- 本 ・本 (196ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344430112
作品紹介・あらすじ
美しいものを見ておきたい。40歳になった時、
なぜかそんな気持ちになりました。北欧のオ
ーロラ、ドイツのクリスマスマーケット、フラ
ンスのモンサンミッシェル、赤毛のアンの舞
台・プリンスエドワード島……。一人での海
外旅行は不安だけれど、ツアーなら大丈夫。
一度きりの人生。行きたい所に行って、見た
いものを見て、食べたいものを食べるのだ。
感想・レビュー・書評
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ブクログさんのお薦めの本コーナーで見かけた本です。
今、オミクロン株の大流行で旅なんてとんでもないので(私は持病もあるし))本で行った気分だけ満喫しました。
益田ミリさんが、美しいものを見ておきたいと思い、41歳から10年をかけて出かけた記録だそうです。語学力が乏しくても添乗員が同行するツアー旅行ならと申し込んだそうです。
○北欧オーロラの旅(スウェーデン・ノルウェー・デンマーク)
オーロラより、カフェでランチを食べたりの方に反応してしまいました。
デンマーク名物の「デニッシュ」
具の多いサンドイッチ「スモーブロー」
○クリスマスマーケットの旅(ドイツ)
屋台料理を立ち食いするツアー
ソーセージ美味しそう!
「ニュルンベルガーブートヴルスト」
「レープクーヘン」平べったいクッキー
ロマンティック街道
「グリューワイン」
○モンサンミッシェルの旅(フランス)
モンサンミッシェルの名物「オムレツ」
「シードル」
「塩キャラメルクレープ」
○リオのカーニバルの旅(ブラジル)
リオのカーニバル
イグアスの滝
美しいものを見るというより、珍しい物を食べる方に関心があると気づきました。
ブラジル編には美味しい物が何も載っていなくてつまらないと思ってしまいました。
○平渓天ダイ祭(ビンシーテンダイサイ)(台湾)
小籠包
お茶
○プリンスエドワード島の旅(カナダ)
景色が素敵と思いました。私も子供の頃憧れました。「輝く湖水」「おばけの森」
シャンタロンマーケットのサンドイッチ
自分で作るワッフル
メイプルシロップ
ああ、なんて美味しそうなものが世界にはたくさんあるのだなあと思いました。
素敵な風景の写真もあったのですが、レビューというより美味しそうなもののメモでした。
益田ミリさんがクリスマス・マーケットの旅に翌年、お友だちを誘ってもう一度行かれたのはわかる気がしました。
だって一番美味しそうだったもの。
ソーセージをはさんだパン! -
美しいものを見に行くツアー。40代のミリさんが体験した旅行記だ。日本の時よりテンションが高く面白い。
特に憧れるのはオーロラとモンサンミッシェル。ドイツのクリスマスマーケットも行ってみたい。
やはり添乗員つきツアーでないと行けないところがあるし、観光地のエッセンスが見られる。魅力的だ。
私は若い頃、リュックを背負ってヨーロッパを旅したことがある。毎日宿をとるところからスタートし、食事はハンバーガーばかりだった。でも、ユーレイルユースパスというヨーロッパの列車乗り放題のパスがあったから、何度も夜行で寝て、いろんな都市、いろんな国を訪れた。それはそれでよかったけれど、ミリさんのような目的意識をもって、美しいものを見てみたい。
それでも、ミリさんの一番心に残っているのが列車から見た真冬のフィヨルドだと知って、嬉しくなった。私は夏だったけど車窓から見たフィヨルドが印象的だったから。
ヨーロッパを旅した時、転がり込んで世話になった友人達に感謝!自分のちゃっかりぶりが恥ずかしくなった。若気の至りということで許してほしい。 -
美しいものを見ておきたい。
同じ思いで、手にした本。
1人で過ごすのは好きだが、ひとりでのツアー参加は未経験である。
家が好きなので、誘われない限り旅行はしない。
だけど知らないと損したような気になってしまうほどに益田ミリさんは楽しんでいる。
