アズミ・ハルコは行方不明 (幻冬舎文庫)

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 292
レビュー : 33
  • Amazon.co.jp ・本 (241ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344424050

作品紹介・あらすじ

地方のキャバクラで働く愛菜は、同級生のユキオと再会。ユキオは意気投合した学と共にストリートアートに夢中だ。三人は、一ヶ月前から行方不明になっている安曇春子を、グラフィティを使って遊び半分で捜し始める。男性を襲う謎のグループ、通称"少女ギャング団"も横行する街で、彼女はどこに消えたのか?現代女性の心を勇気づける快作。

感想・レビュー・書評

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  • 物語のラストシーンは優しく、女子高生達のラストシーンは痛快。全ての女の子達へ。

  • 映画より本の方が面白い

  • 日常のしがらみなんてかなぐり捨てたい!!

  • 人(男性)に依存してても結局幸せにはなれないのよね 誰かになんとかしてもらうんじゃなくて自分でどうにかしないと 晴子も愛菜も力一杯男を信じて裏切られて傷ついて、痛々しい でもそれが全てだって思い込んでしまう女の子もいっぱいいるんだろうなあ

    一方少女ギャング団は強い女の子のイメージで、所々に登場して鮮烈な印象を残してて良い 男性による女性への暴行事件はありふれてるのに、逆は本当に少ない その異常さが強調されている気もする

  • どういう展開にするつもりなのか最後まで全然予想できなかったんだけど読み終える頃には元気になれる。こんな町でも、誰かがいなきゃ死んじゃうキャバ嬢も旦那と絶縁したシングルマザーも暴れ回る少女ギャング団もアズミハルコも女の子は等しく逞しい。目覚めよ女子たち!

  • アズミハルコとはなんなのか
    それはアートであり、本当に行方不明者として探されている
    地方都市から忽然と姿を消した女性である

    地方都市から出て行ったものの
    結局地元に帰ってきてしまった男女たち
    また退屈な町へと戻ってきてしまい
    なんとなく、霧がかかって霞んだような生活を送る
    そこで青年たちは刺激を求め
    たまたま貼ってあったアズミハルコの顔をステンシルし
    町のグレーな場所にグラフィティペイントをしていく

    作中登場したアズミハルコはどこへ行ったのか
    どうして姿を消してしまったのか、
    そしてまた1人の女性が、ハルコたちと街を出ていく

  • 地方の20代後半ぐらいの人の話。もやっとしたどん詰まり感と、それでもなんとかなる、人って強いなという感想。

  • 女子の歯切れの良さが気持ちいい!


  • なにもない田舎で何か刺激を求める若者たちがリアルでした。
    少女ギャング集団のくだりとか今まで読んだ山内マリコさん作品に比べるとファンタジックな要素もあり、不思議なかんじでした。
    今まで短編しか読んだことがなかったので初の長編&ちょっとミステリーっぽい?で最後そうなるか!っていう結末が。女万歳!ですね。

  • さらさらっと読めた。女の強さやしたたかさ、特に集団になって団結した女のこわさ、強さをうまく描いていて、共感する部分もたくさんありました。ただ、少女ギャング団のくだりに関しては、?な部分も多かったかなー。田舎ならではの感じを描くのが相変わらずすごく上手だなぁと思いながら読んでました。映画きになる!

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著者プロフィール

山内 マリコ(やまうち まりこ)
1980年富山県生まれ。大阪芸術大学映像学科卒業後、京都でのライター生活を経て上京。
2008年「女による女のためのR-18文学賞」読者賞を受賞し、12年8月連作短編集『ここは退屈迎えに来て』でデビュー。同作は2016年映画化された。ほか映画化された作品に『アズミ・ハルコは行方不明』。ほか、著作に『メガネと放蕩娘』『選んだ孤独はよい孤独』など。

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