ゴッホのあしあと (幻冬舎文庫)

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 1884
感想 : 110
  • Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344430174

作品紹介・あらすじ

生前一枚しか絵が売れず、三七歳で自殺した
フィンセント・ファン・ゴッホ。彼は本当に
狂気の人だったのか? その死の真相は? 
アート小説の第一人者である著者が世界的謎
を追う。フランス各地に残されたゴッホのあ
しあとを辿り、努力家でインテリ、日本に憧
れ続けた「人間・ゴッホ」の魅力を再発見。
旅のお供にも最適な名解説。

感想・レビュー・書評

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  • 上野で現在開催中の『ゴッホ展』を鑑賞するにあたり、少しでも知っておこうと、予習用で購入しました。
    本書は、時間軸に沿って、ゴッホの人生を解説しているだけではなく、世間的に「狂気と情熱の画家」としての印象が強いゴッホに対して、彼やその周囲の人たちの苦悩や葛藤も丁寧に書かれていたため、興味深かったです。
    また、著者が原田マハさんなので、小説『たゆたえども沈まず』についてのエピソードもたくさん盛り込まれていました。そちらについては未読だったものの本書を楽しむことができたので、小説が好きだった方は、必見の一冊だと思います(笑)
    美術館に行くのが、今から待ち遠しいです。

  • 同シリーズ「モネのあしあと」を読み終えてから読みたいのに積読にしていた一冊を手にしました。

    マハさんの作品で間違いなくアートに興味を持ち、「モネのあしあと」「ジヴェルニーの食卓」と続けて読み終えたのが昨年の年末。

    感想でコロナが落ち着いたら美術館に必ず行こうと書き残し、ついに、ついに行って来ました‼︎

    国立新美術館で開催されている「メトロポリタン美術館展」。

    ルーブル、エルミタージュと並び世界三大美術館と呼ばれるメトロポリタン美術館の至宝が日本初公開46点を含む65点も鑑賞することが出来ました。

    ラファエロ、カラヴァッジョ、レンブラント、フェルメール、ゴヤ、マネ、モネ、ルノワール、ドガ、ゴーギャン、ゴッホ、セザンヌ...

    こんな贅沢な展覧会、美術館初心者の私には贅沢過ぎる時間を過ごすことが出来ました。

    そんな中で私のお目当ては「睡蓮」(モネ)でした。

    理由は「ジヴェルニーの食卓」を読み終えて以来、いつかモネの睡蓮をこの目で見たいと思っていたからで、意外と早く夢が叶いました(^^)

    楽しみ方がわからず、避けてきた美術館に一歩踏み出す勇気を与えてくれたマハさんに感謝です。

    ずっと会いたかった初恋の人にようやく会えたような幸せな時間、同じ部屋にはルノワール、ドガ、ゴーギャン、ゴッホ、セザンヌ...

