- Amazon.co.jp ・本 (306ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344425576
作品紹介・あらすじ
江戸・京・大坂に店を構え、大名貸もする塩問屋の若旦那・藤次郎はある日突然父から驚愕の事実を知らされる。商人は仮の姿、真の姿は代々将軍家に仕える隠密だというのだ。商人として生きたいと願い出るが、徳川家治から条件を出される。後継争い、御家再興、辻切り…藤次郎は、持ち前の上品さと資金力、家伝の必殺剣で難題を解決していくが-。
感想・レビュー・書評
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若旦那隠密シリーズの1作目。
2016.12発行。字の大きさは…大。
皆様のレビューを見て予約する。
設定が面白い、藤次郎は、父の臨終で塩問屋・塩田屋が隠密の家であることを知る。
藤次郎(22才)は、商売が好きで塩田屋を大きくしたいので隠密を止めたい、夏(17才)と祝言を上げるため侍を止めたい。そのために隠密をやって行く。
また、登場人物が軽い、将軍・徳川家治、老中・田沼意次の腰の軽いのにビックリ。
塩田屋は、いくらお金があるのかビックリです。
とにかく設定が面白い。
次回以降が楽しみです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
シリーズ1作目
大名貸しもする、塩問屋は、実は、将軍家に代々仕える公儀隠密であった。
若旦那の藤次郎のみが、それを知らされず、許嫁のお夏と、大店の跡を継ぐつもりでいたが、突然倒れた父親から、それを知らされるが、侍になる気は、全然なく、将軍家治に、願い出るが、「隠密をやめるなら」と、条件を出される。
勧善懲悪で、軽〜く読める本。 -
シリーズ第一弾
商人が好きな主人公が、実は隠密だと打ち明けられ、将軍家治の依頼を
好きな娘との仲は、将棋の駒(将軍手作り)をすべて集めればお役御免で商人に
話自体は? -
お夏との恋は終わったの?