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本 ・本 (312ページ) / ISBN・EAN: 9784344423640
感想・レビュー・書評
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面白かったー!
加齢に対してかなり執拗に厳しく描かれている。
蜜がしっかり自分の年齢、自分の人生に向き合い。答えを出したところにすごく共感した。
年をとることは当たり前。
頭ではわかっているのに。。
若い時とのギャップに苦しむ。
若さへの執着…
蜜の年齢に近いので
共感できる部分も多かった。
ただ、直哉みたいな夫はいやだなー。
子育てしてる妻に対して外に目を向けてほしかったって。子育てしてたら時間ないし、、、妹と同じ年齢の女性と不倫って。
玲子の生き方はすごいなっと思いました。 -
若さにしがみつき、若さに嫉妬して葛藤してる女性の物語
若さだけではなく、素直な心でいられない時があるのでものすごく心にささる
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同年代だからグサグサ刺さりました
日本人のルッキズムや若者至上主義はたしかに異常
でもそれに執着せず自分のなかに芯を持てる人が強く、そしてそれは“年を重ねた”人の特権でもある
いつか失うものに執着してはいけないですね -
34歳、頭ではわかってるけどまだ「オバサン」と認められない女の話。
同年代、ついつい自分に置き換えて読んでしまった。
別に若い子と張り合うつもりも一切ないし、20代の自分に戻りたいかってもの全然違うし。
こういうこと考えてる時点で若さに執着しててイタイ…てものわかってるんだけど…なんででしょうね。笑
若さがなくなった時、残るものがちゃんと磨かれているようでありたい。晩夏の今をしっかり楽しもうと思った。
人生まだまだ勉強です。
密の母の「いざとなったら男を叩き出せる女になれ」が心に残った。
幸い、男を叩き出すことはできると思う。
叩き出さずに黙って出ていくかなぁー笑
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会社の同僚に借りて読みました。
ザ・内館作品という感じがして、面白いです。
男性こそ読んだ方が良いかなと思いました。 -
2021年19冊目。
ここ最近、お牧さんのエッセイを読んでは痛快な気持ちになっていた。が、すっかり忘れていたよ。今まで見てきたお牧さんのドラマを…この嫌な感情を!!!年齢と見た目にかなり執着を持っている主人公。義理の妹の底意地の悪さ!!!エッセイと違いモヤモヤする。本当に想像力の欠如か争いを起こす。
密の母の「いざと言う時に、男を叩き出せる女になんな」は激しく同意。自分に娘がいたらしっかりと伝えたい言葉だ。
著者プロフィール
内館牧子の作品





