若旦那隠密 (幻冬舎時代小説文庫)

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 55
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (306ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344425576

作品紹介・あらすじ

江戸・京・大坂に店を構え、大名貸もする塩問屋の若旦那・藤次郎はある日突然父から驚愕の事実を知らされる。商人は仮の姿、真の姿は代々将軍家に仕える隠密だというのだ。商人として生きたいと願い出るが、徳川家治から条件を出される。後継争い、御家再興、辻切り…藤次郎は、持ち前の上品さと資金力、家伝の必殺剣で難題を解決していくが-。

感想・レビュー・書評

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  • 若旦那隠密シリーズの1作目。
    2016.12発行。字の大きさは…大。

    皆様のレビューを見て予約する。
    設定が面白い、藤次郎は、父の臨終で塩問屋・塩田屋が隠密の家であることを知る。
    藤次郎(22才)は、商売が好きで塩田屋を大きくしたいので隠密を止めたい、夏(17才)と祝言を上げるため侍を止めたい。そのために隠密をやって行く。
    また、登場人物が軽い、将軍・徳川家治、老中・田沼意次の腰の軽いのにビックリ。
    塩田屋は、いくらお金があるのかビックリです。
    とにかく設定が面白い。
    次回以降が楽しみです。

  • シリーズ1作目

    大名貸しもする、塩問屋は、実は、将軍家に代々仕える公儀隠密であった。
    若旦那の藤次郎のみが、それを知らされず、許嫁のお夏と、大店の跡を継ぐつもりでいたが、突然倒れた父親から、それを知らされるが、侍になる気は、全然なく、将軍家治に、願い出るが、「隠密をやめるなら」と、条件を出される。

    勧善懲悪で、軽〜く読める本。

  • シリーズ第一弾
    商人が好きな主人公が、実は隠密だと打ち明けられ、将軍家治の依頼を
    好きな娘との仲は、将棋の駒(将軍手作り)をすべて集めればお役御免で商人に
    話自体は?

  • お夏との恋は終わったの?

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著者プロフィール

ささき・ゆういち
1967年広島県生まれ、広島県在住。2010年に時代小説デビュー。「公家武者 信平」シリーズ、「浪人若さま新見左近」シリーズのほか、「身代わり若殿」シリーズ、「若旦那隠密」シリーズ、「若返り同心 如月源十郎」シリーズなど、痛快な面白さのエンタテインメント時代小説を次々に発表している人気時代作家。本作は公家武者・松平信平を主人公とする人気シリーズ、その始まりの物語第11弾!

「2023年 『町くらべ 公家武者 信平(十四)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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