望遠ニッポン見聞録 (幻冬舎文庫)

  • 幻冬舎
3.67
  • (14)
  • (28)
  • (26)
  • (3)
  • (2)
本棚登録 : 232
レビュー : 27
  • Amazon.co.jp ・本 (235ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344423817

作品紹介・あらすじ

中国大陸の東の海上1500マイルに浮かぶ、小さな島国-ニッポン。そこは、巨乳とアイドルをこよなく愛し、世界一お尻を清潔に保ち、とにかく争いが嫌いで我慢強い、幸せな民が暮らす国だった。海外生活歴十数年の著者が、近くて遠い故郷を、溢れんばかりの愛と驚くべき冷静さでツッコミまくる、目からウロコの新ニッポン論。アッパレ、ニッポン!

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 私の中では
    ヤマザキマリさんは
    名エッセイストとして
    位置づけられている

    「国境のない生き方」
    「ヴィオラ母さん」
    どちらも たまらなく
    面白く読ませてもらった

    そして 今回
    いつもの古本屋さんで
    見つけた一冊
    読み進めながら

    少し前に読んだ
    「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」
    ブレイディみかこ(新潮社)
    を だぶらせながら
    読んでいることに気が付いた

    自分の顔が
    自分では見えないように
    自分のことは
    自分以外の視点を持つと
    いろいろ
    浮かび上がってくるのだなぁ

    と しみじみ思いました

    「望遠見聞録」
    うまく名付けられた書名だと思う

  • お国柄ってあるよな〜
    各国それぞれで楽しい
    インパクトあるおもしろ本やった

  • ヤマザキマリさんのエッセイ。
    色々なお国の事情も垣間見ることができ、興味深く、面白く読みました。挿絵も面白い。
    そういう見方もあるのかと驚くこともあれば、思わず笑ってしまうこともあったり、いろいろ。ヤマザキさんの各国での体験談も強烈。

  • イタリア人と結婚したという漫画家の著者。日本の独自性!?についての楽しい話題の数々。「世界を飛び回る、世界一幸福な人たち」、「巨大化するおっぱいマンガ」、「世界最高峰トイレ文化」、「日本の国酒、ビール」、「信頼できるのは、女好きより猫好き人間」、「キレることが苦手な一億総おしん」「ドSな吹き替えに脅かされる民」、「それゆけセクシーナデシコジャパン」などのタイトルを見るだけでも、その楽しかった文章が思い出される。シリアの女性の美しいことを女性の著者が書いていることが印象的。イタリアのタクシー運転手に東日本大震災後の日本人の落ち着いた精神性を褒められる場面にちょっと涙ぐんだ著者。パプアニューギニアで芋虫のごちそうを出された著者、イタリア人の夫に「日本人はディスカッションしなさすぎ、『へえ、そうなんですか』と変な意見も受け入れてしまう」と言われる著者。日本人の長所・短所を楽しく語っている。

  • おもしろい!日本を卑下するわけでも、イタリアとか海外を賞賛しすぎるわけでもなく、ただただ愉快な視点から日本と海外とを比較してクスクス笑いながらも感心させられます。
    他の著書も是非読みたい!

  • イタリアにダンディなおっさんはほとんどいない、日本も昔はJRに痰を吐くための痰壷が置いてあった、イタリアが人生に疲れると向かいたくなる真実のラテン系な国ブラジル。この辺が面白かった。

  • 最近ヤマザキマリさんに嵌まっている・・・というか、巻き込まれているw
    長く海外で暮らすと、日本のヘンテコリンなところが見えてくるんだという。(日本人の常識から見た外国人のヘンテコリンさも際立つわけだけど)
    すする音(ソバだけじゃなくて鼻水とかも)、往来でしゃがむ行為、アルカイックスマイル(肉親への素っ気ない態度、感情の欠如)等々が理解しがたいとか。
    また、イタリア人すらビビるブラジル人のバイタリティーには、読んでるだけで私もビビりました。

  • 世界各地を転々としてきた筆者だからこそわかる日本の良さや変なところを書いたエッセイでとても面白かった。
    私が一番驚いたのは欧米人にしゃがむ習慣がないということだった。
    このように様々な文化の違いを知れて自分の視野が広がったと思う。

  • 海外在住の漫画家ヤマザキマリさんの、海外に縁が深く、しかし日本人であるからこそ書ける、日本に関するエッセイ。外国人と日本人の気質の違いなんかも実体験をもとにしたもので面白かった。日本国内でも県民性なんかを感じることがあるが、世界規模でみると、そもそも寄って立つ考え方自体が違って面白いんだろうなと思う。
    しかし、一番面白かったのはシリアの女性の下着事情。確かに美人が多いし、コートの下がものすごくセクシーだとは、反則である。

全27件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1967年東京都生まれ。84年にイタリアに渡り、フィレンツェの美術学校で油絵と美術史などを学ぶ。97年、漫画家としてデビュー。その後、シリア、ポルトガル、アメリカで暮らし、現在はイタリアに在住。2010年、漫画『テルマエ・ロマエ』(エンターブレイン)で手塚治虫文化賞短編賞を受賞。漫画作品に『スティーブ・ジョブズ』、『モーレツ! イタリア家族』(共に講談社)、『オリンピア・キュクロス』(集英社)などが、エッセイに『国境のない生き方――私をつくった本と旅』(集英社新書)、『男性論』(文春新書)、『ヴィオラ母さん 私を育てた破天荒な母・リョウコ』(文藝春秋)などがある。

「2020年 『別冊NHK100分de名著 ナショナリズム』 で使われていた紹介文から引用しています。」

ヤマザキ・マリの作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
西 加奈子
エラ・フランシス...
三浦 しをん
川上 未映子
有効な右矢印 無効な右矢印

望遠ニッポン見聞録 (幻冬舎文庫)を本棚に登録しているひと

ツイートする
×