ナオミとカナコ (幻冬舎文庫)

著者 : 奥田英朗
  • 幻冬舎 (2017年4月11日発売)
4.24
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  • Amazon.co.jp ・本 (558ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344425897

作品紹介

望まない職場で憂鬱な日々を送るOLの直美は、あるとき、親友の加奈子が夫・達郎から酷い暴力を受けていることを知った。その顔にドス黒い痣を見た直美は義憤に駆られ、達郎を排除する完全犯罪を夢想し始める。「いっそ、二人で殺そうか。あんたの旦那」。やがて計画は現実味を帯び、入念な準備とリハーサルの後、ついに決行の夜を迎えるが…。

ナオミとカナコ (幻冬舎文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 池井戸潤は『アキラとあきら』、奥田英朗は『ナオミとカナコ』、ややこしい(笑)。前者の720頁には及ばないものの、後者も550頁超で持ち歩くにはじゅうぶん分厚い。しかしそんな不満も無用、出先で80頁ほど読んだ後、家で頁をめくる指が止まらず読了。

    唯一の親友同士、直美と加奈子。加奈子の夫がとんでもないDV亭主だと知り、いっそ殺そうと。殺しに至る話もまぁスリリングだけど、直美が勤務する百貨店外商部の話に私は目からウロコ。池袋チャイナタウンを統べる朱美、最初はなんじゃこのオバハンと思ったけれど、頼りになります。ほしいのは、絆と逞しい人。

  • やっぱりミステリーの奥田英朗が好きだーーー!ドラマよりも断然面白かった。まさかドラマと違う結末だったらどうしよう、、とか思いながら、ハラハラドキドキで一気読みでした。最後の一行まで油断できなかった笑。

    ナオミとカナコに幸せな人生がありますように。

  • 最後に息継ぎできた
    ホントにやる??
    まずいでしょ
    そりゃ、そうなるよね
    ・・・
    よかった~~

  • あまりにも杜撰で、あまりにも甘い考えで行動する2人にとにかくイライラさせられるナオミの章と、じわじわと追い詰められる緊迫感がたまらないカナコの章
    続々と証拠が握られていく過程にぐんぐん引き込まれていった。
    ドラマよりも淡々と包囲網が狭まっていく感じだったから、李社長の助けとか、林さんとカナコのロマンスとか、そういうエッセンスが少なかったのは少しだけ物足りなかったかも。
    あのドラマ、良くできた脚本だったんだな。

    DVにあっている友達を救おうと思ったら、決して自分を見失ってはいけないよな。
    ナオミがもっと客観的であったなら、排除なんて割に合わない手段は使わずに済んだハズ。
    客観性は大事だよな。

  • 非常に読みやすい作品でした。
    ドラマ化されていたようですが
    ドラマ版を観ていなくてよかったと思えました。

    登場人物2人の心境の変化が
    一番の見所ではないでしょうか。

    中国人も何人か出てくるのですが
    セリフの表記がそれを強くイメージさせられ
    不思議な感覚になりました。

    ナオミの章、カナコの章とあったので
    最初は1つの出来事をそれぞれの視点でみたように
    書かれているのかな
    と期待したのですがそうではなかったので
    拍子抜けしたのは事実です。

  • 滑車を発明した人類の叡智に感謝

    超おもしろかった

  • ばくばくしたぁあああ!

  • 読み出したら止まらない、止められない。後半はハラハラドキドキ、秀作だ!

  • スッキリするわ。奥さんには何してもいいと思っている人多いもんね。一番大切にしてもらってるのに。

  • キュレーターになるべく入社した百貨店で外商部に配属され、個人顧客相手に奔走する直美。
    結婚して専業主婦となり幸せな結婚生活を送っているはずの親友加奈子がDVを受けていることを知り、2人でその夫の殺人計画を企てる。
    正義感の強い姐御肌の直美がおとなしい加奈子を引っ張っていく図式だったのが、いつしか完全な共同作業となり、共犯意識が2人をより強く結びつけていく。
    淡々とした計画、実行のあとに、想定外の展開が待ち受ける。臨場感がたまらなくて、捕まるのか、逃げ切れるのか気になり一気に読んだ。
    ただし、まだ終わっていない、そんな気がした。

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