仮面同窓会 (幻冬舎文庫)

著者 :
  • 幻冬舎
2.87
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本棚登録 : 598
レビュー : 75
  • Amazon.co.jp ・本 (418ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344425118

作品紹介・あらすじ

青春の思い出を語り合うだけのはずだった。同窓会で再会した洋輔ら四人は、旧交を温め合ううちに、かつての体罰教師への仕返しを思いつく。計画通り暴行し置き去りにするも、教師はなぜか別の場所で溺死体で発見された。犯人は俺達の中にいる!?互いへの不信感が募る中、仲間の一人が殺されて…。衝撃のラストに二度騙される長編ミステリー。

感想・レビュー・書評

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  • シリアスなフーダニット系のミステリーなのかなと思って読んでいたら・・・バカミスでした。
    仕掛けが沢山ある事が感じられて、終盤手前まで興味深く読んでいたのに。
    点数ほど憤慨したわけでも、詰まらなかったわけでもなかったのだけれど、最後まで読んだ時のしょうも無い気分はなかなか貴重な体験でした。
    すっきりするんだかしないんだかも分からないモヤモヤ感があります。
    でもバカミスとして嫌いかと言われれば嫌いではない、でも読まなくてもよかったかなと。
    どっちなのかと言われても困るのですが、他の人には勧めません。

  • 読みにくかった。
    なんでかな?
    登場人物の誰にも共感できず、キャラも好きになれなかったし、突然別人キャラが話しだし、唐突さに戸惑いを感じた。
    兄の存在ももう少し意味があればよかった。
    美郷もいい娘かと思えないまま読みすすみ、結果、なんだかなー。
    同級生との付き合いも、体罰教師も、
    期待したのに全部がびみょうに残念で最終的に残念なんだ( ̄▽ ̄)

  • 登場人物の言動の軽率さといい、妙にリアル。無理のある展界と思う部分もあったが、伏線はきちんと張られていて、驚きもあった。物語の結末が恐ろしいほど残酷。イヤミスが好きな自分から見ても、ビックリするほど後味が悪い作品だった。結局、全員が過去にとらわれ、支配されているということか。

  • 仮面同窓会、読了。

    仕事を中心とし、繰り返しの毎日に希望も持てない洋輔が、かつて密かに想いを寄せていた美郷と偶然に再開したことで物語は進んでいく。
    高校の同窓会を経て、高校時代に煮湯を呑まされた教師への復讐が始まっていく。
    しかし、事態は思わぬ方向に流れていってしまう。


    以前、別の著作の火の粉を読んでいたこともあり、雰囲気を被らせて読んでしまった。
    意図せず自然と滲み出る狂気、真相に手が届きそうで決定打がないソワソワ感。
    そんなものを楽しく読んでいたが、終盤に差し掛かり突然変わってしまった。

    稚拙な表現しかできないが、最後には洋輔への嫌悪感と、読後のモヤモヤしか残らなかった。

    洋輔、なんとかならなかったのか。


    一喝してやりたくなる。


    誰しもどこかで狂っているんだろう。
    だが、それで人に依存してしまったり、それで人を支配するのはたちが悪い。

    火の粉の時は単純な狂気であり、明らかな悪がいた。
    でも、仮面同窓会は、人の醜い部分を切り取ったような印象を受ける。

    結局は、やるなら1人でやれ。
    これに尽きると思う。

  • ドラマを先に見ていた。ドラマもずいぶん突飛な展開だったけれど、小説はそれ以上だった。

    「俺」はたぶんあれなんだろうな、とあたりをつけていたのが全然違って、更にまた違って。
    ドラマであらすじを知っていたのに面白く騙された。

    原作➡️映像が基本だけど、このドラマは配役がとても良かったと思う。カッシーと希一が特に。
    原作にはない雛形あきこの教師役も良かった。
    ドラマは、そんな終わりかたできる?
    って感じで、
    原作は、なんちゅう終わらせ方すんの?
    って感じ。

  • 面白かった。途中で「こいつ怪しいな…」って人物は出てきたけど、洋輔の途中途中の怪しさもあって「え…?え…?」ってなって楽しかった!でも最後はちょっと悲しかったかな……。想像は出来ていたけど。

  • 評価はやっぱり評価だなぁと。
    全ての謎が一応解決されたんだけど、すっきりしない…。

  • 最終的に、何とも救いのない話であることか。
    同窓会で再会した高校の時の四人組が、体罰教師に意趣返しを企てるが、思わぬ展開に。
    それぞれが疑心暗鬼になり、「WHO」その解明に、登場人物たちとともに読者をも、惑わせる。
    その結果の読後感は・・・

  • 余りスッキリしないミステリー。同窓会で再開した洋輔ら四人が、高校時代の体罰教師への仕返しを目論む。少し痛め付けたはずが、何故か他殺死体で発見された体罰教師。一体、誰が…

    洋輔の兄の設定が余りにも納得いかないこと、高校時代の出来事に起因する展開も今一つ。雫井脩介にしては珍しい失敗作ではなかろうか。

  • これは。。何とも後味の悪い作品。救いがない。誰も信用できなくなっちゃうよ。作者は何を言いたかったのか。。。

    舞台が愛知のようなので、ところどころ会話に名古屋弁(らしい)が出てくるけど、その必要性って?読みづらいだけでした。方言を使ってる作品は好きだけど、これは不要だと思う。

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著者プロフィール

作家

「2019年 『引き抜き屋(2) 鹿子小穂の帰還』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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