蜜蜂と遠雷(下) (幻冬舎文庫)

著者 :
  • 幻冬舎
4.38
  • (12)
  • (9)
  • (3)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 442
レビュー : 9
  • Amazon.co.jp ・本 (508ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344428539

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 最初から最後まで一つのピアノコンクールの話なのだが、退屈せずに読ませるところはすごいと思った。直木賞+本屋大賞なるほど。

  • 待望の文庫化。キャラの立った天才コンテスタントたちが、ピアノコンクールを戦う。わかりやすい設定だが、その個性を鮮やかに描き分け、音楽の魅力を伝えている。ときどき涙ぐみながらも、ページを繰る手が止まらない。

  • 感想は上巻に。
    映画化するらしい。演奏中の表現をどうするのか、少し楽しみ。

  • コンクールだけを最初から最後まで描くという小説は珍しいと思う。というのも演奏シーンばかりで作品に動きが出しづらいからだ。実際にこの作品も演奏シーンがメインだが、各演奏者の人柄や育ち、クラシックとの向き合い方などが演奏シーンに詰め込まれていてドラマチックに読める。そのやり方も巧みで、大衆の反応だけでなく審査員、他の演奏者、自分自身から語られることによって飽きさせないようになっている。クラシックやピアノは分からないが、聴きくらべてみたくなった。映画化が決まっているらしいが、素人向けに演奏者ごとの違いをどう表現するか気になる。

  • きれい。正直、作曲者名とか曲名を言われてもどんな曲なのかぜんぜん知識がなくわからないんだけど、それでもなんとなく伝わってくるし、どんな弾き方をしているのかが想像できるのがすごい。終盤、え?なんでもうすぐページ終わりそうなの?という不安がすごい襲ってきた。
    映画化大変だろうな〜。CGで宇宙とか花のエフェクトつけたりするのかな。いや、やめて。演奏で驚きたい。

  • 音楽にまつわる話なのに、読書好きな人のための物語だと強く感じる。物語を愛する人、紙をめくることに心躍らせる人、そんな人たちのためにある本だった。

  • ようやく文庫になってくれたよおおお。
    2017年の直木賞と本屋大賞受賞作。

    とりあえずページをめくって思ったのは。
    文字でかすぎ。行間あけすぎ。
    読み進めていくうちに慣れるといえば慣れるけれど、通常感覚とは違うのでなんとなくそれが気になる。


    面白いとは感じます。
    結果がどうなるのか気になるし視点の切り替えも絶妙でページを捲る手が止まることはない。
    (個人的にはマサルのアヤにべたぼれなところが可愛くて好き)

    ラストの感じもすきだな。
    敢えて最終ページまでコンテストの結果がわからないようになっている構成もふむふむ好感度高め!

    そうなんだけど、だけども。
    気になって仕方ないのが、モノローグの話し言葉のかんじが超絶ださい。
    〜かしらん。とか。SNSを切り取ったようなモノローグがわたしの思考をとめるので、ちょっと残念でした。
    たぶんわたしが頭が硬くなったのかな。それこそ塵の演奏を受け止めるくらい頭とハートを柔らかくしろというメッセージなのかもしれない。
    でも、なんか、こう、そのSNSぽい若者たちのモノローグがハマってないように思いました。譜面に振り回されてるピアニストみたいに。
    (むしろ若者読者を取り込もうとした意識のダダ漏れみたいな)




    映像には向いてそうなので映画はちょっと楽しみですね。
    (明石が桃李くんなんてなんか昂ぶるし!!)

全9件中 1 - 9件を表示

著者プロフィール

恩田 陸(おんだ りく)
1964年、青森市生まれ。幼少期は名古屋、長野、富山、仙台などを転々とする。高校時代は茨城県水戸市に在住。水戸第一高校を卒業し、早稲田大学進学・卒業。
1991年、第3回日本ファンタジーノベル大賞最終候補作となった「六番目の小夜子」でデビュー。2004年刊行『夜のピクニック』で第26回吉川英治文学新人賞及び第2回本屋大賞、2007年『中庭の出来事』で第20回山本周五郎賞をそれぞれ受賞。
2017年『蜜蜂と遠雷』で第156回直木三十五賞と第14回本屋大賞を受賞した。同作品による直木賞・本屋大賞のW受賞、そして同作家2度目の本屋大賞受賞は史上初。大変大きな話題となり、代表作の一つに挙げられるようになった。2019年秋、石川慶監督、松岡茉優・松坂桃李らのキャストで映画化。

蜜蜂と遠雷(下) (幻冬舎文庫)のその他の作品

恩田陸の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
恩田 陸
辻村 深月
有効な右矢印 無効な右矢印

蜜蜂と遠雷(下) (幻冬舎文庫)を本棚に登録しているひと

ツイートする