ゴッホのあしあと (幻冬舎文庫)

著者 :
  • 幻冬舎
3.67
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本棚登録 : 1069
レビュー : 46
  • Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344430174

作品紹介・あらすじ

生前一枚しか絵が売れず、三七歳で自殺した
フィンセント・ファン・ゴッホ。彼は本当に
狂気の人だったのか? その死の真相は? 
アート小説の第一人者である著者が世界的謎
を追う。フランス各地に残されたゴッホのあ
しあとを辿り、努力家でインテリ、日本に憧
れ続けた「人間・ゴッホ」の魅力を再発見。
旅のお供にも最適な名解説。

感想・レビュー・書評

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  • 個人的には、
    原田マハさんの作品だから、ではなくて、ゴッホが大好きだから、読んでみたいです。       yuka♡さんの本棚から♪

    • りまのさん
      胡桃クッキーさん、優しいのですね ♡
      胡桃クッキーさん、優しいのですね ♡
      2020/08/08
    • りまのさん
      8月30日。まず、今度、ブックオフで、探します。
      8月30日。まず、今度、ブックオフで、探します。
      2020/08/30
    • kurumicookiesさん
      コメント楽しみにしております!私も読みます^ ^
      コメント楽しみにしております!私も読みます^ ^
      2020/08/30
  • アート小説作家、原田マハさんが、自身の小説「たゆたえども沈まず」で描いたゴッホのリアルな足跡を辿る、孤高の芸術家ゴッホの解説書。

    小説「たゆたえども沈まず」でフィクションとして作りこんだ部分について、その思いを作者自身が解説しているところもあり「たゆたえども沈まず」を読んでからこちらを読むとより一層楽しめる一冊です。

    私はさらに、映画「永遠の門 ゴッホの見た未来」を観てから、この本を読みました。

    新型コロナウィルス感染症の騒動が収まったら、ゴッホの足跡を訪ねる旅に出てみたい、と思わせる一冊。

    小説「たゆたえども沈まず」

    映画「永遠の門 ゴッホの見た未来」

    本書「ゴッホのあしあと」

    この順番がおススメです。
    芸術の秋にぴったりです。

  • ゴッホは狂気の人と言ったイメージが強く、ゴッホの絵を見ているだけで何となく息苦しさを感じる事があるので、実は苦手だったのだけれど、この本を読んで少しイメージが変わった。
    これを機に小林秀雄のゴッホの手紙も合わせて読んでみたけれど、確かにゴッホの手紙はそれだけで告白文学となる位の秀逸なもので、とても面白く、ゴッホの頭の良さを理解できた。

  • 原田マハ著「たゆえども沈まず」の副読本。
    実はまた上の本を読んでいない。。ゴッホのことは昔色んなテレビ番組で少しは知っていたので読み進められた。
    フィクションも交えつつこうであったら、という著者の気持ちもとても納得する。
    「たゆえども沈まず」も本棚で眠っているのでこれを機に読もう。

  • フィンセント・ファン・ゴッホ(1853-1890) は何故〝狂気の人〟とされ、自殺に追い込まれたのか。著者【原田マハ】が、その真相を自著『たゆたえども沈まず』を振り返り〝炎の人ゴッホ〟の生涯を模索しています。「気がふれての自殺」ではなく、自らの勇気を試す人物として自己完結を遂げた姿を描き出し、<星月夜>に込めたゴッホの心境を小説のなかで語りたかったと綴っています。ゴッホと弟テオの二人の墓は、テオの奥さんヨ-の計らいにより、ゴッホ終焉の地(オーヴェル)に並んで眠っており、今も訪れる人が絶えないそうです。

  • ゴッホの人生と日本の関わりを、わかりやすく読ませてくれる。ゴッホの生涯をさらっと、でも彼の人柄やその時代の彼の状況など深いところまで。
    ゴッホといえば狂気の人というイメージがあったが、努力家でインテリという面を見つけることができた。
    原田マハさんは、ゴッホが好きらしく、その愛着もあって、あたたかで読みやすい、素敵な本になってると思う。

  • まさに「たゆたえども沈まず」の副読本。「たゆたえども沈まず」を読んでから、この本を読むと作者の狙い、そしてどこからがフィクションなのかが分かる。「たゆたえども沈まず」は、ゴッホとテオがメインかと思いきや、林忠正がスタートだというのは非常に面白い。

  • たゆたえども沈まず、とセットでどうぞ!という一冊。

    たしかにゴッホへの先入観って多かれ少なかれあって、それでなんだかマイナスイメージに振れがちだけど、現代でいえば心身症を患ってムラがあっただけなんだろうな。

    あれだけの作品を短期間で残して、命を燃やして、セーヌを描きたくても描けなくて、弟を思えば思うほど距離感が難しくて。

    きっと本人は生きてるときに評価されたかっただろうけど、いま彼は永遠の命を手に入れていつまでも生きているようにわたしもおもう。

    あとやっぱり星月夜はさいこうだよ。あれをMoMAで見られてほんとうによかった。

  • 「たゆたえども沈まず」の後に読むのにちょうどいい本。いわば小説の解説本。私は林さん自体がフィクションだと思い込んでいたので、実在の人物と知って衝撃。さらに、日本の美術品を世界に知らしめたのにも関わらず、国賊扱いをされたとは。前述の小説のどこまでがフィクションで、どういう思いでそれぞれの場面を書いたのかがわかって、小説を二度味わうことができた。

    それはさておき、冒頭筆者のゴッホに対する思いに共感。あまりに有名すぎて好きな画家はと聞かれてゴッホの名前を挙げにくい、なんだかバブル期の日本人みたいでミーハーで恥ずかしい、みたいな部分が少なからず自分にもあると思う。かといって19世紀以前のクラシックな画家はよく知らないし、有名すぎない印象派の1人を挙げておくのがちょうどいいかな、みたいな。自分の感性に素直に従って、好きなら好き、苦手なら苦手と言えばいいのに。なんてことを思いながら読み始め、改めてゴッホの作品を見たくなった本でした。

  • たゆたえども沈まずを読んだあとに読みました。
    日本好きなゴッホ、テオとの関係、耳切事件など狂気的な人物像に関心をもっていました。
    読み終わり、ゴッホは恋い焦がれたパリに手が届かず、日本に代替を求めたんだろう、と思い、少し納得、少し(日本人として)振られた気分になりました。
    それと、ゴッホはかなりインテリだったんだろうな〰️とか、作られたゴッホではなく、人間ゴッホが見える本でした。
    南仏と、パリと、林忠正の故郷富山に旅行してみたくなりました。
    たゆたえどもを、もう一度読み返しました。

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著者プロフィール

原田マハ(はらだ まは)
1962年東京都生まれ。小6から高校卒業まで岡山で育つ。関西学院大学文学部、早稲田大学第二文学部美術史学専修卒業。馬里邑美術館、伊藤忠商事株式会社、森美術館設立準備室、ニューヨーク近代美術館での勤務を経て、2002年よりフリーのキュレーターとなる。2005年小説化デビュー作の『カフーを待ちわびて』で第1回日本ラブストーリー大賞を受賞。2012年『楽園のカンヴァス』で第25回山本周五郎賞、『キネマの神様』で第8回酒飲み書店員大賞をそれぞれ受賞。2013年には『ジヴェルニーの食卓』で第149回直木賞候補、2016年『暗幕のゲルニカ』で第155回直木賞候補となる。2017年『リーチ先生』で第36回新田次郎文学賞受賞。2019年『美しき愚かものたちのタブロー』で第161回直木賞候補に。

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