東京二十三区女 あの女は誰? (幻冬舎文庫)

  • 幻冬舎 (2019年5月1日発売)
3.53
  • (5)
  • (24)
  • (24)
  • (4)
  • (0)
本棚登録 : 271
感想 : 25
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784344428645

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 今回も相変わらず後ろをついてきて蘊蓄を披露する先輩。

    今回の蘊蓄の中では池袋に秘められた歴史が一番衝撃的で興味深かった。

    蘊蓄とリンクしながらの物語も涙誘う葛飾区が印象的。

    そして迎える千代田区は将門の首塚といい、やっぱりトリに相応しい。

    現実を見るんだ…というこの言葉にずっと激しく同意しながら、この言葉の意味するもの、これに気がついた時、しばし放心状態。

    開いた口が塞がらなかった。良い意味でひっぱってくれた。
    続編が早くも楽しみ。

  • 「東京二十三区の女」の続編。
    フリーライターの原田凛々子と幽霊になってしまった凛々子の先輩・島野仁が23区それぞれの心霊スポットを巡りつつ、パラレルワールドでその地を巡る別の物語を描いている。
    今回の舞台は、葛飾区、江東区、千代田区など。
    前作に比べ、ホラー要素も少なく、意外とすんなり読めるが、最終章である「千代田区の女」になると、あまりにも複雑過ぎて、どの話が現実なのか、よく分からなくなる。
    先輩である島野の死の理由を探し求めていた凛々子だったが、ラストでどんでん返し。
    そして、結局真相が分からないままで、ぞっとした気分だけが残って、ちょっと微妙…でも、これがこの作家さんの醍醐味なのだろう。
    何だろうな、この独特な感覚…

  • 前作よりホラー感はなかったが、謎が謎をよんで また誰?何?っという大きな謎が……

    東京の街の成り立ちや伝承も学べる♪
    思わず 東京23区の地図を買って なぞりながら読んだ

    歴史という時空を越えて絡み合う物語 まだ14区も残ってるし 嘘つき霊媒師 の正体 そして前作とは違って生きてた?島野仁 誰かに成りすまされ 死んでいた原田璃々子 (原田も島野も死んでると私は思ってるが…) が今後どぅなるのか? 次作 以降も楽しみです♪

    もちろん 東京の禁忌とは何かも…

  • 続編も期待通り好みど真ん中だった。
    東京の歴史も学びつつホラーやミステリー要素もあってかなり楽しめる本。
    葛飾区の話が切なくてしんみりした。
    最後にまた驚かされたけど、謎は深まるばかり。
    早く続編出ないかな。

  • 小説の構造が面白いです。話の内に話が有ったり、別々の話が結びついたり、二つの話のどちらが「話の内の話」なのか、つまりどちらが架空の話なのか分からなかったり、それらが複合していたり。

    最後に謎解きせずに読者に考えさせるのも興味深いです。

    私も推測はするもののそれが合っているか自信はないです。

    今までにない新感覚の小説ですね。

  • 葛飾区の話が一番好き。
    これは実際の場所を見に行ってみたくなる話。蘊蓄が逆に気持ちいい。
    千代田区の話で急展開だけど、この後もやっぱり続くのかな。全部の区を題材にしてくれるだろうとは思うから、続きがあるのか気になる。

  • 前作同様、東京のアレコレについて学びつつ読み進めておりました。
    色んな東京に関する知識が分かるので、地方民としては驚くこともありました。
    歴史についても学べます。
    ……というのとはまた別でラストのお話で一気に長江作品らしさが爆発しています!!
    「そういうことか!Σ(´□`;)やられたぁぁぁ(笑)」となりました(笑)
    大変楽しませてもらいました。
    これだから長江作品、好きなんですよね(⁠ ⁠ꈍ⁠ᴗ⁠ꈍ⁠)

  • 前作から読んだほうが良い(それを強くお勧めする)。
    あの女とあの女とあの女とあの…全部気になるな…。

    「あの女は誰?」


    個人的に表紙の色も意味があるのでは?と気付いた。
    長江俊和氏は、灯台下暗しのような、やられた感があってじっくりと読み進めたほうがいいな。

  • 前作に引き続き、東京各地の民間伝承が知れて面白い。

    最後の結末がはっきりしないけど、恋のトラブルってこと??

