- Amazon.co.jp ・本 (229ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344423473
作品紹介・あらすじ
「今日から、あなたたちは鈴木さんです」。巨額の借金を抱えた男女四人が豪邸に集められた。彼らの責務は、ここで一年間、家族として暮らすこと。見知らぬ者同士が「家族ごっこ」に慣れてきたある日、貸主から次なる命令が下った。失敗したら四人に未来はない-。貸主の企みの全貌が見えた瞬間、想像を超えた"二重の恐怖"がつきつけられる!
感想・レビュー・書評
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面白かった。割とあっさり季節が進んでいくなぁと思ってたら、やっぱり。そりゃそう簡単にはいかないよね。
それにしても救いが無さすぎる。
ラストのオチにもびっくり。
小梅さんはいつ解放されるんだろう?
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巨額の借金を抱えた男女四人が豪邸に集められ、貸主から一つ屋根の下で一年間「鈴木家」を演じて暮らさなければいけないと謎の指令が下る。失敗したら命はない。しかし、見事指令を達成できれば、総額一億円の借金はチャラとなる。見知らぬ者同士が「家族ごっこ」に慣れてきたある日、貸主から次なる指令が…。
続きが気になるユーモアな設定や登場人物の会話中心となって話が進行していくため、活字慣れしていない方でも読みやすい作品だと思う。
ストーリーもテンポよく進んでいき、後半はミステリー的な展開へ。物語の結末も面白く、オチもそれなりに納得できるものだった。
しかし、満足のいく読書体験ができた感覚はあまりなく、個人的には『読みやすく、それなり面白い作品』止まりだった。 -
脳内再生はアニメーション、面白かったです。
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最初から結構引き込まれてました!それが漫才をやっているような感じで、ちっと笑いながら読んでしまった。
短い本で、面白いのであっという間に終了。本当にこんな事ありそう…てか、こうゆう事も問題になってる話しは聞いた事ある。
最後の展開は、ゾッとします… -
最大級の賛辞を贈りたいくらいの面白い小説だった。借金のかたに「鈴木」一家として一年暮らすために集められた4人の男女。コミカルでユーモアたっぷりの内容に声上げて笑いながら読んだ。ところが一転、こんな結末!?と、度肝を抜かれました。「鈴木」さん達のその後を想像するととても辛い。
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ふむふむ…と読み進めていた最後に
「そぅ くるかぁーーー!」って笑ってしまった
なんという裏切り 笑
この作品から 木下半太にハマりまくりました。
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何にも知らんで読むと
こーゆー作品は最高やな。
まんまとやられたよ(笑) -
面白すぎて1日で読み終わった
「今日から、あなたたちは鈴木さんです。」
意味わからない設定、訳も分からず
始まる物語に不信感しか抱けないのに
どんどんハマる。真相が気になってしまう。
途中いくつも、なんかおかしいな?
ってことが出てきて、
そのカラクリがわかった時怖かった
帯に「ラスト7行の恐怖」って書いてあるけど
恐怖とまではいかなかったです。
あーそういうことか。っていう納得感。
こういう話が大好物すぎる。オススメです。 -
『鈴木家に成り済まして暮らせば、2500万円の借金はチャラだ』
それが男3人女1人が偽家族として過ごす一年のはじまり。
コントのようで楽しく、軽快で読みやすく、そんな中に浮いてくる違和感。
終わりには全てが繋がって少しにやけます。