仮面同窓会 (幻冬舎文庫)

  • 幻冬舎 (2016年8月4日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (424ページ) / ISBN・EAN: 9784344425118

みんなの感想まとめ

複雑な人間関係と過去のトラウマが交錯する物語が展開されます。高校時代に厳しい指導を受けた主人公が、同窓会で再会した友人たちと共にモンスター教師への復讐を計画することで、彼の人生は一変します。しかし、計...

感想・レビュー・書評

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  • 地獄だよね…の一冊。

    はぁ…とんでもない物語というか結末だった。

    高校時代のモンスター教師に仕返しをしようと結成された四人の仮面同窓会。

    ちょっとした過去への憂さ晴らしのつもりが一転、とんでもない展開へ。

    一体、誰が真のモンスターなのか、四人の中で次第に増す不協和音にこちらまでドキドキ。

    黒幕もちらちら…心をくすぐる展開、気になる展開はなかなか面白い。

    しかし、まさかこの同窓会の散開がこれとは…。

    よいしょー!が果てしなくこだまする。

    ウソでしょ、この先間違いなく地獄だよね…。

    狂ってる人間に囚われたら一生地獄。怖い。

  • いやいや、なんでそこで終わってるのよ…
    打ち切りレベルの終わらせ方。


  • 仮面同窓会/雫井脩介

    読みました。

    高校生の頃、生徒指導の教師から厳しく
    指導されていた洋輔。
    抑圧されて屈折した記憶は卒業後、
    何年経っても薄れる事なく身体に澱のように
    沈澱し続けていた。
    同窓会で何年かぶりに再開した友人達からの
    子供じみた良からぬ誘いに加わることになり、
    洋輔の日常は一変し様変わりすることになる。

    自分が見ていた筈の友人の顔や彼らとの関係は
    一体何だったのか?
    見えていた事実を疑い、疑心暗鬼は最高潮に。

    まさかの大どんでん返しで、正に仮面同窓会。
    まんまとシッカリ騙されました。

    でも、何か煮え切らない思いが残った読後感でした。

  • 仮面同窓会、読了。

    仕事を中心とし、繰り返しの毎日に希望も持てない洋輔が、かつて密かに想いを寄せていた美郷と偶然に再開したことで物語は進んでいく。
    高校の同窓会を経て、高校時代に煮湯を呑まされた教師への復讐が始まっていく。
    しかし、事態は思わぬ方向に流れていってしまう。


    以前、別の著作の火の粉を読んでいたこともあり、雰囲気を被らせて読んでしまった。
    意図せず自然と滲み出る狂気、真相に手が届きそうで決定打がないソワソワ感。
    そんなものを楽しく読んでいたが、終盤に差し掛かり突然変わってしまった。

    稚拙な表現しかできないが、最後には洋輔への嫌悪感と、読後のモヤモヤしか残らなかった。

    洋輔、なんとかならなかったのか。


    一喝してやりたくなる。


    誰しもどこかで狂っているんだろう。
    だが、それで人に依存してしまったり、それで人を支配するのはたちが悪い。

    火の粉の時は単純な狂気であり、明らかな悪がいた。
    でも、仮面同窓会は、人の醜い部分を切り取ったような印象を受ける。

    結局は、やるなら1人でやれ。
    これに尽きると思う。

  • 高校同窓会で再会した男子四人。かつての体罰を受けた教師への仕返しをしようと計画し、その通り拉致監禁する。しかし教師はなぜか別の場所で溺死体で発見された…犯人は誰?そして過去に隠された秘密は…

    小説を読み始めてから『?』と思った。あれ?このストーリー、知ってるなあと。調べたら2019年にフジテレビの「オトナの土ドラ」で溝端淳平主演でドラマ化されており、たぶん二話くらいまでは見ていたことを思い出した。

