人形家族 熱血刑事赤羽健吾の危機一髪 (幻冬舎文庫)

著者 :
  • 幻冬舎
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感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (344ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344424586

感想・レビュー・書評

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  • 前回に続いてドラマで観たい

  • “伝説の刑事”になることを夢見る、「バネ」こと赤羽健吾の前に、連続殺人鬼が現れた。犯人は警察を嘲笑うかのように、死体をマネキンと並べて堂々と放置。しかも、被害者の胃の中には未消化の御馳走が…。異常犯罪を扱う警視庁行動分析課のメンバーとして、バネは上司の育子、後輩の栞とともに犯人を追うが、犯人の狂気は想像を超えていたー

  • これはなかなか良かった!
    幼少期の環境が影響してたりと
    自分の幼少期を思い出して怖くなりました…

  • 「アヒルキラー」の次は「マネキンキラー」。今回もまた猟奇的な事件だけれど。殺人に至る過程が……なんか怖くて嫌だなあ。それほどえぐいわけではないのだけれど、狂気という点では抜群。犯人の意図が恐ろしくはあるのだけれど、過去の事件とのつながりを考えれば、悲しいというか何というか。しかし過去の事件の動機がぶっとび過ぎていて、これまた凄いです。
    でも刑事パートは案外コミカルで読みやすいかも。事件の割には陰惨にならずに済んでいます。赤羽刑事、案外伝説になれるかもよ? 今後もまたこんな猟奇的事件に巻き込まれるのでしょうか。申し訳ないけれど、ちょっと期待(笑)。

  •  上司である八重樫育子、そして女優から刑事に転身した桑田栞と共に警視庁行動分析課のメンバーとして活動する赤羽健吾。そんな健吾が次に急行するよう命じられた現場には、車の後部座席に座る女性の遺体、そしてその女性とまるでドライブするかのように運転席や助手席に座る3体のマネキンがあった。

     「アヒルキラー」続編。前作で被害者だったはずの栞が、デキる後輩としてメンバーに。物語の進み方も前作と似ていて、健吾の現在と、健吾の祖父・光春目線の1978年が交互に描かれる。まぁ、前作みたいに密に繋がっているわけではないけれど、まあまあおもしろかった。このスタイルがこのシリーズのお決まりになるのだろうか。

  • 異常犯罪者、性的倒錯者なんかの題材として扱われることの多いマネキン。
    今回の主役はマネキンだ。

    かつて、実際に世田谷一家殺人事件があったが、そこからの物語。

    加害者と被害者がいて、被害者の一人が加害者となる。また、その加害者が被害者となる。
    憎悪と復讐の連鎖。

    次回作も期待。

    ただ、帯の三代目の岩田は余計だ。
    本編に全くかんけいねー。

  • 過去の事件との因縁、連鎖を感じさせる展開。
    ヌマエリの登場少なかったけどさくさく読めました。
    続きもありそうでバネの成長も見守りたいです。

  • 王道というか。
    シンプルな本です。

    出てくる登場人物が直接的に事件の関係者。
    ひねりがないぶんいいのかな~。

    キャラクターがうけつけないのか、いまいち入り込めず。
    数時間で読み終わる、読みやすい本です。




    @手持ち本

  • 犯人の異常性がうまいこと描かれていたが、過去の事件ともども最後に駆け足になってしまった感がある。

  • 「アヒルキラー」の続編。
    猟奇っぷりは健在。

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著者プロフィール

一九七四年大阪府出身。作家。劇団「渋谷ニコルソンズ」主宰。主な著書に『悪夢のエレベーター』『悪夢の観覧車』などの「悪夢」シリーズをはじめ、『アヒルキラー』『裏切りのステーキハウス』など。『悪夢のドライブ』『サンブンノイチ』『鈴木ごっこ』他、映像化作品多数。『ロックンロール・ストリップ』映画化の際は、自ら監督も務める。「仮面ライダーリバイス」(テレビ朝日系列)では自身初の特撮作品メインライターに抜擢された。

「2022年 『オーシティ 負け犬探偵 羽田誠の憂鬱』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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