ウキウキ感、ワクワク感が伝わってくる。
これを読めば行きたくなること間違いない。
モンミッシェルでひとりで参加していた60代後半〜70代前半くらいの女性との会話で、「行きたいところは、遠くから行くのがいいのよ。体力のある若いうちにね」の一言で、ちょっとその気になったりした。
しかし、海外…先ずは費用を捻出せねば…である。
実際に、ミリさんがひとりツアーに参加した年のツアー代金が載っているので参考になる。
リオのカーニバルの旅は、ちょっと無理な金額…。
旅慣れていない自分は、準備するのが面倒で、前日にバタバタとしがちで必要なものを忘れる羽目に。
一気にせず、10日くらい前から揃ったものを入れておくこと。のようだ。
ツアー中のバスの位置やトイレに行くタイミングなど知っていたら便利なことも書いてあった。
カラー写真も載っていて、準備するものも見やすくて参考になる。
景色や食事、お土産なども写真があるのは楽しい。
ちょこっとあるイラストも和む。
○北欧オーロラの旅
○クリスマスマーケットの旅
○モンサンミッシェルの旅
○リオのカーニバルの旅
○平渓天燈祭
○プリンスエドワードの旅
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先日朝のニュースで、今、益田ミリさんのエッセイが注目されている、というようなことを言っていた。コロナでトゲトゲしくなる気持ちに、素朴なイラストと飾らない語り口で、そっと寄り添ってくれるからだろう…。
益田ミリさんは、新聞のイラストコラムが好きで、運良く出会えると読んでいる(学校で6紙取っていて、生徒に良さそうな記事があると切り抜いて掲示するのだが、なかなか全部チェックはできない)。
この本は、どこにも行けない今、本当に一人旅したような気持ちになれる本。
一人旅って、憧れるけれど島国の人間にはなかなか勇気がいる(と思ってるのは私だけ?)。
でもツアーならいいかなぁ…。
最初のうちは、ミリさんも色々と気を遣われていたけれど、何度もツアーに1人で参加しているうちに、自分なりのコツを掴んでいるところが面白い。
同世代だし、「あー、分かるわー」と思いながら、あっという間に6カ国を楽しんだ。
私が行ったことがあるのは、フランスのモンサンミッシェルだけだったが、子どもが独立したら、また海外旅行したいなぁ…その頃にはまた海外旅行できるようになっているよね…。
ツアーは高いけど、全てフリーで行く気合いももうない、頑張って働いてお金貯めよう…。2021.7.2 -
40歳になったとき、著者が
「美しいものを見ておきたい」という気持ちから、一人でも安心な海外旅行ツアーに参加ことにそんな旅エッセイ
一度きりの人生
行きたいところに行くのだ!
大賛成‼︎
特徴として、行程表やそれぞれのツアーの価格まであり、リアルな実態をうかがい知れる
旅先の風景だけでなく、持ち物、お土産、食べ物等のイラストや写真まである
これから行きたい先があるなら参考になるだろう
番外編として、旅の工夫などもある
機内に持ち込むもの、機内食、ツアー参加者の内訳など…
こういうのも自分の時と比較してみると面白い
それにしても結構おひとり様の参加者がいるのには驚いた
本書にあるツアーにつき、お一人様参加者が必ずいた
何度かおひとり様でツアーに参加したことがある友人がいる
彼女の話をきいていると、もちろん気苦労もあるが、それはとても楽しそうであった
どのくらいよそ様と関わって良いのかわからないコミュニケーションの苦手な自分としては、恐らく疲れるばかりであろうと想像し、かつて行こうと思ったことがない
気軽に行けるうらやましさ反面、今後も一人ツアー参加はないだろうなぁ…
【ツアーあるある】
■食事の相席
これは悩ましい
どこに座るのがベストなのか!?
どのグループに入るのがベターなのか
こちらの希望とあちら側があまり迷惑に思わないようなナイスな場所…
一瞬で見極めなくてはならない!
ご一緒して居心地がよかった場合、次回も同じように相席するってどうなのか?
