骨を彩る (幻冬舎文庫)

著者 :
  • 幻冬舎
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  • Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344425699

感想・レビュー・書評

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  • どこか陰があって、何か抱えている人々。寡黙な物語。骨から連想するのは「死」だけど、「生」の視点から語られる所もあって、不思議な間隔でした。
    一番共感できたのは小春の話。他人の価値観や考え方を理解出来ず苦しむことはあるだろうし、自分が気付かない所で他人を傷つけているかもしれない。幾つになっても起こりえる。そんなことが起こった時に自分はどうするだろうか。経験を重ねれば津村や光恵の想いも理解できるだろうか。

  • 久しぶりに不得手な短編小説に挑戦してみたけれどやはり私には難しく内容が全然頭に入って来なかった

  • やわらかい骨はまあまあ

著者プロフィール

1986年千葉県生まれ。2010年「花に眩む」で「女による女のためのR-18文学賞」読者賞を受賞しデビュー。16年『やがて海へと届く』で野間文芸新人賞候補、17年『くちなし』で直木賞候補、19年『森があふれる』で織田作之助賞候補に。著書に『あのひとは蜘蛛を潰せない』『骨を彩る』『川のほとりで羽化するぼくら』『新しい星』『かんむり』など。

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