貴様いつまで女子でいるつもりだ問題 (幻冬舎文庫)

  • 幻冬舎 (2016年4月12日発売)
3.47
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  • Amazon.co.jp ・本 (298ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344424647

作品紹介・あらすじ

「女子会には二種類あってだな」「ていねいな暮らしオブセッション」「私はオバさんになったが森高はどうだ」…誰もが見て見ぬふりをしてきた女にまつわる諸問題(女子問題、カワイイ問題、ブスとババア問題…etc.)から、恋愛、結婚、家族、老後まで-話題の著者が笑いと毒で切り込む。"未婚のプロ"の真骨頂。講談社エッセイ賞受賞作。

貴様いつまで女子でいるつもりだ問題 (幻冬舎文庫)の感想・レビュー・書評

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  • それはもうぐっさぐさ刺さる。そろそろ″女子″を自分で名乗る年齢ではなくなってきた今だからこそ、耳が痛い。でも著者の文章を読んでいると来る30代以降も少し楽しみになってくる。

  • 面白かった。
    めっちゃ面白かった。

    私がやってるのは山賊の女子会だったのだな、と。
    わかりました。

    明確な自己分析。卑屈になりすぎないで、淡々と書き進める筆致。

    わかる!わかる!そうなんだよーと言いたくなる。

    そして私ももう永遠に成層圏に漂っていたいです。

  • 「貴様いつまで女子でいるつもりだ問題」 ジェーン・スー

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    女子会には二種類あってだな」「ていねいな暮らしオブセッション」「私はオバさんになったが森高はどうだ」…誰もが見て見ぬふりをしてきた女にまつわる諸問題(女子問題、カワイイ問題、ブスとババア問題…etc.)から、恋愛、結婚、家族、老後まで―話題の著者が笑いと毒で切り込む。“未婚のプロ”の真骨頂。講談社エッセイ賞受賞作。
    「BOOK 」データベースより
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    なんてパンチの聞いたタイトルでしょう。。。


    そう、私たちはもうとっくに「女子」ではない。
    この「女子」というワードは、我々にとっては、時と場所を選び注意して使わないといけません。迂闊に使うとただのイタい人になってしまう年齢なのです。。

    いや、イタいの承知でよく使ってしまってるけどね。。
    個人的な感覚なんですけど、「女性」の方がほんのり性を感じてしまうんです(笑)。なんだか照れちゃう。
    じゃあ「女」と表現してみると、これは粗野な感じといいますか、「オレの女がさ~」みたいなゲスい安い感じのニュアンスを感じてしまう。
    ちょうどいいあんばいの表現が「女子」な感じがしてます。(めっちゃ感覚的ですけど。。)


    この作者の方、もともとは普通の会社員(ニート的な時期もあり)だったそうですが、mixiで書いてた日記が雑誌の編集者の方の目にとまり、コラムニストとしてデビューすることになったそうです。

    いや、ほんと、こりゃプロの目にとまるわ。
    文章が面白いもん。
    こういう文章書けたら楽しいなぁとホント思う。羨ましい。こういうふうに書きたい。




    そして、恐ろしいほど感じてしまうシンパシー。。。
    「ピンクが苦手」「かわいいが苦手」など、おそらく王道的な女子街道を歩めず、中途半端な小賢しさを剣にして、そこそこ苦くもっさい青春時代を過ごした女の思考回路そのまんま(笑)!!
    そしてその思考を30代後半になって消化できるようになってきた感じも超わかるのです!!
    なんだ、このシンパシー。

    そう。私もそうでした。
    思春期真っ盛りの時期は美男美女へのコンプレックスとか、凝り固まった自意識が邪魔して、ジャニーズなんてそもそも興味ないし、みたいに心のなかで思ったりした時期もありました。
    ところが不思議なもので、30前後からは
    「あらら、やっぱりジャニーズは素敵やん」
    「あら、この人も素敵やん」
    「EXILEもワイルドやん」
    みたいな状態に。

    嗜好がかわったのか、自分が彼らより年上になり「ジャニーズは愛でて、成長を楽しむもの」というロジックを理解できたからなのかわからないけど、年末カウントダウンを見て「ジャニーズに囲まれてみたい!」と素直に言える今のほうが楽しい。
    なんかもう最近は20代はみんなイケメンにみえるし(笑)


    よくわかんないけど、自分の武装は解除して、バカな部分も出してったほうが楽しいし楽チンだな、としっかり気付けたのが30代。
    どうせどんなに武装していたとしても、わかる人には「あー、あの人、無理してるな」とかわかっちゃうんだな、と気付いたし。。。
    ただ不器用でカッコ悪いより、ほんとはカッコ悪いのにそれを隠してカッコつけて、カッコつけてんのが実はみんなにばれてるほうが、めっちゃカッコ悪いな、みたいな。。


    作者が、「30代は棚卸しの時期」と言っていましたがすごく共感。
    思春期に少しずつ買い足しながら身につけてきた鎧を一回棚卸しをして、上質な鎧だけ厳選してあとは断捨離してる時期だなぁと私も思います。
    そういう意味で、女子とは呼べないイタい年代にはなったけど、なんか身軽に自由になって、とっても楽しい30代。