  • 東京二十三区にまつわる都市伝説を絡めたお話。
    ラストは今までの設定ががらっと変わり、そう来たかーと思わされた。
    最後の問いは何だろう。後輩が仁のことが好きだったから成り替わりたかった以外の答えがあるのかな?

  • 東京二十三区に潜む怪異を追うフリーライター原田璃々子と幽霊になった民俗学者のミステリーだったはずだが前作のオチが全て覆されてしまった。 島野が幽霊なのか生者なのかも未だ確定せず、評価は続編待ち。

  • 豊島区の女の歴史話が興味深く、ストーリーもサスペンス要素が強くて面白かった
    千代田区の最後は含みをもたせる終わり方で、えー!ここで終わり!?となりつつもらしくて好き
    どんでん返しの表裏はどこで終わりなのか最後にわくわく

  • 東京二十三区 後編
    かなり楽しく読み入ってしまいます。

    前編に比べ、歴史が沢山書かれている。
    最後読み終えましたが、謎が解けない、、
    謎が解けないので、星⭐️を減らしてみました。
    でもかなり楽しく読めました。
    先が気になります。

  • 前作より面白かった。
    東京に纏わる、謂れのある場所を巡る
    りり子と先輩の関係が前作では最後に披露されたが
    今回はしみじみとしたドラマから、後味の悪い話まで隈なくあり、最後の最後にまだどんでん返し
    の謎がありモヤモヤがましたまま読了。

  • 前作に比べて勢いとホラー面は弱まったような印象。
    どちらかと言うとミステリー色が濃く、「葛飾区の女」に至ってはこういう深イイ話も書ける作者さんだったのかと驚き新鮮だった。死んでも我が家に戻って子どもたちの成長を見守りたい母心がせつない。
    最終章の「千代田区の女」で明かされた真実には驚愕、そして困惑。ホントあの女は誰?そして、誰が生きてるのか死んでるのかよく分からなくなったw
    すごく絶妙なところで切れてこの続きがとても気になる終わり方。二十三区のミステリースポット制覇してほしいなぁ。

  • 続編。今回も怪異に満ちた東京の町が描かれます。恐ろしく、しかしほろりとさせられる物語もあったりしますが。怪異の物語というのは今も昔も尽きないものなのだなあ、と思わされます。東京じゃないけど。身近にもあるかもなあ。
    前作からの続きで読んでいると……「千代田区の女」でひっくり返りそうになりました。なんですとー! この展開はあまりにも予想外。そして東京二十三区にまつわる呪いの話はどうなるのでしょう。いやいや、この物語こそが「呪い」なのでしょうか。

  • 葛飾区の話が良かった。思わず涙ぐんでしまった。

  • 謎を残した終わり方

  • 今作は豊島、墨田、葛飾、千代田区の闇に迫っていた。
    私としては、豊島区と千代田区の話が興味深かったかな。
    どちらも、ある程度、知っている話なんだけど、掘り下げてあったので、興味深くよめました。

    作中に出てくる璃々子と仁はストーリーの案内人程度に考えていたので、思わぬ展開にビックリ‼️
    あの終わり方....
    このシリーズ、もう終わりなのか、まだ続くのか、気になります!

  • あまりに暑いので、気分だけでもヒンヤリしようかと怖そうなこれを。都市伝説を取材して禁忌に触れるのだから当然ゾワゾワできると思うでしょ。ところが予想に反してそうはならず。全然怖くないやんか。

    永井荷風の『濹東綺譚』を追いかける「墨田区の女」のようなノスタルジック路線のまま進んでくれるほうがたぶん私は好き。

    オチはやっぱりそうなのねと思ったら、私の考えつきそうなオチで終わるわけもなく。しっかり騙されたけど、なんか釈然としない。前作があることも今頃知る始末。

    東京23区に縁がなさすぎる私ですが、歴史を知るには面白い。

全23件中 1 - 20件を表示

著者プロフィール

1966年大阪府生まれ。映像作家、小説家。深夜番組「放送禁止」を制作、熱狂的なファンを生む。監督として映画化し、上映。2014年、小説『出版禁止』がヒット。著作に『ゴーストシステム』『出版禁止』『掲載禁止』『東京二十三区女』『検索禁止』などがある。

「2023年 『恋愛禁止』 で使われていた紹介文から引用しています。」

長江俊和の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×