- Amazon.co.jp ・本 (166ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344423701
作品紹介・あらすじ
鎌倉に小さな古い家を借りて、久し振りの一人暮らし。朝は早起きしてお寺の座禅会に参加し、夜は屋上でビール片手に満天の星を観る。ペンギンと恋人のように待ち合わせして夕食を楽しんだり、近くの小川をホタルと一緒にお散歩したり。携帯もテレビもない不便な暮らしを楽しみながら、本当に大切なことに気付く日々を綴った大人気日記エッセイ。
感想・レビュー・書評
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大好きな小川糸さんの日記風エッセイ。
心にすーっと染み込んでくる心地よい読み心地。
丁寧な暮らし。美味しそうな料理。鎌倉での生活。とても良かったです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
一つ一つのお話が短いエッセイだったので、隙間時間に読み進められました。
今回の舞台は鎌倉での一人暮らし。
日々の生活を楽しまれてこの暮らしが理想郷だったかもと書かれています。
自身の本の紹介、重松清さんの本についても書かれていて次に読みたい本を見つけられました。
人らしい生活とはこんな生活なのかもと思わせられました。 -
今年最後の本になるかな?
この本で、今年最後をほんわか締めくくれたのが嬉しい。
来年こそ(笑)小川さんのように、楽しく丁寧に生活しようっと! -
2013年の日記エッセイ。
鎌倉でのひと夏の生活。鎌倉の空気が東京より湿気を含んでいて重い、というの、なんとなく分かる。鎌倉暮らし、いいなと思ったけどムカデやでかい蜘蛛が家の中に出るのは勘弁だな… -
鎌倉で一人暮らしかぁ。なんだかそんなことなかなかできない気もするけど、やっぱり自分の環境を変えるとまた見えてくる視線があるんだろうなぁ。私も関西2しばらく住んでみたい。
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鎌倉で過ごした日々をメインに1年間の生活を日記のように書いてあるエッセイです
鎌倉には1回しか行ったことないから、住んでみた鎌倉を知れて新鮮でした
ストールの話。わかる!私も何回かストールをなくしていて、だいたい膝に掛けていたことを忘れて車から降りてる、、、
見つかってよかったけど、車にまで轢かれていたなんて。
その後のストールのケアの仕方で、小川糸さんの物を大切にする気持ちがとても伝わりました! -
ツバキ文具店、キラキラ共和国を読んでも思ったけど、情緒あふれる鎌倉に住みたくなってしまう。魅力的な場所なのが伝わってくる。震災のエピソードは胸が痛い。早く安全で平和なふるさとに戻ってほしい。
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鎌倉に家を借りて一人暮らし。自分の好きな場所で好きなコトをして過ごすのは、最高の息抜きになりそう。自分の好きなコトが分かっていると、次の行動もはっきり決まっていいなと思った。
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鎌倉に向かう電車の中で読めたこと、本当に良かった!
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「ライオンのおやつ」で好きになった小川糸さんのエッセイを図書館でみつけた。
憧れの鎌倉暮らしを身軽に手に入れて、その身軽さがうらやましい。
あえて素人っぽい文体が気になる部分もあったけれど、ゆる~く生きているようでありながら、人工授精や犬を飼うこと、都会の便利さを手放すことの意味など問いかける。まじめに生きている人だ。
好みとして「卵を買いに」のような外国滞在エッセイの方が文体に合う気がしたので「3」にした。 -
何かに連載していたものをまとめたものかと思ったら、書下ろしとな。
『ツバキ文具店』はこの期間限定鎌倉住まいから生まれたのだな、としみじみ。
丁寧に毎日を生きることの大切さ。
そして『メオトパンドラ』にある小川糸さんとペンギンさんのツーショット写真を思い出しほのぼの。 -
いつ読んでもあたたかい小川糸さんのエッセイ。
丁寧な暮らしをされているの、素敵だなあ。
小川糸さんのエッセイを読むたびに、
心が洗われるというか、浄化される。
短い話がたくさんだから読みやすいし。
そして、小川糸さんの、
『日常の何気ないところに目をかける』
というのが本当にすごいと思う。
自分だったら素通りしちゃう〜みたいな
ところから何かを考えられるのって
本当にすごい。真似したい。 -
鎌倉での生活、とても楽しそう
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安定の糸さんのエッセイ。
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鎌倉に短期間住んでおられた頃のエピソードが。
湿気と虫にこんなにも困っておられたなんて、想像できなかった。 -
今風で言うとフッ軽な方なのだなぁと思った。その行動力が人生を豊かにしてるんですね。
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鎌倉暮らしや海外へのフットワークの軽さなど、真似できないけれど羨ましい。
電化製品も携帯電話も大好きな私にはこんなに徹底した静かな暮らしはできないけれど、好きです。こんな暮らし。 -
小川糸さんのエッセイというか日記。はっきりとしたことはわからないけれど、多分平成27年頃のもの。糸さん、東京のご自宅のリフォームに合わせて、鎌倉で3ヶ月の仮住まいをされたらしい、、うらやましい。。作家さんはいいな。才能一つ持って、つまり身一つでどこでも生きていける。
