アズミ・ハルコは行方不明 (幻冬舎文庫)

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 238
レビュー : 26
  • Amazon.co.jp ・本 (241ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344424050

作品紹介・あらすじ

地方のキャバクラで働く愛菜は、同級生のユキオと再会。ユキオは意気投合した学と共にストリートアートに夢中だ。三人は、一ヶ月前から行方不明になっている安曇春子を、グラフィティを使って遊び半分で捜し始める。男性を襲う謎のグループ、通称"少女ギャング団"も横行する街で、彼女はどこに消えたのか?現代女性の心を勇気づける快作。

感想・レビュー・書評

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  • 物語のラストシーンは優しく、女子高生達のラストシーンは痛快。全ての女の子達へ。


  • なにもない田舎で何か刺激を求める若者たちがリアルでした。
    少女ギャング集団のくだりとか今まで読んだ山内マリコさん作品に比べるとファンタジックな要素もあり、不思議なかんじでした。
    今まで短編しか読んだことがなかったので初の長編&ちょっとミステリーっぽい?で最後そうなるか!っていう結末が。女万歳!ですね。

  • さらさらっと読めた。女の強さやしたたかさ、特に集団になって団結した女のこわさ、強さをうまく描いていて、共感する部分もたくさんありました。ただ、少女ギャング団のくだりに関しては、?な部分も多かったかなー。田舎ならではの感じを描くのが相変わらずすごく上手だなぁと思いながら読んでました。映画きになる!

  • 現代のふわふわ感とありもしない刺激への欲求が折り合わないお話。

    実在するアズミハルコが疾走し、アートがグラフィティアートとして表現される。ちょんちょんつきの“アート”はもやもやの表れ。JKの暴行事件と絡んでいく。
    現代用語がたくさん出てきて、町の混沌具合とかみ合ってはいるが、オチは、、、どうなんだろう。

    新宿紀伊国屋で購入。映画の方がおもしろそうかも。

  • 境遇も年代も違うからなのか、一気に読み進むまでではなかった前半。
    話が展開し関係図が明らかになって、やっと物語として楽しくなったか…

  • 裏表紙の『現代女性の心を勇気づける快作』という言葉に惹かれて読んだのですが、辿りついた先は「女同士で頑張っていこうよ」的な締めだったので、今の私にはちょっと危険な思想。
    明るいラストだったものの、そこに辿り着くまでの春子と愛菜のぐだぐだっぷりは辛かった。ここ最近比較的純粋な恋愛小説ばかり読んでいたので何となく自分もそれに引っ張られてふわふわしていたところにガツンと現実を突きつけられた気がした。 
    うん、しっかりしよう。

  • 地方都市の話。なんだかわかるなぁと共感しながら
    すぐ読みきり

  • 映画を観て。本も映画も地方都市の閉塞感と世間の狭さ、そこはかとないダサさが巧く描けていたように思う。ラストシーンとエピローグは映画では"?"だった部分もしっかり補完されてスッキリサッパリなエンディングだったのがよかった。登場する男全員があまりにもな感じで、男なんてそんなもんだぜ、と思いながらも読んでいるうちに男としてなんだかばつが悪くもなってみたり。

  • 20170120

  • 「アズミ・ハルコは行方不明」
    2016年12月3日公開
    キャスト:蒼井優、高畑充希、太賀、加瀬亮
    監督:松居大悟
    http://azumiharuko.com/

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プロフィール

山内 マリコ(やまうち まりこ)
1980年富山県生まれ。大阪芸術大学映像学科卒業後、京都でのライター生活を経て上京。
2008年「女による女のためのR-18文学賞」読者賞を受賞し、12年8月連作短編集『ここは退屈迎えに来て』でデビュー。同作は2016年映画化された。ほか映画化された作品に『アズミ・ハルコは行方不明』。ほか、著作に『メガネと放蕩娘』『選んだ孤独はよい孤独』など。

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