    小説のラストは救われないエンディングで事件が解決されないまま終わる。しかしドラマのエンディングは一応完結編のような形。僕の性格上、ドラマの方が好みかな。

  • なんとなく気になって買った一冊。

    復讐の話だった

    ラストの手前まで、この先どうなる?と気になって読み進めてけっこう面白かった。

    途中これ怪しいなとか、もしかして犯人は主人公?
    とか、いやこいつが犯人じゃねとかいろいろ考えた。

    犯人は、予想してひとだったが、事件の真相は全く予想外だった。
    しかも結構昔の事件まで真実がわかるのはある意味スッキリした。

    でもラストが残念
    なんか後味悪いし、その後も知りたい。

    ミステリー小説でなく復讐小説ととらえて読めばこのラストでもいいのかなと思った小説でした。

    このラスト… う〜ん…

  • ドラマを先に見ていた。ドラマもずいぶん突飛な展開だったけれど、小説はそれ以上だった。

    「俺」はたぶんあれなんだろうな、とあたりをつけていたのが全然違って、更にまた違って。
    ドラマであらすじを知っていたのに面白く騙された。

    原作➡️映像が基本だけど、このドラマは配役がとても良かったと思う。カッシーと希一が特に。
    原作にはない雛形あきこの教師役も良かった。
    ドラマは、そんな終わりかたできる?
    って感じで、
    原作は、なんちゅう終わらせ方すんの?
    って感じ。

  • シリアスなフーダニット系のミステリーなのかなと思って読んでいたら・・・バカミスでした。
    仕掛けが沢山ある事が感じられて、終盤手前まで興味深く読んでいたのに。
    点数ほど憤慨したわけでも、詰まらなかったわけでもなかったのだけれど、最後まで読んだ時のしょうも無い気分はなかなか貴重な体験でした。
    すっきりするんだかしないんだかも分からないモヤモヤ感があります。
    でもバカミスとして嫌いかと言われれば嫌いではない、でも読まなくてもよかったかなと。
    どっちなのかと言われても困るのですが、他の人には勧めません。

  • 読みにくかった。
    なんでかな?
    登場人物の誰にも共感できず、キャラも好きになれなかったし、突然別人キャラが話しだし、唐突さに戸惑いを感じた。
    兄の存在ももう少し意味があればよかった。
    美郷もいい娘かと思えないまま読みすすみ、結果、なんだかなー。
    同級生との付き合いも、体罰教師も、
    期待したのに全部がびみょうに残念で最終的に残念なんだ( ̄▽ ̄)

  • 登場人物の言動の軽率さといい、妙にリアル。無理のある展界と思う部分もあったが、伏線はきちんと張られていて、驚きもあった。物語の結末が恐ろしいほど残酷。イヤミスが好きな自分から見ても、ビックリするほど後味が悪い作品だった。結局、全員が過去にとらわれ、支配されているということか。

  • 僕の嫌いな内容でした。
    が!伏線やそれの回収、話のテンポなど全てが良い物語でした!
    特に登場人物の関係性の伏線回収は秀逸で読んでいて爽快とも思いました!
    全ての登場人物に繋がりがありその全てに意味があるのはとても良かったと思います♪

  • 面白かった。途中で「こいつ怪しいな…」って人物は出てきたけど、洋輔の途中途中の怪しさもあって「え…?え…?」ってなって楽しかった!でも最後はちょっと悲しかったかな……。想像は出来ていたけど。

  • 評価はやっぱり評価だなぁと。
    全ての謎が一応解決されたんだけど、すっきりしない…。

  • 最終的に、何とも救いのない話であることか。
    同窓会で再会した高校の時の四人組が、体罰教師に意趣返しを企てるが、思わぬ展開に。
    それぞれが疑心暗鬼になり、「WHO」その解明に、登場人物たちとともに読者をも、惑わせる。
    その結果の読後感は・・・

  • 余りスッキリしないミステリー。同窓会で再開した洋輔ら四人が、高校時代の体罰教師への仕返しを目論む。少し痛め付けたはずが、何故か他殺死体で発見された体罰教師。一体、誰が…

    洋輔の兄の設定が余りにも納得いかないこと、高校時代の出来事に起因する展開も今一つ。雫井脩介にしては珍しい失敗作ではなかろうか。

  • これは。。何とも後味の悪い作品。救いがない。誰も信用できなくなっちゃうよ。作者は何を言いたかったのか。。。

    舞台が愛知のようなので、ところどころ会話に名古屋弁(らしい)が出てくるけど、その必要性って?読みづらいだけでした。方言を使ってる作品は好きだけど、これは不要だと思う。