    本物ってここまで人を惹きつけるんですね。

    ここまでは本作の感想とは関係ない感じですが、昨夜前売り券を購入したからこそ本作を読もうと思ったきっかけになったことは間違いありません。

    マハさんの「リボルバー」を読んでいた為、ゴッホについてはほんの少し前知識があり、その分読みやすかったです。

    無知故にゴッホと同じ時代にパリで活躍した日本人画商・林忠正のことは全く知りませんでした。

    ゴッホと林の接点は現時点では証明されていないとのことですが、マハさんの作品の中では言葉を交わすんですよね。

    楽しみにこのまま「たゆたえども沈まず」を読み進めていこうと思います。



    説明
    内容紹介
    生前一枚しか絵が売れず、三七歳で自殺したフィンセント・ファン・ゴッホ。彼は本当に狂気の人だったのか? その死の真相は? アート小説の第一人者である著者が世界的謎を追う。フランス各地に残されたゴッホのあしあとを辿り、努力家でインテリ、日本に憧れ続けた「人間・ゴッホ」の魅力を再発見。旅のお供にも最適な名解説。
    出版社からのコメント
    生前一枚しか絵が売れず、三七歳で自殺したフィンセント・ファン・ゴッホ。彼は本当に狂気の人だったのか? その死の真相は? アート小説の第一人者である著者が世界的謎を追う。フランス各地に残されたゴッホのあしあとを辿り、努力家でインテリ、日本に憧れ続けた「人間・ゴッホ」の魅力を再発見。旅のお供にも最適な名解説。
    内容(「BOOK」データベースより)
    生前一枚しか絵が売れず、三七歳で自殺したフィンセント・ファン・ゴッホ。彼は本当に狂気の人だったのか?その死の真相は?アート小説の第一人者である著者が世界的謎を追う。フランス各地に残されたゴッホのあしあとを辿り、努力家でインテリ、日本に憧れ続けた「人間・ゴッホ」の魅力を再発見。旅のお供にも最適な名解説。
    著者について
    一九六二年東京都生まれ。関西学院大学文学部、早稲田大学第二文学部卒業。森美術館設立準備室勤務、MoMAへの派遣を経て独立、フリーのキュレーター、カルチャーライターとして活躍する。二〇〇五年「カフーを待ちわびて」で日本ラブストーリー大賞を受賞し、デビュー。一二年『楽園のカンヴァス』(新潮社)で山本周五郎賞受賞。一七年『リーチ先生』(集英社)で新田次郎文学賞受賞。
    著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
    原田/マハ
    1962年東京都生まれ。関西学院大学文学部、早稲田大学第二文学部卒業。森美術館設立準備室勤務、MoMAへの派遣を経て独立、フリーのキュレーター、カルチャーライターとして活躍する。2005年「カフーを待ちわびて」で日本ラブストーリー大賞を受賞し、デビュー。12年『楽園のカンヴァス』(新潮社)で山本周五郎賞受賞。17年『リーチ先生』(集英社)で新田次郎文学賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    • りまのさん
      ヒボさん、おはようございます。
      フォローのお返しをいただき、ありがとうございます!

      「ゴッホのあしあと」、実は今も、積んでいます。ヒボさん...
      ヒボさん、おはようございます。
      フォローのお返しをいただき、ありがとうございます!

      「ゴッホのあしあと」、実は今も、積んでいます。ヒボさんのレビューを読んで、とても読みたくなりましたが、早く読まなければいけない、図書館の本が、いっぱいあります。今日、お昼の友として、仕事場に持って行こうと思います。
      今日は少し、暑くなりそうですね。
      お元気で、すてきな一日を、お過ごしくださいね。
      とても遅読の私ですが、どうぞよろしくお願いいまします。
      (*˘︶˘*).。.:*♡
      2022/04/11
    • ヒボさん
      りまのさん、こんばんは♪
      こちらこそフォロー頂きありがとうございます(*^^*)
      マハさんの作品でアートの世界に興味を持ち、本書にたどり着き...
      りまのさん、こんばんは♪
      こちらこそフォロー頂きありがとうございます(*^^*)
      マハさんの作品でアートの世界に興味を持ち、本書にたどり着きました。
      ゴッホ好きなら是非ともマハさんの「リボルバー」も読んでみてください。
      個人的にはすごくオススメの一冊です。
      りまのさんのオススメ本とかもご紹介頂けると嬉しいです☆
      これからも宜しくお願い致します(^○^)/
      2022/04/12
    • りまのさん
      ヒボさん、こんばんは。(*^_^*)
      早速、マハさんの「リボルバー」、本棚登録しました。おすすめ、ありがとうございます♡
      私のおすすめは、「...
      ヒボさん、こんばんは。(*^_^*)
      早速、マハさんの「リボルバー」、本棚登録しました。おすすめ、ありがとうございます♡
      私のおすすめは、「星につたえて」という、アリス館から出ている、絵本です。ラストに大きな感動があります。ぜひ!
      明日も、良い一日で ありますように♪
      2022/04/12
  • ゴッホ展に行く前に予習として買ったけれど結局読まず(笑)、今更読み終えた。

    これは「たゆたえども沈まず」を読んだ人のための副読本だと思う。
    ゴッホと日本美術のかかわりや、林忠正とゴッホを題材にした経緯が書かれている。
    歴史の教科書に出てきた日本人画家の名前もたくさんでてくる。

    ゴッホの作品にはすべて「寂しさ」があるという。その寂しさが、最大の魅力だと。

    たゆたえども沈まずは、結末を決めずに書き始め、途中からはゴッホや林忠正の魂によって導かれるように書き上げたという。
    まるで古い友人であるかのようにゴッホに心を寄せる原田マハさん。すごい。

