きみの隣りで (幻冬舎文庫)

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 200
レビュー : 13
  • Amazon.co.jp ・本 (140ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344428379

感想・レビュー・書評

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  • 一番最後のページがいい

  • 栗拾いが出会いで東京の歯科医師と結婚し太郎くんと3人で森(の近くの駅前)に住んでいる早川さんの物語。漫画エッセイでしょうか。東京の友達マユミちゃんとせっちゃん、太郎君7歳の学校の先生ヒナちゃんとその実家の両親も登場します。「実がならない木はあっても、花が咲かない木はないんだよ」「生きがいは(子供ではなく)ひとりひとり自分の中にしかないんだと思うんです」早川さんの言葉が森の中で弾みます。益田ミリ 著「きみの隣りで」、2019.2発行。

  • 優しい世界。

  • とても良かったです。
    早川さんがお母さんになっていて、「週末、森で」からの時の流れを感じました。マユミちゃんもスピード離婚してたり、せっちゃんも店長さんになってたり。
    お母さんになっても早川さんは変わらず、そこも好きです。
    太郎くんの担任の先生のお母さんにはかなり辛くなりました。先生が強く当たれないからって、「心配だ」を盾に自分の要求ばかり通そうとする…でも、先生が前に進めてとてもほっとしました。離れないと、世界は広がらない。わたしも心します。
    スーパーでのマユミちゃんの気付きも良かったです。わたしも、うんうん頷きました。
    やっぱりいいなぁ、このシリーズ。

  • 教えてあげたい人が大好きな人
    重いままではたくさん飛べない
    花が咲かない木はない
    生きることに何の役割もない生き物はいない
    離れていくことからでしか世界は広がらない
    生きがいは一人一人自分の中にしかない

  • 「週末森で」が大好きだったので、待ちに待った続編。
    いきなり結婚→出産していた早川さんにはビックリ。
    子供にも対等な目線で話し、周りも自分を大切にする早川さんは健在。
    家族でも友達でも依存して縛る関係性は苦しい。
    お互い自立し、困った時は助け合う位が丁度いい。

  • 『週末森で』も、さらっと深いことが書いてあったけど、今回もそうでした。
    色々日々考えることがあるけど、この本を読むとほっとします。

  • やっぱりミリさんは最高!
    早川さん一家も素敵

  • 今回は益田さん自身のことではなく、
    森の近くに引っ越した早川さんを中心にして描かれています。
    優しくて頼り甲斐のある早川さんの夫、
    純粋でお母さんが大好きな息子の太郎のこと、
    早川さんの仕事の事を家族で理解しながら、
    持ちつ持たれてこの家族が暮らしていて
    とても良い環境だと思いました。

    友達のマユミさん、セツさんも登場しそれぞれの悩みも
    人生を歩いていくとあることなので
    思わず頷きながら読んでいました。

    一人一人優しい木が自分の身の周りにあったら、
    人の心が穏やかになれるのかなと思い、
    自然の癒しの大切さが伝わります。

    優しいゆったりとしたストーリーの中にも
    今回も素敵な言葉がありました。
    誰もが、
    「自分は何かの役に立って生きているのかな」
    って、思い惑う夜があるんだろうか
    実がならない木があっても、
    花が咲かない木はないんだよ
    みんな、咲く
    生きていることに
    「なんの役割もない生き物なんているわけない」
    明日からも少し上を向いて歩こうと思える一節です。

    森の植物の生き方から人生の歩き方、
    特に子育てに通じるような温かみのある言葉が
    今回は端々に出てきているように思えたので、
    子育てをしている方が息詰まった時に
    読んでみても良いかと思いました。

    益田さんの作品にはいつも何気ない日常から
    人生の歩き方を教えられて心が和まされます。

  • 早川さん~びっくりしたわ~

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著者プロフィール

益田 ミリ(ますだ みり)
1969年、大阪生まれのイラストレーター。「ミリ」は小学生の時のあだ名に由来する筆名だが、その理由は本人も知らないという。
京都芸術短期大学卒業。デザイナーを経て、フリーのイラストレーターに。2001年『OLはえらい』で漫画家デビュー。2011年、『はやくはやくっていわないで』で第58回産経児童出版文化賞産経新聞社賞受賞。2013年には『すーちゃん』シリーズが『すーちゃん まいちゃん さわ子さん』のタイトルで映画化。
その他の著書に『沢村さん家のこんな毎日』(文藝春秋)、『こはる日記』(KADOKAWA)、『永遠のお出かけ』(毎日新聞出版)、『今日の人生』(ミシマ社)、『美しいものを見に行くツアーひとり参加』(幻冬舎)、絵本『ネコリンピック』(ミシマ社 絵・平澤一平)の原作など多数。

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