落英 (上) (幻冬舎文庫)

著者 :
  • 幻冬舎
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感想 : 19
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  • Amazon.co.jp ・本 (385ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344423947

作品紹介・あらすじ

昇進の道が閉ざされても猟犬のごとく犯人を追う桐尾。薄毛で小肥り、映画オタクの上坂。大阪府警の万年一兵卒の刑事二人が覚醒剤密売捜査の最中、容疑者宅で想定外のブツを発見した。迷宮入りした十六年前の和歌山・南紀銀行副頭取射殺事件で使われた拳銃だ。二人は拳銃を調べる専従捜査に入り、射殺事件を担当していた和歌山県警の満井と出会う。

感想・レビュー・書評

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  • 下巻に続く。

  • 長い前振りが終わってやっと始まった。
    点と点を結び線にして、
    線と線を結んで面にしていく。
    地道な作業こそ大事なんだな。

  • 確か・・・風体の上がらない定年退職刑事が「刑事ごっこ」をしてる・・・けどそのおかげで犯人の糸口がって、横山秀夫さんの「看守眼」とごっちゃになってるかな?(^_^;

  • なんとなく気になって買った一冊

    薬を取り締まる刑事の話だった。

    今まで読んだ黒川さんの小説は主人公が暴力的だったので、この小説も多分主人公が暴力的な人な人だと思っていた。

    だけど主人公は暴力的出なく、案外真面目な人だった。

    まだ事件は解決してないからこれから下巻がどうなるかたのしみになる小説でした。

  • 内容(「BOOK」データベースより)
    昇進の道が閉ざされても猟犬のごとく犯人を追う桐尾。薄毛で小肥り、映画オタクの上坂。大阪府警の万年一兵卒の刑事二人が覚醒剤密売捜査の最中、容疑者宅で想定外のブツを発見した。迷宮入りした十六年前の和歌山・南紀銀行副頭取射殺事件で使われた拳銃だ。二人は拳銃を調べる専従捜査に入り、射殺事件を担当していた和歌山県警の満井と出会う。

    令和3年3月2日~8日

  • 感想は下巻へ

  • シャブの内偵捜査から思いがけずチャカが見つかり過去のお宮入り事件へと繋がる。流れとしては不自然さがなく下巻に期待感を持たせてくれている。主役の2人は強烈な個性はないが、それが逆にリアリティを持たせていて良い。

  •  

  • 昇進の道が閉ざされても猟犬のごとく犯人を追う桐尾。薄毛で小肥り、映画オタクの上坂。大阪府警の万年一兵卒の刑事二人が覚醒剤密売捜査の最中、容疑者宅で想定外のブツを発見した。迷宮入りした十六年前の和歌山・南紀銀行副頭取射殺事件で使われた拳銃だ。二人は拳銃を調べる専従捜査に入り、射殺事件を担当していた和歌山県警の満井と出会う。

  • 前半部分はスピード感、会話の面白さも今ひとつ。終盤でようやく物語が動き出してきた感じ。下巻に期待。

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著者プロフィール

黒川博行
1949年、愛媛県生まれ。京都市立芸術大学彫刻科卒業後、会社員、府立高校の美術教師として勤務するが、83年「二度のお別れ」でサントリミステリー大賞佳作を受賞し、翌年、同作でデビュー。86年「キャッツアイころがった」でサントリーミステリー大賞を受賞、96年『カウント・プラン』で推理作家協会賞を、2014年『破門』で直木賞、20年ミステリー文学大賞を受賞した。

「2022年 『連鎖』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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