(いつも同じ人たちのそばにいるのもどうなの?)とか悶々としてしまうだろう
いざ、食事が始まったら…
どこまで会話に参加したらいいのだろうか…
あまり黙っていても感じ悪いが、だからと言って仲良しさん同士でもいろいろ話したいこともあるだろうし…うーん
■バスの座席
こちらも悩ましい
一番後ろはやっぱりグループさんが使いたいよなぁ…
だけど一番前だと添乗員さんに気を使うし、寝づらいよなぁ…
ある意味「自由」というのは息苦しいものである(笑)
■トイレバトル
このコツは著者と同様、以下にて対応した
バスの座席を出入口近くにする
レストランの場合、デザートの前に済ませておく
しかし海外に行くとトイレのことばかり考える
そう思うと日本はトイレ天国なんじゃあないだろうか
著者は上手に声かけコミュニケーションが取れており、人とのあたたかいエピソードも満載
【各場所のひとことメモ】
■北欧オーロラ
オーロラを見る苦労がひしひし伝わった
初日から見ちゃうとありがたみが分からなくなるのかも
見るタイミングも絶妙
しかし自然現象相手のツアーは難しい!
■ドイツクリスマスマーケット
パンにはさんだ熱々のソーセージ
これにビールは最高だろう♪
■モンサンミッシェル
個人的には一度行けば満足だったなぁ
そのあとのロワール地方のお城巡りも2~3カ所行くとどこも同じに感じてしまった
(こちらは著者と同意見)
■リオのカーニバル
約100万弱円8日間
お、お高い!
道路を練り歩くのかと思いきや、会場があるらしい
■台湾シーフェン
線路の上でランタンを飛ばし願い事を叶えよう!というやつ
テレビで見たなぁ…
凄い人混みになるらしい!
そういえば九份も凄い人だったらしい
近いからまた行きたいけど、人混みは嫌だなぁ
※著者がいちばん美しかったのはフィヨルドとのこと!
というわけで、海外旅行エッセイというより、ツアー旅行のあるあるネタが気になったり、自分のコミュ力の低さにげんなりしたりと違う部分ばかりにフォーカスが当たってしまった…
一度きりの人生
行きたいところに行くぞ!-
nejidonさん
こんばんは(^ ^)
コメントありがとうございます。
ええっと、ちょっと違うのです…
一人のお買い物や一人で美術館へ行っ...nejidonさん
こんばんは(^ ^)
コメントありがとうございます。
ええっと、ちょっと違うのです…
一人のお買い物や一人で美術館へ行ったり、家で一人っきりで過ごすのは大好きなのです。
団体さんに混じったり、集団行動をするのが苦手なのです…
(いっそのこと一人旅ならいいのです!)
なんだかかえって人嫌いみたいですね^^;
それにしてもnejidonさんはカッコいいなぁ!
ウフフ2020/11/15 -
ハイジさん。
いえいえ、決して勘違いはしておりませんでしたよ。
集団の中に入らねばならないときに躊躇してしまうということですよね。
ツ...ハイジさん。
いえいえ、決して勘違いはしておりませんでしたよ。
集団の中に入らねばならないときに躊躇してしまうということですよね。
ツァーとは言え、そこまでの拘束力はないはずですが。
みんな結構ドキドキしているかもしれませんよ。だから気にしない、気にしない。
そんなことで楽しいことを諦めたらもったいないです。
話に入れなくてもニコニコしていればOK。
何か言われたら、あまり話がうまくなくて。。ごめんなさいね、モニョモニョ。
ま、その程度で。本当は何時間でも演説できるけどその立ち位置が安全なのです!
まー、ここで励ます私も相当変ですが、こんなに楽しいレビューを書ける方です。
大丈夫ですよ。うん。2020/11/15 -
nejidonさん
再びありがとうございます!
ほんと仰るとおりですね
つまんないことを気にして楽しいことを諦めるなんて…
なんだか目が覚...nejidonさん
再びありがとうございます!
ほんと仰るとおりですね
つまんないことを気にして楽しいことを諦めるなんて…
なんだか目が覚めました(笑)
頑なに気負いして、くだらないですね!