  • 途中まさか!という展開があったりと楽しめたが最後がスッキリせず…

  • 冒頭は視点や時代の切り替わりが頻繁に起こり、物語に付いていくのに苦戦した。

    しかし、疑問が提示されてから、結末が気になって読み進めることができた。

    仮面を被っているのは、、、

  • ブクログを徘徊してて、私と全く正反対の好みの人が低めの評価をつけていたので、逆に私にはハマるのではないかと手に取った。

    雫井脩介、何を読んだっけと思ったらあれですね。犯人に告ぐの人でしたね。
    本屋で犯人に告ぐ3も見かけたので読んでみないと。
    余談でした。

    さて、久々に面白く読んだ嫌ミスでした!
    ただ個人的にあんまり嫌ミスは好かないので、知ってたら読まなかったかもしれない。
    分かりやすい勧善懲悪が好き。実は兼一と電話が繋がってて警察が来ましたー!なんて展開ありきたりすぎるかしら。

    分かりやすく二重人格にミスリードされてたので何かあるなとは思ったけど、まさかの兄えもーん!!
    何その展開!?押し入れにいてマイクで話すとかどんな人物!?とちょっと気が抜けました。
    てかミステリ読んでて二重人格匂わしてくるとろくな展開じゃないな!
    最後に向けて徐々に盛り上がってきてる中での兄えもんは一気に水をさされてしまった。
    あとジョージと美郷の絡み方がいかにも『何がありますよ〜?』って絡み方で、まぁこれはわざとなんだろうけどさ!
    どうやってみても美郷&ジョージ共犯説は出るよな!裏で繋がってるよな!
    この2点が気になった、というか特に後の方はミステリとして致命的なんじゃないかと思う。

    けど、それでも星4つつけたのは読みやすさと話の展開のうまさ、疾走感ってとこです。
    "串刺しジョージ"、"鉄の結束"と気になるワードの出し方が絶妙。
    決して後出し感がなかった。
    串刺しジョージが出た時点で、串刺しジョージ=ストーカー?→三郷と繋がってる?→こいつら共謀してなんかやってんじゃね?って分かるし、八真人がお兄さんの死に絶対なにか絡んでるよね?って分かる。
    分かったところで一気に熱が冷めてもおかしくないんだけど、それをものともしないグイグイと進んでいく展開に面白く読んでしまった。

    でもイヤミスだめなんだよー。後味悪いから。
    でも面白かったー。




    @図書館本

  • うーーん。

    のっけから、全然引き込まれてはなくて。半分くらいからようやっと、、、って感じもあるものの、、、全体的にうーーん。

    これなんだろうな。

    私もすごく思うんだ。作家さんそんなにみんな出だしとか変わらない気がするんだけど、もう最初の1.2ページで、ダメだ。これは止まらないやつだ。

    っていう本と。

    あー失敗だ。

    っていう本。大体。この冒頭で一気に世界にひきづり込まれてしまうのと、長編でじわじわと私の生活に侵食してくるものと、大概二つあって、どちらも面白いことの方が多いんだけど、読んでも読んでも世界に入り込めないどこか他人事のような本は、最後まで、へー。で終わるんだよなぁ。

    これが筆力の差なのか、そもそも私があんまりにも忙しくて入り込む隙がなかったのか。

    わからないけども。

    この著者の本、結構有名で他も読んでるけど、どれもイマイチ入り込めてないので、相性も合わないのかも。と、今一度振り返ってます。

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著者プロフィール

1968年愛知県生まれ。専修大学文学部卒。2000年、第4回新潮ミステリー倶楽部賞受賞作『栄光一途』で小説家デビュー。04年に刊行した『犯人に告ぐ』で第7回大藪春彦賞を受賞。他の作品に、『火の粉』『クローズド・ノート』『ビター・ブラッド』『殺気!』『つばさものがたり』『銀色の絆』『途中の一歩』『仮面同窓会』『検察側の罪人』『引き抜き屋1 鹿子小穂の冒険』『引き抜き屋2 鹿子小穂の帰還』『犯人に告ぐ2 闇の蜃気楼』『犯人に告ぐ3 紅の影』『望み』などがある。

「2021年 『霧をはらう』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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