雨に泣いてる (幻冬舎文庫)

著者 :
  • 幻冬舎
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  • Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344426634

感想・レビュー・書評

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  • 3.11もうすぐです!

    各章のはじめに新聞記事が掲載されており、読み応えがありました。
    東日本大震災が起こり、その地へ取材に。
    7年前の事がよみがえりますので、描写内容に胸が痛みました。
    物語はいくつもの事象が重なり合い、結果も予想外となりましたが、記者社会の厳しさにもふれることが出来、知らないことを知る事の面白さを感じました。

  • 東日本大震災をテーマにした小説。
    震災文学としてだけでなく、サスペンスとしても面白い。新聞記者が主人公で、仕事についても、いろいろと考えさせられた。

  • 真山仁『雨に泣いてる』幻冬舎文庫。

    文庫化されたので再読。

    冒頭から東日本大震災当時の記憶が鮮明に蘇ってくる迫真の描写に物語に引き込まれていった。この世の終わりかと思うような激しく長い揺れ、地震発生後にワンセグで見た三陸沿岸を襲う大津波の映像、ラジオから聞こえた宮城県の荒浜に2、3百体の遺体が流れ着いたという信じられないニュース、耳を疑った町が壊滅という言葉、まさかと思った福島第一原発事故、大津波で何も無くなった三陸沿岸の光景…

    東日本大震災発生の翌日、阪神・淡路大震災を経験した毎朝新聞社会部記者の大嶽圭介は被災地である宮城県へ現地取材に向かう。そんな大嶽に三陸市で取材中に被災し、行方不明となった新人記者である社主の孫娘捜索の指令が下る。

    帯には社会派ミステリと記載があるが、中盤まではミステリの欠片も感じられなかった。しかし、物語は意外な方向に展開していく。新聞記者として事実を伝えることの難しさ、厳しさを描いた秀作。

    創作と解っているのだが、大災害を目の前にして何も出来なかったことに対する無念、喪った家族への無念の思いが行間から伝わる。

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