僕らのごはんは明日で待ってる (幻冬舎文庫)

著者 :
  • 幻冬舎
3.77
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本棚登録 : 747
レビュー : 89
  • Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344424500

作品紹介・あらすじ

兄の死以来、人が死ぬ小説ばかりを読んで過ごす亮太。けれど高校最後の体育祭をきっかけに付き合い始めた天真爛漫な小春と過ごすうち、亮太の時間が動きはじめる。やがて家族となった二人。毎日一緒に美味しいごはんを食べ、幸せな未来を思い描いた矢先、小春の身に異変が。「神様は乗り越えられる試練しか与えない」亮太は小春を励ますが…。泣いて笑って温かい、優しい恋の物語。

感想・レビュー・書評

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  • やさしい気持ちにしてもらいました
    瀬尾まいこさんの本を読むといつもそうですね
    温かいお話でよかった
    「神様は乗り越えられる試練しか与えない」
    そうです

    ≪ 向き合って ごはんを食べる 温かさ ≫

  • 生きてるのに、耳も目も心も閉じたくて仕方ない時期ってきっと誰にでもあって、意外とそういうのってほんとにどーでもいいきっかけで、笑っちゃうぐらいにどーでもよくなるもんだ。しあわせな小説だ。

  • ★3.5
    主人公・イエスこと葉山くんの高校時代から結婚生活までが描かれるけれど、誰もが経験するように数年の間に出会いがあれば別れもある。中でも、えみりちゃんが可哀相だとは思うものの、決して落ち度がなくても一筋縄ではいかないのが恋愛なのだと思う。そして、葉山くんの兄の死や上村さんの家庭事情といった、暗く重くなるような事柄をサラリと描いてしまうのが、やっぱり瀬尾まいこならでは。最終章で「小春って誰!?」と思わせるのも上手い(笑)。何はともあれ、常に前を見ているタイトルが、力強くて優しくて、とても素敵だと思う。

  • 1974年生まれ、瀬尾まいこさん、初読みです。中学校の国語の先生だったんですね。「僕らのごはんは明日で待ってる」、2016.2、文庫です。高校3年のクラスメイト、葉山亮太と上村小春が運動会で米袋に二人で入って跳びながら進むペアになってから20代半ば結婚するまでの物語。奇妙というか、不思議な二人の関係、一旦わけもわからず「別れようと」言われた涼太ですが、なんとか元の鞘に。著者は、ほんわかした感じの作風でしょうか。更に一冊読んでみたい気持ちになりました。

  • 「本当の病気を知らない人間ってなんだかんだ言うだろう? 仕事が大事だとか未来だ夢だ責任だとか。だけどさ僕はここで二十年以上働いているけど、驚いたことに今まで目の前の命より大事なものなんて見たことがない。たった一度もだよ。」

    「少しばかり賢い人は、医者なんて病人がいてこそ成り立つ職業だろって言ったりする。だけど僕たちは病気がなくなればいいと本気で思ってる。馬鹿みたいに本気でね。今はこうしてここに来てくれているのだから、やっぱり君を助けたいと思う」

  • 軽くサクッと読める作品。
    瀬尾さんの本はほわほわした気持ちになる。

    ごはんについての話かな?なんて勘違いしたまま最後まで読みきってしまった(笑)
    この二人の続きが気になるなぁ。

  • 文庫本になったので購入して再読!
    全体に優しい風が流れているような小説。
    帯を見たら 来春映画化され
    イエスを中島裕翔くんが演じるらしい。
    これ ぴったりかも!

  • 恋愛小説ではない気がする。愛情小説とでも言うべきだろうか。温もりの中にある強さ。人を好きになる、そんな物語でした。
    あらすじ(背表紙より)
    兄の死以来、人が死ぬ小説ばかりを読んで過ごす亮太。けれど高校最後の体育祭をきっかけに付き合い始めた天真爛漫な小春と過ごすうち、亮太の時間が動きはじめる。やがて家族となった二人。毎日一緒に美味しいごはんを食べ、幸せな未来を思い描いた矢先、小春の身に異変が。「神様は乗り越えられる試練しか与えない」亮太は小春を励ますが……。

  • 何もかもを平気にしてくれる誰かと一緒にいたくなる話。
    命の重さは人生観さえも変えてしまうけど、それに対抗するのは米袋ジャンプだったりする。
    手に入れた時の喜び、楽しさよりも、無くす時の悲しさを考えて動かないままでいたいと願ってしまう。
    だけどそういう時に救ってくれるのは誰かからの愛情で、そんな愛情を亮太も小春も待ってたと思う。

  • いろんな形の家族がある。まさにそれを感じさせてくれる作品だった。しかし、この作品を読んで私は結婚して出産できるのであればしたいと思った。やはり自分が一般的な家族のあり方に憧れているんだなーと痛感した。

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著者プロフィール

瀬尾 まいこ(せお まいこ)
1974年生まれ。中学校国語講師を務めた後、2005年に教員採用試験合格、2011年に退職するまで中学校で国語教諭として勤務する傍らで執筆活動を行っていた。
2001年『卵の緒』で第7回坊っちゃん文学賞大賞を受賞し、これが翌年単行本デビュー作となる。2005年『幸福な食卓』で第26回吉川英治文学新人賞、2008年『戸村飯店 青春100連発』で坪田譲治文学賞をそれぞれ受賞。
これまでの著作で、代表作『幸福な食卓』、そして『天国はまだ遠く』『僕らのごはんは明日で待ってる』が映画化されている。近刊『そして、バトンは渡された』は第31回山本周五郎賞候補となり、2018年「本の雑誌が選ぶ上半期ベストテン」1位、「キノベス2019」1位に。さらに2019年本屋大賞にノミネートされた。

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