Y氏の妄想録 (幻冬舎文庫)

著者 : 梁石日
  • 幻冬舎 (2015年12月4日発売)
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  • レビュー :4
  • Amazon.co.jp ・本 (265ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344424210

作品紹介

勤続三十七年、課長止まりだったY氏が定年退職の日を迎えた。だが彼を待っていたのは、社会からも家族からも必要とされていないという疎外感。暴力バーで七十五万円も請求され、娘は家を出たいと言い、息子は違法なアダルトビデオで儲けている。さらに、偶然出会った老人の屋敷で白骨体を見つけてしまい…。孤独な男の手に汗握るサスペンス。

Y氏の妄想録 (幻冬舎文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 定年退職したY氏の妄想。どこまでが現実でどこからが妄想なのかわからなくなり、読む方も不安になる。息子と娘もグレーゾーンに踏み込んでいるが、それもどこまでが現実だかよくわからない。なかなか読みごたえがあるが、よくわからないまま終わる。読後感も悪いが、敢えて悪くさせられているので、悪い気はしない。

  • 定年退職したY氏の日常をのぞき見してるような。
    勢いよく駆け抜けたけど、結局なんだったのか。

  • 読後は暗澹たる気持ちになるのだが、もしかしたら、これが現実なのかも知れない。サスペンスの要素もあり、全体に漂う雰囲気から、日常ホラー小説とも言える。

    勤続37年で定年退職を迎えたY氏。彼を待ち受けていたのは、社会の歯車から外れ、社会からも、家族からも疎まれるという現実だった。妻からは、ご苦労様の一言も無く、娘と息子は怪しげな仕事に手を染め、Y氏の酒量は増していき、現実と妄想の境界を行ったり来たりする日々…

  • 単行本で既読。

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