蜜蜂と遠雷(上) (幻冬舎文庫)

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 672
レビュー : 14
  • Amazon.co.jp ・本 (454ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344428522

感想・レビュー・書評

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  • 音楽を聴くことは好きだけど、演奏するとか、歌うとかは苦手なので今まで音楽をテーマにしたお話は読まなかったが、下馬評の高さが気になり購入。

    結果からいうと、2日で読み終えてしまった。作中に出てくる有名であろう曲すらしらないのに、久々にのめり込んで読み耽った。

    感想を書くと、ネタバレになりそうなので、一番思ったことは作中に出てくる演奏曲には背景が語られたり、語られなかったりするのだが、どれも情景が浮かび上がってくる。まるで自分が観客席で演奏を見ているかのようだった。

    個性的な登場人物達に、王道のストーリー展開で、とてもおもしろかった。曲を知らなくても楽しめるのでおススメ。

  • 待望の文庫化。キャラの立った天才コンテスタントたちが、ピアノコンクールを戦う。わかりやすい設定だが、その個性を鮮やかに描き分け、音楽の魅力を伝えている。ときどき涙ぐみながらも、ページを繰る手が止まらない。

  • 下巻へ
    一次審査から二次へ。

  • 凄い!!
    音楽の表現でこんなに心が震えるなんて。
    感動の連続で、読んでいて気持ちいいです。
    まだ下巻がある喜びで、一気に読み終えてしまいました。
    これは再読間違いなし。

  • ピアノコンクールに挑む4人の
    それぞれの事情や個性に引き込まれる

    音楽の神様に愛された彼らは
    ピアノを弾くことで自分の中の音楽を外に出し
    作り出した世界を聴衆に観せることができる
    らしい

    音楽や音を文字で表現するのは難しいと思う
    が、そんな感じかぁと思えるような表現力だ

    今後、魅力的な彼らがどんなふうに成長するのか
    楽しみだ

  • 本当に面白い。

    ピアノコンクールという独特な世界。
    その中で繰り広げられるお話ですが、音楽とそれ感じさせる表現が素晴らしい。
    知らないクラシックでも、聞いているかのように緊張感を味わせてくれます。

    音楽の世界の孤独感・残酷さ
    その先にたどり着く世界観など

    ひとつのことを極めようとする人の心情が、どうしてこんなにも文字に起こせるのだろう。

    分厚い本ですが、一気に読んでしまいました。

    小説には一気に引き込んでしまうもの、まったく惹かれないものなど磁力がいろいろありますが、この小説は面白いのに適度な引力で読ませてくれます。

    いろんな意味で私好みでした。

  • 待ちに待った文庫化!(これは単行本で購入したかったかも)
    寝る間も惜しんであっという間に上巻読了。下巻も楽しみ。

    追記/演劇を題材とした、チョコレートコスモスを読んだ時も思ったけど、本当に繊細な文体で、1つ1つの言葉、表現が登場人物の心情や演奏をありありと表していて、読みながら何度も鳥肌が立つ。

  • まずタイトルのセンスがいい。
    帯の「まだ音楽の神様に愛されてるだろうか」
    というシンプルなのも、すごく中身が気になってよい。

    ピアノをめぐるさまざまな人たち。
    出演する側、採点する側、調律する人。
    そのそれぞれにドラマがあって、引き込まれる。

    「蜜蜂と遠雷」のクラシックアルバムを聴きながら読むと
    感慨深さが増してとっても楽しいです。

  • 上下巻ともに読みました。上巻でまとめてコメントします。

    この小説も新聞記事で知りました。

    毎度のことですが、小説にでてくる曲目で知っていたのは1曲しかありませんでしたが、その点は気にしないまま読み進めることができました。コンテストの出場者が演奏するところでは、曲の情景について書かれていたりしますが、スムーズに読めました。文章そのものにリズムがあるように感じました。

    演奏をしている出場者、その演奏を聴く他の出場者、そして彼らをとりまく関係者、それぞれの気持ちの流れがよくわかりました。

    実際にコンテストにでるような人はこの小説に書かれている内容をどのように感じているのでしょうか。我が意、得たり!と思っているのか?そんな甘いもんやない!と思っているのか?

  • 文庫化を待っていた!上巻だけで既に面白い。

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著者プロフィール

恩田 陸(おんだ りく)
1964年、青森市生まれ。幼少期は名古屋、長野、富山、仙台などを転々とする。高校時代は茨城県水戸市に在住。水戸第一高校を卒業し、早稲田大学進学・卒業。
1991年、第3回日本ファンタジーノベル大賞最終候補作となった「六番目の小夜子」でデビュー。2004年刊行『夜のピクニック』で第26回吉川英治文学新人賞及び第2回本屋大賞、2007年『中庭の出来事』で第20回山本周五郎賞をそれぞれ受賞。
2017年『蜜蜂と遠雷』で第156回直木三十五賞と第14回本屋大賞を受賞した。同作品による直木賞・本屋大賞のW受賞、そして同作家2度目の本屋大賞受賞は史上初。大変大きな話題となり、代表作の一つに挙げられるようになった。2019年秋、石川慶監督、松岡茉優・松坂桃李らのキャストで映画化。

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