ぼくは愛を証明しようと思う。 (幻冬舎文庫)

著者 :
  • 幻冬舎
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  • Amazon.co.jp ・本 (457ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344427266

感想・レビュー・書評

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  • 恋愛工学ってなんだろう?と興味を持ち読んでみたものの、ナンパ本なので女性が読むと不快な表現もあり。
    「東京の街は僕たちのでっかいソープランドみたいなもの」など。

    心理学のテクニック(ペーシング・ミラーリング・バックトラック・イエスセット)については日常のコミュニケーションでも活用できそう。

    最終的に1人の女性を愛そうとしているところは救いあり。

  • 女性です。男女共に一読の価値あり。さらっと1,2日で読めます。ナンパ師が多い業界にいるので、「ああこういう男は実際いるし、こんな男に沼ってしまったこともある…」と読んでて辛くなりましたが笑 ただ力学を知ることで頭が冷静になりました。遊び人に沼ってしまった当時の自分に読んで欲しい一冊です。

  • 読み進めるのが嫌なほど当たってるなぁと思った。女の人を口説くのには確かにこの本の通りに動けばいいと思う。

    でも同時に人間はこればっかりではないし、これはしっかりフィクションだった。

    そしてこの本の通りに動けてる元同僚を思い出した…

  • 一途につくしてたのに女の人からひどい仕打ちを受けていた非モテ男がモテ男から恋愛工学を学びモテ男になる話。

    一人にモテるための恋愛工学ではなく多数の女性からモテるためのテクニックなので途中からこの話の着地はどうなるのだろうと思っていた。最後男の人の本能って詰まるところそうなんだろうなっていう終わり方だった。その終わり方が不快でもあり爽快にも感じた。

    この恋愛工学は女性である私には使えないのかもしれないけれど、恋愛じゃなくても他者とのコミュニケーションをとる上で相手の気持ちを考え汲み取ってコミュニケーションをしていくという点では応用できそうな部分もあった。

    チャーリーくんもどきは愛を証明することは出来るのかな?でも愛なんて証明出来ないし答えなんてないんだから楽しいんだと思う。

  • 前に話題になったときに読もうと思っていながら、だいぶたってしまいました。

    ある種のビジネス本、という感じです。
    女性が読むと嫌な気分になるのだろうな、と思う反面、べつに嫌な思いをするくらいなら読まなければいいだけで、何を目的にどういう行動をとるとよいかのケースワークのように読んでいる限りはエンタメ本として面白いです。

    実際やってみよう、と思う男性はいるのかな、、、。

    でも、確かにモテない時期に「お友達」に入ってしまい、自分から渡せるものを全部出してもダメなのに、軽い気持ちで近づいて失うものなしに接していると結果が違ったり、だれしもそういう経験はあるような気がします。

    これを工学というかは別として、意図をもって行動することは、何にしても大事なことだと思います。

  • 女性目線の感想です。女性を取っ替え引っ替えして遊ぶ男性の心理や行動がとても不快でした、、、。紹介されていた心理学は学ぶことが多く、失敗を恐れて行動しなければ何も動かない、行動したとしても何も失うものはないというところは印象に残りました。

  • モテる方法っていうよりは成功するナンパ術という感じだった
    でも、会話の切り口、繋げ方、信頼関係の築き方など、人間関係を構築する上で恋愛以外でも使えるテクニックは沢山あったので男女関係なく参考になる箇所はあると思う

    わたなべ君は本当に飲み込みが早くて、永沢さんに教えてもらう技をどんどん吸収していくけど誰でもできることではないと思うし、もともと素質があるんだろうとは思う

    気になる箇所はあるけど結末までのまとめ方は好きだった

  • 営業と全く一緒。
    試行数×成約率。
    成約率が10%なら試行数が10なら成約数は1だし、試行数が100なら成約数は10という簡単な話。
    試行数の絶対数を上げていけば、成約数は上がるし、数をこなす事によって成約率も間違いなくあがる。
    そこにキャッチーな技名をつけることによって、必殺技のように見せているだけ。
    この本は出来過ぎだとしても、まったく虚構ではない。
    多分この5分の1から10分の1くらいなら現実的にできるでしょう。
    営業の本としては優れたものがある。

    ただ、ストーリーやオチとしてはつまらなかった。

    自分という商品を営業することがナンパとするのなら、自分という商品は年齢を重ねるにつれ知識や経験では補えないくらいの早さで若さという魅力がなくなり商品価値が落ち成約がどんどん難しくなる。
    信用してくれた人を裏切ってまで女性とやることのみを幸せというように定義してしまうとそれを永続的に得るのは難しいでしょう。

    人には十人十色の幸せのかたちがあるのは当たり前ですが、個人的には年齢に応じた幸せがあるのではないかという考え方の方が個人的には好きです。

  • 失敗してもなにも失ってない。行動してみようかなと思える本。ナンパはしなくともすらっと読めた本としては面白い

  • 失敗することを恐れてはいけないし、そのためには度胸が必要だよねという話だと思いました。主人公が浜松周辺が地元なのと終盤に出てくる伊豆の地名が懐かしい。

著者プロフィール

金融日記管理人。恋愛工学メルマガ発行。

「2017年 『ぼくは愛を証明しようと思う。(2)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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