    この世代全員ではないと思うし、歩んできた道のりはみんな違うので共感できるところはまた多少違うんだろうけど、なんかいいですよ、この本。

    同年代女子たち(←敢えて使う)、読んでみてください。

  • 誰もが見て見ぬふりをしてきた女にまつわる諸問題(女子問題、カワイイ問題、ブスとババア問題etc.)から、恋愛、結婚、家族、老後まで――話題の著者が笑いと毒で切り込む。
    著者の前作を読んですっかり虜になり、本作も迷わず購入。相変わらず切れ味のよいスカッとする、でも愛ある文章にどこかほっとしながら読み進める。女子会や絵文字のくだりはそうそう~と頷きながら、食わず嫌いや男女間の友情ありなしは新鮮な話として、全てが分かるわけじゃないからこそ面白い。スーさんに憧れて(?)未婚路線突っ走りそうだけど、こんな40歳いいなと思える女性像がここにある。

  • 著者のジェーン・スーは、1973年東京生まれ、フェリス女子大卒のコラムニスト、ラジオパーソナリティ(「ジェーン・スー」は芸名で、生粋の日本人)。本書は、2014年7月に発表され、2015年の講談社エッセイ賞を受賞。2016年文庫化。
    著者の作品は、通常は書店の女性向けコーナーに並んでおり、アラフィフ男子として目にすることは殆どないのだが、今般エッセイ賞を受賞して文庫化されたことにより、幸運にも手に取る機会を得た。
    書名となった「貴様いつまで女子でいるつもりだ問題」に始まり、「女子会には二種類あってだな」、「私はオバさんになったが森高はどうだ」、「メガバイト正教徒とキロバイト異教徒の絵文字十年戦争」、「男女間に友情は成立するか否か問題が着地しました」、「女友達がピットインしてきました」、「小さな女の子救済作戦」等、収められた34本のエッセイのタイトルを見ただけでも、著者の感性のシャープさが伝わってくるが、内容も期待に違わず、読み始めたら最後、あまりの面白さとテンポの良さに、一気に読み切ってしまった。
    アラフィフ男子にとっては、(未婚の)アラフォー女子の本音の一端を知ることができる(スー氏のような女子が大勢かわからないが。。。)ということはもちろんだが、男子としても共感できる部分も少なくない。あとがきに書かれた、「理想という名の正論と現実が大幅に乖離している時、理想以外をNGとすれば、必ず自分の首が締まる。なぜって、夜が明ければ気に入らない現実は必ずやってくるから。ならば、理想と現実の間に今日の落としどころのようなものを見つけよう。それが諸々の事象に対する、私の暫定的着地です。これが、楽。すごく楽です」など、思わず膝を叩いてしまう。。。
    女子も男子も老いも若きも、それぞれの立場で読むことができる一冊と思う。
    (2016年4月了)

  • 20160416
    最初は痛快でした。自分の気持ちを代弁してくれているような感じで、「メガバイト正教徒とキロバイト異教徒の絵文字十年戦争」なんかはニヤニヤしながら読みました。
    でもなんだか途中から違和感。「そんなにびっくしなさんな」で「驚いた」という言葉に皮肉を乗せている輩に苦言を呈していますが、ご本人も同じことをしているのでは??と。後半から、言葉に意味通りの意思を乗せず、皮肉や自慢を乗せて書いているように思えてきました。俯瞰している自分、なんでも受け入れられるようになった自分にまだ酔っているような、上から目線感が拭えない。でもこれが独身女の行く末かと他人事じゃない気もしました。私はまだ二十代前半ですが、早めにこの本を読んでおいてよかった。こうはなりたくないと思う部分もあったので。…かく言う私もすごく上から目線ですね。小娘のくせに。
    あと私が馬鹿なのか、読みづらい文章がいくつもありました。何度か読まないと正確に意味を受け取れない箇所がありました。最初は自分が馬鹿だからだと思っていたけど、本当にそうなのか?どうなのでしょうね。
    独身で経済的に自立しており、男勝りのバリバリキャリアウーマンでそんな自分のことが大好きな人にはおもしろおかしく共感して読めるのではないですか。(皮肉)
    というか私はまだ二十代だし、著者と違って男の人にモテないし(これが決定的に違う)。私はまだ青春小説読んで自分に心酔することにします。

  • お金やスキルや知識を手に入れた結果、私の働き方はどんどん独善的、且つ高圧的になりました。当時の自覚はゼロです。ブンブン腕を振り回しながらブルドーザーに乗った女が、ノーヘルで前だけ見て突進してくる様子をイメージしてください。それが私でした。
    ↑ここ、声あげて笑っちゃった。

  • 女、社会、年齢、に疲れたときは読み返して「みんなおんなじかー!」と安心する用にとっておく本

  • 古本で購入して読み。
    彼女のラジオが好きなので。

    ・三十代は恋愛でも仕事でも友情でも、自分から愛を表現していく方が良い。その方が、結果的に楽(p38)

    ・絵文字について書いた「メガバイト正教徒とキロバイト異教徒の絵文字十年戦争」わかりすぎる。私もエクスクラメーションマークを付けまくるタイプだ。絵文字に気恥ずかしさがあるのだ。

    ・「ゲームを有利に進められるのは、ゲームを熟知している人だ」(p261)

    ・理想という名の正論と目前の現実が大幅に乖離している時、理想以外をNG とすれば、必ず自分の首が絞まる。なぜって、夜が明ければ気に入らない現実は必ずやってくるから。ならば、理想と現実の間に今日の落としどころのようなものを見つけよう。それが諸々の事象に対する、私の暫定的着地です。(p288)

  • ほぼ、8割から9割がた、だよねーだよねーそうだよねー、と同意の内容。かつてブログで読んだ内容ではあるけれど。言説が友人に似てて、読んでるとその子が言ってるような気がずっとしてた。

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