リバース (幻冬舎文庫)

著者 :
  • 幻冬舎
3.42
  • (23)
  • (85)
  • (113)
  • (21)
  • (3)
本棚登録 : 771
レビュー : 99
  • Amazon.co.jp ・本 (325ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344425279

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 最恐のストーカー・雨宮リカを描いたホラー・サスペンス、『リカ』『リターン』の続編。

    前作の『リターン』も面白かったが、この『リバース』も面白い。読み終えて、貴志祐介の『黒い家』を思い出した。

    長野から単身上京し、雨宮家で家政婦として働くことになった天涯孤独の少女・幸子は、医師の父親と美貌の母親、梨花と結花の双子の姉妹に囲まれ、恵まれた日々を送っていた。雨宮家に少しずつ感じる幸子の違和感は、やがて…

    前2作を読んでいれば、雨宮梨花がリカであることは明らかで、ある程度は展開は予測出来るのだが、まるで主人公の幸子から少しずつ伝播してくる嫌悪感と恐怖が次第に頭の中で膨らみ、読むのが止まらなくなる。

    そして、ラストには…

  • 医師の父、美しい母、高貴なまでの美貌を振りまく双子・梨花と結花。非の打ち所のない雨宮家で家政婦として働く幸子は、彼らを取り巻く人間に降りかかる呪われた運命に疑念を抱く。そして、ある「真相」にたどり着いた幸子は、留守番電話に悲痛なメッセージを残すが…。最恐のストーカー・リカ誕生までの、血塗られたグロテスクな物語。

  • まさかの、ラスト、、、ひょ~~~
    そういうことねー。
    リバースじゃなくリ・バース!!

    「リカ」も読まなくてわ!!

  • RIKAが恐すぎたので、続編にはなかなか手が出なかったのだが、会社の方から頂いたの読んでみた。

    これがとても面白い!

    語り手は、RIKAの家に家政婦として雇われた田舎出身の純粋な家政婦の幸子。
    身寄りのない幸子を育ててくれた、長野の神父様に送る手紙の形で物語は進んでいく。

    幸子の心の美しさにもぐっと惹かれるが、家政婦として訪れた雨宮家の何となく伝わる不気味さからも目を離せない。

    RIKAを読んでいても、いなくてもこの物語は読者の心を掴むのではないかと思う。

    ハラハラドキドキ。

    最後はあー、やっぱりこいつが!!!

  • エピソード0というかリカの生い立ちにスポットが当てられたお話。
    彼女の生家で働く家政婦さんのお手紙を通して綴られるなんともまどろこしい内容となっている。
    日頃の言動の元はこういうことだったのかとストンと胸に落ちる部分もあったが猟奇的な行動はやはり謎のまま。母親が違う人であればリカはああはならなかったのだろうか。
    後味の悪さはやはり折り紙つき。

  • やっと現在刊行されている「リカ」シリーズを全て読むことが出来たが、このシリーズは穴が多すぎてその解明が全くなされていない、そこは読者が想像しろと言いたいのかもしれないが穴が大きすぎる。本作は家政婦の幸子から見た雨宮家の惨劇であるが、誰が誰を殺したのかさっぱり分からない、梨花が全てやったとはとても思えないし、その梨花に妹の結花が成り代わりリカになったのか、その経緯もまるで分からない、その穴埋めに続編と完結編を出してもらわなくてはならない。

  • 【サイン本】『わたし、リカよ。』リカ誕生の瞬間。シリーズ他の三作品にたどり着くまでの、幼い頃のリカの背景にまた震えながら読んだ。リカはヒトリではない。大人のリカが生まれるまでに、リカのなかにはたくさんのヒトが飲み込まれてる、恐ろしい。

  • リカちゃん誕生のストーリー。
    まさかのそっちか、というどんでん返しは好き。語り手である幸子がいい子すぎて、「いいからはよ逃げろ!」とやきもきさせられる。
    リカとリターンの衝撃的で「やばいやばい!」と思わせる激しい展開はないけど、じわじわ漂う不穏な空気感が日本のホラーという感じ。

  • リカはもともと結花だったってこと??その鬱積した怒りでモンスター化したんだろうか。
    有坂様の正体も気になる。

  • こーわーいーーー。
    リカの誕生物語。
    あの奥様、怖すぎる。
    梨花も結花も、そりゃ、ああなるよね、というか。
    (リカは、彼女だろうな、というのが合っててちょっと嬉しさもある(笑))
    っていうか、全ての元凶はあの人の女癖の悪さじゃん。
    1番悲惨な目にあってほしかったねぇ。
    幸子の性格が受け付けないタイプで、ほぼ幸子の一人称というのは、ちょっと読むのが辛かった。
    自分を「幸子」呼びとか、かまととですか?な世間知らずぶりとか。。。
    でも、ストーリーの先が気になってやめられなくなって一気に読んじゃった。
    『リカ』を再読したくなっちゃった。

全99件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

作家

「2020年 『7デイズ・ミッション 日韓特命捜査』 で使われていた紹介文から引用しています。」

五十嵐貴久の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
五十嵐貴久
有効な右矢印 無効な右矢印

リバース (幻冬舎文庫)を本棚に登録しているひと

ツイートする
×