得体の知れない薄気味悪さがつきまとう感じでした。

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著者プロフィール

真梨 幸子(まり ゆきこ)
1964年、宮崎県生まれ。多摩芸術学園映画科卒業。2005年『孤虫症』で第32回メフィスト賞を受賞しデビュー。2011年『殺人鬼フジコの衝動』がシリーズ累計50万部を超えるベストセラーになり、舞台化・ラジオドラマ化、代表作の一つと目される。2015年、『人生相談。』で第28回山本周五郎賞候補。
他の代表作に、TVドラマ化された『5人のジュンコ』、『祝言島』など。

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