明日の子供たち (幻冬舎文庫)

著者 : 有川浩
  • 幻冬舎 (2018年4月10日発売)
4.21
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  • 本棚登録 :305
  • レビュー :10
  • Amazon.co.jp ・本 (522ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344427143

明日の子供たち (幻冬舎文庫)の感想・レビュー・書評

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  • アッコの件。やっぱり有川浩好きだ。
    ーーー
    三田村慎平は転職先の児童養護施設で働き始めて早々、壁にぶつかる。生活態度も成績も良好、職員との関係もいい”問題ない子供”として知られる16歳の谷村奏子が、なぜか慎平にだけ心を固く閉ざしてしまったのだ。想いがつらなり響く時、昨日と違う明日がやってくる。先輩職員らに囲まれて成長する日々を優しい目線で描くドラマティック長篇。

  • 一気に読み終わった。
    なんというか、重たいテーマであると思うのに、爽やかだった。登場人物がとても魅力的。
    児童養護施設というものに対して、エアポケットに入っているというのはすごく納得できることだった。
    個人的には、本を読むのは素敵なことという施設長の人柄、言葉がすごく素敵だと思った。

  • 児童養護施設の子dもたちと職員のお話。慎平ちゃんのキャラや和泉のキャラは、有川作品によく出てくるタイプでほのぼのした。一気に読めていいお話だったが、単行本で一度読んでいるのか?ドキュメンタリーの記事に似たような内容のものがあってそれを読んだのか?どこかで聞いたようなエピソードがあったので、ちょっと★を減らしてみました。

  • 様々な理由から児童擁護施設で暮らす子供たち。とある施設を舞台に新人職員三田村慎平と先輩職員、子供たちを描いている。実際の施設に暮らす子供からの手紙で始まったというのも興味深い。かわいそうってやっぱり見下している言葉なんでしょうね。早く大人にならなければならないというのもそれを受け止める側も大変だ。

  • 児童福祉施設などには全く関心がなかった(というか日常生活で接点がなかった)私としては、この本を読めて本当によかった、と思う。
    作家への手紙のくだりには、参考になった実在の女の子がいたようなので、これは実話に近いのかな。

    最初は「使えないヤツ」と見捨てたくなるような三田村が、和泉先生やや猪又先生とい先輩の中で、自分の特性も加えつつ成長していく様子が微笑ましかった。奏子と久志の爽やかな関係も気持ちよかった。

  • 児童養護施設の子供たちと、そこで働く職員のお話。
    有川浩らしい、ハートフルな“強く心動かされる”作品。

    魅力的な登場人物達に、いつもより“ぐっ”と物語に引き込まれました。作中の登場人物達の掛け合いが絶妙です!全ての登場人物が主役に感じられるストーリー展開にも好感が持てる作品でした。

    それもそのはず、物語の最後に思わず涙!!!
    ちゃんと解説まで読んでね。
    もうタイトル見るだけで笑顔で泣けます。笑

  • 安定して面白かった。有川浩は特定の分野だけでなく色んな分野でインタビューや調査をして物語化しているのが好きだ。明確に伝えたいことがある時は恋愛要素を控えめにするところも良い。
    この本をきっかけに児童養護施設のイメージが変わった。中途半端に毒な親に育てられるよりこのような施設に入り、自立して生きていくほうが幸せだな。

  • 文庫化されたから、改めて読み直し。

  • 児童養護施設での子どもたちの生活と職員の仕事の話。重いテーマだけど,読むのが苦しくなるほど重く書くのではなく,でも丁寧に取材されていることがわかる物語だった。

  • とても素敵な本だった。
    今まで児童養護施設について深く考えたことがなかったけれど、この本に出逢えたことで、確実に私の中で何かが変わったと思う。

    この題材を描こうと決めた有川さん、そして何より有川さんに手紙を送った、当時施設にいた少女にも感謝したい。その少女が大人になって解説を書いているのも、また素敵だ。
    ページ数は多いけど、有川さんらしい人間ドラマにウルっとしたり、ほのかに恋愛要素が入っていたり、とても読みやすかったし楽しめた。

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