- Amazon.co.jp ・本 (433ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344424982
感想・レビュー・書評
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感動した!どんでん返しも含まれていて、人情のお話。
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<閲覧スタッフより>
「最期の料理請負人」の佐々木は、戦時中に満州で書かれた204品もの「大日本帝国食彩全席」のレシピを手に入れるという依頼を受ける。現在と過去が交互に入れ替わり、「大日本帝国食彩全席」の謎が少しづつ明らかになっていく。個人的には、物語に出てくる日本と西洋を合わせた、ロールキャベツの中からお餅が出てくる料理が美味しそうでしたが、巻末の204品のメニューは圧巻です。最後にすべてが繋がるストーリーでおもしろい1冊です。
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所在記号:文庫||913.6||タナ
資料番号:30048716
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どんな料理も依頼人の記憶どおりに再現できる「最期の料理請負人」である料理人と、歴史を揺るがす秘密を抱えたレシピ集についての、時空を超えたミステリー。現代の東京と太平洋戦争時の満州国を舞台に描かれている。
ミステリーではあるけれども登場人物全員の感情の動きが見えて、私まで読んでいて泣きそうになった。展開がスピーディーで、あっという間に読み切ってしまったのが少し寂しい。久々に名作に出会ってしまった。
特に歴史と料理についての描写も細かくて、歴史の教科書以上に当時の様子が景色として浮かんできたり、味への想像がかき立てられたりした。最終的に、戦時中であるにもかかわらず国や文化、宗教を超えて様々な料理を研究してきた登場人物の好奇心の強さと、「料理は人を幸せにするもの。人を笑顔にするもの」という確固たる哲学にすごく感動した。今年は料理、頑張ろう…。 -
時代背景が世界対戦ごろと現代を
行き来してて次第に解けていく謎が
本当に深い。。。.
最後の優しさのどんでん返し!.
まんまとやられたけど涙のスッキリ
食べてないのにお腹いっぱい -
レシピを巡ってでこんなに面白いミステリーができあがるなんて!!!最高に楽しかった!
登場人物もスッキリしていて相関図がわかりやすくて良い
お料理の描写が最高だったな、どれもおいしそう。
絶対音感ならぬ絶対味覚
自分が最後に食べたい料理って何だろう
決まったら絶対味覚の彼に作ってもらいたい
料理って美味しいだけじゃなくて楽しく幸せを感じながら食べてこそ美味しい -
料理に関しては全くの素人でも、読みやすくて読む手が止まりませんでした。最後の結末には2回も驚かされました...!ミステリー的な要素もありつつ、心温まる、そんな小説です。
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いやースッキリ。
最後の最後でびっくりした。 -
壮大な話なんだろうけど、荒唐無稽に思う部分も多く、その壮大さを感じられずに終わりました。レシピ中心になっているためちょっと話が硬くて、キャラの魅力が薄いのも残念。