院長選挙 (幻冬舎文庫)

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 52
レビュー : 8
  • Amazon.co.jp ・本 (346ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344428812

感想・レビュー・書評

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  • 久坂部羊『院長選挙』幻冬舎文庫。

    大病院に行くのが怖くなるようなブラック医療コメディ。医者と言えど、人間だから色々な性格や精神構造の方が居て当たり前なのだが、社会的地位の高さや恵まれた生活環境により、一般人より性格の悪い部分だけが増長されるのかも知れない。それにしても、こんな病院には絶対に行きたくないぞ!(^_^)

    天都大医学部の病院長、宇津々が謎の死を遂げ、近々、病院内で新院長選挙が行われることに。候補者の4教授はいずれも歪んだ性格の変人ばかりで、互いに足を引っ張り合い、新院長の座を譲らないのだが……

    本体価格600円
    ★★★★★

  • ハッハッハ。これは現役の医学部生には読ませられないな。笑

  • 国立大学の最高峰、天都大医学部の病院長・宇津々が謎の死を遂げた。自殺・謀殺説が囁かれる中、近く病院内で行われる新院長選挙。候補者は4教授。心臓至上主義の内科・徳富、内科嫌いの外科・大小路、収益の4割を稼ぐ眼科・百目鬼、改革派の整形外科・鴨下。誰が院長の座に?選挙運動真っ盛り、院長の死に疑問を持った警察が動き出した…。超エリート大学病院の医師たちの、序列と差別、傲慢と卑屈だけを描いた抱腹絶倒の医療小説!

  • 他者との比較でしか自分の存在理由を測ることができないのは,白い巨塔だけではないという意味で自らを顧みる.事実は小説よりも奇なり,とはいうものの,冗談は小説だけにして貰いたい.

  • 不真面目なほうの久坂部さん(笑)。真面目に書いているとはとても思えないほどふざけています。登場する医師の名前はほとんどが誰かをパロったもの。章のタイトルが『面白い巨塔』だったりして、吉本興業ばり。フィクションのふりをした暴露本なのかもしれません。どの医師も自分の専門こそいちばん偉いと思っていて、内心はお互いを蔑み合っているなんて。信頼できる医師はここには誰もいないし、誰が院長になっても困りもの。腕の悪い人格者より腕の良いゲス野郎が選ばれるってねぇ、でもまぁそういうことになっちゃうか。

  • 大学医学部の教授、付属病院の院長以下役職のお医者様方。ここまで灰汁の強い方はいないと思いたいが…いるような気もするし…言葉にする方はそんなにいなくても、ふと心に思う方はいるんだろうなぁ。とは思うけれど

    先生方!信じてますよ!!

  • 国立大学の最高峰、天都大医学部の病院長・宇津々が謎の死を遂げた。自殺・謀殺説が囁かれる中、近く病院内で行われる新院長選挙。候補者は4教授。心臓至上主義の内科・徳富、内科嫌いの外科・大小路、収益の4割を稼ぐ眼科・百目鬼、改革派の整形外科・鴨下。誰が院長の座に?選挙運動真っ盛り、院長の死に疑問を持った警察が動き出した…。

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著者プロフィール

大阪府生まれ。大阪大学医学部卒業。作家・医師。2003年、小説『廃用身』でデビュー。小説に、『破裂』『無痛』『悪意』『芥川症』『いつか、あなたも』『介護士K』、エッセイに『大学病院のウラは墓場』『日本人の死に時』など、医療分野を中心に執筆。

「2019年 『黒医』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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