ザ・原発所長 (下) (幻冬舎文庫)

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  • 幻冬舎 (2020年2月6日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784344429482

AIがまとめたこの本の要点

プレミアム

みんなの感想まとめ

事故の背後にある日本の国民性や組織のあり方を深く掘り下げた物語が展開されます。東日本大震災時に福島第一原発の所長として奮闘した吉田氏をモデルに、事故発生前の対策やその実現の難しさ、震災後の現場の様子が...

感想・レビュー・書評

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  • 黒木亮『ザ・原発所長 (下)』幻冬舎文庫。

    上巻の冒頭で感じた不信感は最後まで続く。

    下巻では東日本大震災で危機的状況に陥った奥羽第一原発の富士祥夫所長らの奮闘と富士祥夫の急逝までが描かれる。

    誰もの記憶に残るあれだけの衝撃的な事実を完膚なきまでに脚色したためなのかストーリーが陳腐化し、面白さも感動も感じなかった。まがい物が本物に勝る訳が無いのだ。

    本体価格730円
    ★★

  • 日本の国民性が起こした事故だと感じました。
    事故発生後、現場で対処したみなさんに涙。感謝。

  • 東日本大震災時に東電福島第一原発のしょちょうであった吉田氏をモデルとした物語り。

    下巻に関しては、震災に至るまでに東電内でどうした災害対策が考えられており、またどういった事情でそれが実現されたりされなかったりしたのか、また震災後の対応が、一般に公開された当時の通信内容をなぞる形で克明に記されている。

    知っているようで知らなかった、世界でも数例しかない原発の大規模事故。その内容とその瞬間現場で何が起こっていたのか、日本人として知っておくべき内容。

    また全ての行動が正しかったわけではないが、結果的に放射線物質の流出を可能な限り最小限に食い止める、東日本を焦土にしないため戦った当時の作業員には脱帽の思いである。

  • 背筋がヒヤッとするけど、メディアって本当に政府の言いようにしか報道されないんだなーと思った。
    現実をちゃんとありのまま伝えてくれる人達の働きに感謝しかない。

  • 『敗戦国の悲哀を噛みしめながら育った世代だから、日本が再び資源獲得戦争に踏み込んだりしないように、無限のエネルギーを産み出す高速増殖炉だとか、都会の地下室の原子炉なんかを実現しようと思ってこの世界に入ったけど、そんなのは夢のまた夢というのもわかったしなあ』
    というセリフ、なんだかやりきれない。

  • 黒木氏の作品はたくさん読んでいるけど、読むのが最もつらかった本。下巻は東日本大震災時に福島の原発で何が起きていたのかがリアルにわかります。

  • 福島第一原発 吉田所長の生涯を追った伝記小説。普通の家庭で育ち就職。人との関わり合いや企業人としての使命を確立し、時に組織に、時に国家に逆らいながらも己の信念と被害の回避に命を張った男の姿に感動。

  • 事実がベースであり、下手な作り物より迫力がある。

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著者プロフィール

黒木 亮:1957年、北海道生まれ。カイロ・アメリカン大学大学院修士(中東研究科)。都市銀行、証券会社、総合商社を経て2000年、大型シンジケートローンを巡る攻防を描いた『トップ・レフト』でデビュー。著書に『巨大投資銀行』『エネルギー』『鉄のあけぼの』『法服の王国』『冬の喝采』『貸し込み』『カラ売り屋』など。英国在住。

「2021年 『カラ売り屋vs仮想通貨』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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