ペンギン鉄道 なくしもの係 リターンズ (幻冬舎文庫)

著者 :
  • 幻冬舎
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レビュー : 14
  • Amazon.co.jp ・本 (278ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344428102

感想・レビュー・書評

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  • 巡り巡る出会い、想いの一冊。

    今回も良かった。テーマは“家族でも親とはまた違うポジションにいる関係”かな。
    前作よりも話がコンパクトにまとまっていた気がし、どの章もそれぞれじんわり来る。
    そして刺激され、波打つ心。
    巡り巡る出会い、想いが集結する最終章はやっぱりBig Waveに襲われた。
    そしてゆっくりと心が凪いで行く感覚、これがたまらない。
    誰かの凍りついていた時間が誰かとの出会いや言葉によって動き出す。そんなことを教えてもらった、心をもみほぐされた、そんな読書時間だった。

  • ペンギンがかわいい!

    キラキラ設定の姉弟は、正反対の性格かと思えば…
    小6と小4の兄妹の卒業旅行は水族館。
    病院の先生は妹と患者を重ねて、つい入れ込んでしまい、
    その病院で発見されたペンギンの素性が明らかに!

    4つのストーリーがペンギン鉄道を中心に描かれていて、登場人物も少しづつ重なっていて、読んでいてふんわりあったかい気持ちになる1冊でした。

    そこそこに登場するペンギンの描写のかわいさったらないです。

    こんな鉄道があったらなぁ。いや、ペンギン飼えたらなぁ

  • いろいろな形の「きょうだい」が出てきます。

    確かに、年の近い「きょうだい」とは、親子とは違う不思議な距離感がある。
    あねとおとうと、あにといもうと、あねといもうと、そして…
    この作品に出てくる、素敵なきょうだいたちは、みんな本物のきょうだいだと思います。

    そして、そんな「きょうだい」たちの間に神出鬼没のモヒカン君が異彩を放っているわけですが、彼にも彼の物語があり…


    窓から海を見ながら、電車に揺られて行きたくなります。
    寒いホームで、ベンチに座ってレッグウォーマーに首を埋めながら、一日に何本もない電車を待っていたくなります。
    大切ななくし物を待ちながら…
    ん?
    まず、何を失くしたのか考えなくては…

    第一章 きらきらデイジー
    戸籍とは関係なしに

    第二章 僕の卒業遠足
    クラスの王様にイジられ続ける兄と、男勝りの妹

    第三章 UFOと幽霊
    確かにあると思うけれど、自分の手には入らないと諦めることと…
    今度こそ妹を救いたい気持ち

    第四章 ワンダーマジック
    モヒカンくん神出鬼没の謎が今!!

    ―――――――――――――
    あの本屋さんらしき話題がチラッと!

  • 単純だなあと思いながら最初の数編読んでました(ごめんなさい!)。そりゃペンギンが鍵ってことくらいはわかったんだけどね。結局少しだけ、それからだんだん登場時間が長くなった「彼」がメインキャストでした☆謎の解け方(正直謎とも思ってなかったんだけどw」)乙ですよ~

  • 今回も最終章でボロボロ泣きました。
    電車で読まなくてよかった。

    前回に引き続き、読み終わった後に気持ちがホッコリ。
    今回も、それぞれ別のストーリーに見えて、みんな繋がってるのがよかったです。

    前のシリーズ読み直してから、リターンズを読んだので、感動もひとしおでした。

    また、続編出たらいいのにな。

  • ペンギンが駅にいる訳や守保さんのプロフィールが明らかになる。短編集なんだけど、連作で、もう1回読み返しました。
    ほっこりほのぼのは健在。
    ペンギンはなんでも知っている

  • ペンギンが乗車する列車、車両に出会えたら、あの頃の私なら追跡しちゃうだろうな…

    ペンギンの行方から始まり探し物、落とし物を探し、人との出会いから繋がり、そして守保の、もう1つの探し物が見つかる

    ホッと出来る物語でした。

  • 皆が前向きになる、優しくて暖かな内容。
    振り回しているだけに見えたモヒカン男のエピソードもとても良かったです。

  • ペンギンが電車に乗ってたら和むわ~。本来、遺失物保管所ってなくしたものを引き取りにいって終わりだと思うが、ここは引き取りたくなければ預かってくれるという。しがらみのある物とかね。特に離婚届けをなくした話が良かった。

  •  ペンギンが可愛い。可愛くても生臭いのか。ちょっと複雑。

     最後の章で、気に掛かっていた事に納得がいきます。温かい気持ちでいっぱいです。

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