    もはや、愛だなぁ。
    もう100年以上前に亡くなったゴッホに対する、「その心を知りたい」という、愛。

  • 個人的には、
    原田マハさんの作品だから、ではなくて、ゴッホが大好きだから、読んでみたいです。       yuka♡さんの本棚から♪

    • りまのさん
      胡桃クッキーさん、優しいのですね ♡
      胡桃クッキーさん、優しいのですね ♡
      2020/08/08
    • りまのさん
      8月30日。まず、今度、ブックオフで、探します。
      8月30日。まず、今度、ブックオフで、探します。
      2020/08/30
    • kurumicookiesさん
      コメント楽しみにしております!私も読みます^ ^
      コメント楽しみにしております!私も読みます^ ^
      2020/08/30
  • 現在開催中の『ゴッホ展』の予習用として読みました。(美術館には先日行ってきました)
    本書は、狂気のイメージがあるゴッホについて、
    原田マハさんの推測も加えながら、ゴッホの様々な顔を紹介しており、
    読了後にはゴッホのイメージが少し変わりました。
    マハさんのゴッホへの想いが詰まった一冊。是非、『たゆたえども沈まず』も読もうと思います!

  • ゴッホについての解説。
    原田マハさんのゴッホへの愛がわかる本。
    小説『たゆたえども沈まず』を書いた後の内容の濃いあとがきみたい。
    ゴッホについて知っていることは【ひまわり】と
    耳切り事件を起こした狂気の画家だということだった。

    でも原田マハさんがゴッホは狂気の人なんかじゃないよ、って教えてくれてる。

    ゴッホ展見に行きたいな。

  • アート小説作家、原田マハさんが、自身の小説「たゆたえども沈まず」で描いたゴッホのリアルな足跡を辿る、孤高の芸術家ゴッホの解説書。

    小説「たゆたえども沈まず」でフィクションとして作りこんだ部分について、その思いを作者自身が解説しているところもあり「たゆたえども沈まず」を読んでからこちらを読むとより一層楽しめる一冊です。

    私はさらに、映画「永遠の門 ゴッホの見た未来」を観てから、この本を読みました。

    新型コロナウィルス感染症の騒動が収まったら、ゴッホの足跡を訪ねる旅に出てみたい、と思わせる一冊。

    小説「たゆたえども沈まず」

    映画「永遠の門 ゴッホの見た未来」

    本書「ゴッホのあしあと」

    この順番がおススメです。
    芸術の秋にぴったりです。

  • まもなくゴッホ展が始まるので、予習として読んだ。

    原田マハによるゴッホの解説。
    思ったよりも主観的な内容ではあったが、ゴッホの生涯について知れたので良かったかな。

    絵がどう見えるか、楽しみ。

  • ゴッホは狂気の人と言ったイメージが強く、ゴッホの絵を見ているだけで何となく息苦しさを感じる事があるので、実は苦手だったのだけれど、この本を読んで少しイメージが変わった。
    これを機に小林秀雄のゴッホの手紙も合わせて読んでみたけれど、確かにゴッホの手紙はそれだけで告白文学となる位の秀逸なもので、とても面白く、ゴッホの頭の良さを理解できた。

  • 原田マハ著「たゆえども沈まず」の副読本。
    実はまた上の本を読んでいない。。ゴッホのことは昔色んなテレビ番組で少しは知っていたので読み進められた。
    フィクションも交えつつこうであったら、という著者の気持ちもとても納得する。
    「たゆえども沈まず」も本棚で眠っているのでこれを機に読もう。

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著者プロフィール

原田マハ小説家。1962年東京生まれ。関西学院大学文学部日本文学科および早稲田大学第二文学部美術史科卒業。馬里邑美術館、伊藤忠商事を経て、森ビル森美術館設立準備室在籍時、ニューヨーク近代美術館に派遣され同館にて勤務。2005年『カフーを待ちわびて』で日本ラブストーリー大賞を受賞しデビュー。2012年『楽園のカンヴァス』で山本周五郎賞、R-40本屋さん大賞などを受賞、ベストセラーに。2016年『暗幕のゲルニカ』がR-40本屋さん大賞、2017年『リーチ先生』が新田次郎文学賞を受賞。その他の作品に『本日は、お日柄もよく』『ジヴェルニーの食卓』『デトロイト美術館の奇跡』『たゆたえども沈まず』『常設展示室』『風神雷神』など多数。ヤマザキマリ東京造形大学客員教授。1967年東京生まれ。84年にイタリアに渡り、フィレンツェの国立アカデミア美術学院で美術史・油絵を専攻。2010年『テルマエ・ロマエ』でマンガ大賞 受賞、手塚治虫文化賞短編賞受賞。2015年度芸術選奨文部科学大臣賞受賞。

「2022年 『妄想美術館』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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