目線を変えてもっと楽しく生きていきます( ´ ▽ ` )ノ
素敵なアドバイスありがとうございます♡2020/11/15
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私は学生時代に何度か
ツアーに一人参加したことがあるので
ここに書かれていたように
ちょっとした 一人の参加のコツに
うんうん 頷いてしまいました
ご飯のテーブルをあぶれないように
さっと席を取るの大事ですよね
交通機関の手配もおっくうだし
ツアー参加は気楽でいいですね -
海外のツアーにひとりで参加する勇気自分には
ないので益田ミリさんはすごいなぁと感心しながら読んでいました。
どの旅もツアー代金
スケジュールが載せられていて参考になります。
どこから行こうかと考えて最初に行ったのが
北欧オーロラの旅って、まずは近いアジアからとかじゃなくて本当に行きたいと思ったところに行っているのがいいですね。
ドイツへクリスマスマーケットの旅
3泊5日とヨーロッパに行くには短いですが目的は
クリスマスマーケットだからいいんですよね。
これはひとり部屋代金追加で165,900円
2011年12月の料金ですが安いですよね。
今だったら飛行機だけでももっとするのでは?
途中イラストや写真もあって楽しめる1冊でした。 -
世界中を旅したくなった1冊。
ひとりでツアーに参加し、オーロラやクリスマスマーケット、モンサンミッシェルなどを楽しんでいる様子が描かれていて、読んでいて凄く楽しかった。旅の楽しさを読むだけで味わえるような作品でした。 -
四十を過ぎてから猛烈に旅行をしたくなってきております。
(若い頃は全く旅行に行かなくても平気だったのに)
とは言え、幼児がいるので遠くへ旅行するのは難しい。
と、言うことで、本で楽しんでみました。
石橋を叩いて渡るタイプの私は、出たとこ勝負が苦手です。
やはり準備万端な状態で遠出したい。
そんな私の希望を叶えてくれる内容でした。
例えば、北欧へオーロラを見に行く旅。
どれだけの防寒をすればいいのか。
実際に益田さんの装備を説明してくれています。
(想像以上の厚着でした。-18度ってのも想像以上だから、当然かも)
その他、費用、スケジュール、ツアーにどんな人が参加していたか(これが一番気になる)等、参加するとしたら気になる点もレポートしてくれているのが助かります。(費用は益田さんが参加した時よりも値上がりしていると思いますが。)
旅行の準備、豆知識が詰まった内容となっていて、「ふむふむ」とうなずきっぱなしでした。
旅のレポートも楽しめます♪
ツアー一人参加で旅行をいかに楽しむか。
一番重要な心得はこちらかと思いました。
”ツアー旅行とは、このためだけに集まった、ほんの数日間の集団である。旅が終われば、おそらく二度と会うこともない人々だ。付き合いが面倒臭いからとツンとしているのももちろん自由だし、目立たないようにしているというのも自由である。しかし、笑顔で挨拶をかわしておくのは、時として、自分を助けることにもなる。”(抜粋)
自分は安心して付き合える人ですよ、と印象付けるのに笑顔で挨拶ほど便利なものはないと思います。
(一人参加だと勇気がいりそうなんですけどね)
数日間のツアーをいかに楽しく過ごせるかは、自分の努力にかかっているとも言えますね。
利害関係のない人間関係でも、持ちつ持たれつ精神は存在していると思うのです。
「笑顔で挨拶」。それが難しいのであれば、人に不快な気持ちを抱かせない行動を徹底したいものです。
この本を読んでいたら、ますます旅行に行きたくなりました。
ドイツのクリスマスマーケット、いつか行きたい! -
益田ミリさんが40代で参加した6つの海外ツアー旅行ひとり旅の記録。ツアー旅程や料金、参加日程も旅ごとに掲載されていてわかりやすい。行き先は、ノルウェーとデンマーク、ドイツ、フランス、ブラジル、台湾、カナダ。それぞれオーロラ鑑賞やクリスマス市、カーニバル等々テーマがある旅となっている。個人的にツアー旅行の経験がほとんどないので、新鮮でなんだか一緒に旅しているような気にさせてもらえた。ミリさんの何事も前向きに捉える姿勢もとてもよかった。ブラジルのツアーが100万円近くするのには驚いた。この中で、特に行ってみたいと思ったのは赤毛のアンの舞台のカナダ(プリンスエドワード島)。文章のほかに写真やイラスト、漫画で機内食やお土産も紹介されていて、とても楽しい旅行欲をかき立てられるエッセイとなっている。
著者プロフィール
益田ミリの作品






रशरङ-त-ज- णणौङधन ङिच्च
यसै शनिबार
रशरङ-त-ज- णणौङधन ङिच्च
यसै शनिबार
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