真夜中の栗 (幻冬舎文庫)

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 659
感想 : 25
  • Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344431621

作品紹介・あらすじ

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感想・レビュー・書評

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  • 栗が大好きなので、『真夜中の栗』という謎めいたタイトルと表紙の大きな栗に惹かれ、購入しました(笑)

    本書は、2019年にドイツと日本の2拠点生活をしていた小川さんが、ベルリン滞在中の出来事を中心に綴った日記エッセイです。

    自然体かつ温もりの感じられる文章に加え、テーマによっては可愛いイラストが添えられており、読む人をほっこりした気持ちにさせてくれます。

    また本書には、随所に小川さんの手料理が描かれているのですが・・・その光景は眼に浮かぶくらい、どれも美味しそうでした!
    バターとメープルシロップたっぷりのパンケーキ、ホワイトアスパラガスとハムのマリアージュ、キッシュ、ロールケーキなどなど。

    こうした台所に立つほのぼのとした日常の様子が描かれている一方で、お母様や親友のことなどに触れている場面は、感慨深かったです。

    心身疲れているときにも、サクサクと読むことができた小川さんの優しい世界。機会を作って、著者の長編小説『ライオンのおやつ』を読んでみようと思いました。

  • 小川糸さんのベルリン暮らしが綴られたエッセイ。

    大好きです。

    海外にいるからこそ、日本という国が見えるのだろうなと思いながら読んでいました。

    お母様の話、親友の話。胸が痛みます。

    その反面、ベルリンの穏やかな日々も癒されて、本当に小川さんの作品が大好きだなぁと改めて思うのです♪

  • ペンギンて誰?ゆりね…?
    読んでいけばわかるけれど、初めて読む人には不親切。ファン向けの本なのでしょう。

    幻冬舎の女性作家エッセイはどれも似通ったパターン。
    自立した女性が海外でていねいな暮らしを送り、それを日記にして出版。ナチュラル系雑誌で連載すれば好評かもしれないけれど、文庫にまでする必要があるのかは疑問。

    絵に描いたような、平和で穏やかな生活。1日を大切にし、環境や難民問題を考え、日本の良くない面を外側から指摘し、時には政治問題にも言及する。
    押し付けがましい価値観や自慢してない風の自慢が嫌。

  • 小川糸さんのエッセイを初めて読んだ。ドイツは好きな国なので、そこでの生活を垣間見ることができたのが良かった。料理について書かれているところも好き。

  • そっか、2019年ってまだコロナじゃないのかと違うところでびっくりした。あまりにも穏やかで優雅でのんびりとしてるから。コロナ禍を小川さんとペンギン、そしてゆりねちゃんがどう暮らしたか気になる

  • 糸さんらしい日々の記録。
    以前『ライオンのおやつ』を読んだとき、糸さん、一度死んだことあるの?と思ったが、その後ろにあった出来事を知ることが出来て、すこしだけ納得。

    思わず、ポーランドの女性ピアニスト、アレクサンドラ・シフィグットを調べて、YouTubeで聞きながら続きを読んだ。
    そして最後にトークショーで登場する佐伯洋江さんについても検索してみると、作品の雰囲気が糸さんに似ているように思えた。

    簡単に言ってしまうと、薄いのに濃い感じの本だった。

  • 小川糸さんは好きな作家さんです。このエッセイもベルリンの暮らしが鮮やかに描かれて楽しめました。ちょっと個人の主張的なところはあまり共感できず。まあしょうがないんでしょうけど。

  • 小川糸さんの温かい日記エッセイ
    まるで自分もベルリンで暮らしているかのような気持ちになる

    何気ない繰り返しの日常のように見えて、
    そんな日々から作品が生まれてくる
    そんな糸さんの暮らしがステキ!

    毎日を自分なりに楽しく生きていきたいし
    そうしないと人生もったいないな〜て思いました

  • 小川糸さんのエッセイはいつもほっこりする感じ。
    今回は年明けから始まって、冬から春、春から夏、そして夏から秋にかけて季節が変わっていく様子を糸さんの温かい文章と共に感じることができました。

    一緒にベルリンにいるような感覚になってしまうのが本当に不思議です。
    2019年はまだコロナ前だったんだなぁ〜としみじみ思ってしまいます。時間の流れがのんびりとしていて、すごく羨ましく思います。

  • 糸さんのエッセイシリーズは大好きで、今回も存分に癒されました。特にお料理はどれもシンプルなんだけどとても美味しそう。毎日を丁寧に、自然体で過ごす姿がとても好きです。

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著者プロフィール

作家。デビュー作『食堂かたつむり』が、大ベストセラーとなる。その他に、『喋々喃々』『にじいろガーデン』『サーカスの夜に』『ツバキ文具店』『キラキラ共和国』『ミ・ト・ン』『ライオンのおやつ』『とわの庭』など著書多数。

「2021年 『グリーンピースの秘密』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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