私には住んでみたい街がたくさんある!鎌倉もその一つ。きっとここでの暮らしが、私も大好きな『ツバキ文具店』『キラキラ共和国』のモトなのだ。
糸さんが出会った、神社の草むしりしていたおばあさんのことば。「手も動くし、足も動くし、目も見えるし。ちょいちょいやってれば、いっつもきれいやわ」 -
さくさくと読めてあっという間に読み終わりました。
鎌倉での暮らしってなんかいいなあ。 -
たそがれビールに続いて小川糸さんのエッセイ。
1年の出来事が綴られている日記のよう。ドタバタ時間に追われて過ごしている私とは大違いだなーと少し羨ましくなる。
鎌倉での生活からツバキ文具店は生まれたのかな。朝のルーティンや、お隣さんとの挨拶などのくだりはツバキ文具店の出だしにそっくり。
鎌倉での暮らしが素敵すぎて羨ましいけれど、虫問題と湿気問題を考えるとかなりの覚悟が要りそう…。
こうやって日々の暮らしを大切にする姿勢は見習いたい。 -
エッセイは書いてる人のことがわかっておもしろい。ほんとにお料理が上手だったんだなー。鎌倉での生活も余計なものが一切ないシンプルなもので、憧れる。
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今日も糸さんのエッセイ。
東京の自宅を改装している間の、鎌倉での暮らし。小さなお友達、ららちゃんとの親子のようなほっこりする交流。読書の皆さんとのお茶会。不妊治療のお話…など、沢山の人に感謝して、沢山の友人たちのことを大切に想い、日々丁寧に暮らしを送る糸さんの生活の描写が心地良い。
ららちゃんのお泊まりのお話が好きかな。こんな歳の離れたお友達、素敵だね。
文中にも何度も登場する「食堂かたつむり」も今度読んでみなきゃ。
糸さんが、自分の作品を確認する時、完全に読者のような気持ちで読み、感動する、と語っていた部分が印象的だった。自分の作品を、まるで我が子のように思う気持ちが伝わって来た。
糸さんは、映画や本も沢山嗜まれている方で、私も、いくつか見てみよう、という作品が見つかった。韓国映画の「トガニ」は見てみたい。あと、重松清さんの「きみの町で」も読んでみよう。
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句読点が多い文章や「しみじみとおいしい」「ここの以外は食べなくていい」等の個性的な表現が気になって読みにくく途中からはもうサラリと読み飛ばしました…
あと小さな何かがひっかかる。
犬おばさんを馬鹿にしていていざ自分が犬おばさんになって、それで…?馬鹿にしたまま終わりなのかな?とか、そういう小さなところ。
不妊治療の話は良かったです。 -
空をテーマにしたものを眺めていて、行き当たったこの本。
優しい文章で、ほんわかモード。
でも、ワクワクもしながら、あっという間の読了。
鎌倉に住む。というのは、憧れでもあるが、あの湿気と虫がなー。。。
「ふるさと」「とびっきりの一日」が、すごい共感したかなー。
それは、自分が気にしている事柄だからだろう。
違う作品も読みたいなー。 -
毎度毎度思うんだけど、日常生活の些細なこと、ほんの少しの気持ちをこんなに言葉少なに伝える技術がすごい。
ほんの一言、ほんの一文でまるで隣にいて見ているような気持ちにさせるうえに、なんだかほんわか心地よい。
淡々と送る日々の生活の小さな小さなことが、小さな気がつきが、小さな怒りが、小さな悲しみが、小さな喜びが伝わって広がるあの感じ。
小川糸のすごいところ。
読んだらたかだかのこのなのに、スッと私の中に入り込んだと思うとジワーと染み出してきて、ジワジワ幸せな気持ちにさせてくれちゃう。なんともないこと、なんともない本なのに、と、思ってしまう柔らかな一冊です。フワっと、小川糸に包まれてしまう。そんな一冊。 -
あっと言う間に読み終えてしまうボリューム。朝8時ごろから読み始め、一気に読んでしまうのはもったいないと思いちょこっと家のことしたりして、再び読み始めた。それでも読み終わったのは10時半。いかにスラスラ読めてしまう本か。もっと小川糸さんの言葉に触れていたかったなと思う。なんともいえない心地よさ。疲れたときに思い出して読み直したい。
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小川糸さんのエッセイ、今回も面白かったです。
今回は鎌倉でのエピソードが何ヵ月かあって、素敵な暮らしでした。
自然を感じながら暮らす、というのは大事なんだろうなと思います。虫嫌いなのが辛いところですし、こんな風にゆったり暮らすというのは実現は難しいでしょうけど、憧れる暮らしです。
終盤にあった、学校で教えるなら道徳より哲学、というのにふむふむと思いました。正しさを上から教える道徳ではなく、自分で考えさせる哲学の方がいいんじゃないかというもの。子どもに一から考えさせるのは難しいんじゃないかと少し思いましたが、でも子どもは大人が思っているより深く考えていると前々職で感じていたので、哲学良いかもです。わたしも哲学学びたいです。 -
小川糸さんの作品を全て読んでみたくなりました!
情景が目に浮かんで来ました。 -
小川糸さんの鎌倉での生活が描かれています。
天気や情景が読んでいて伝わるエッセイでした。 -
ツバキ文具店が この鎌倉生活があって
生まれたのだなぁ...と
楽しくなった。
20年ほど鎌倉の隣の市に住んだので
鎌倉にも 数えきれないほど遊びに行った。
でも、遊びに行くのと住むのでは 大違いなんだろな。
終の棲家は この辺りの海の近くというのが夢。
夢のまた夢だけれども...w
でも 湿度がスゴいのかぁ...
湿度は かなり苦手なのよね...
とまた 変な感想を落っことしておこう(-ω-)/