奥の奥の森の奥に、いる。 (幻冬舎文庫)

著者 :
  • 幻冬舎
2.88
  • (2)
  • (3)
  • (3)
  • (7)
  • (1)
本棚登録 : 97
レビュー : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (317ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344423831

作品紹介・あらすじ

政府がひた隠す悪魔村。ここで育つ少年は15歳で"悪魔を発症"し、ほとんどが「使えない」と殺されてしまう。一方少女たちは、悪魔を産ませるために飼われている。少年メロは仲間と逃げ出すが、大好きな友が次々と、魂を喰う邪悪な姿に…。ついにメロの体にも前兆が!それでも愛する少女を守り続けるが-。悲しき運命と戦う少年たちの物語。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 山田悠介の読者層は若い世代が多い。
    冒頭の場面は、物語の展開上で必要なものであったかもしれないが、もっと違う描写はできなかったものか。
    中学生、もしかしたら小学生も読むかもしれない物語としては適切な表現だったのかどうか。
    少なくとも読んでいてあまりいい感じはしなかった。
    何が描きたくて作者はこの物語を書いたのだろう。
    数ある山田作品の中でも群を抜いて程度が低いような気がした。
    買ってまで読む価値があるのか?と聞かれたら、「どうしても読みたいなら図書館で借りたほうが」と答えるだろう。

  • うーむ。10代20代に人気の山田悠介だが、ここ最近読んだ本は「いまいち」。内容が薄い。テーマはとても面白いのだが、なんだろうか延ばし過ぎてる様な感じがする。

  • 山田悠介氏の作品は、何冊か読んできたけれども、その奇抜さと恐怖心をあおる描写に感嘆としたものがあると思う。
    しかし、本作の書き出しこそ、日本に「悪魔村」なるものが存在し、50年に一度、希少種の悪魔が生きてくるという政府管理の下で、15歳程度の少年少女が不幸な人生を余儀なくされている・・・との展開。
    その後は、私には期待外れで、単純に悪魔村から脱出し、普通の人間として行きたいという人間本来への葛藤が淡々と描かれ、最後は「性同一性障害」という破天荒なストーリへ。
    私には、山田さんが何を訴えたいのかがわからなくなってしまった本でした。
    一つ感じたのは、「悪魔村」なんて想像の世界ではなく、現実の世界で十分存在して、悪魔が存在し、人間性を持たない人が現にいる!ってことかな・・・

全4件中 1 - 4件を表示

プロフィール

山田 悠介(やまだ ゆうすけ)
1981年東京都生まれ。
高校卒業後アルバイトをしながら小説を書いており、2001年『リアル鬼ごっこ』を自費出版し作家デビュー。これが代表作の一つとなる。
他の代表作に、『親指さがし』、『スイッチを押すとき』など。多くの作品が映画化されている。

奥の奥の森の奥に、いる。 (幻冬舎文庫)のその他の作品

山田悠介の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
ピエール ルメー...
有効な右矢印 無効な右矢印
ツイートする